三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

いよいよ北海道を離れる日が来た

 5月18日の早朝に熊本を出発し、すでに2か月が過ぎようとしています。その日の23時半出航の新日本海フェリーに乗船し、20時間の船旅後の19日夜に小樽港に到着し、その夜は新篠津の道の駅で車中泊して、北海道最初の夜を過ごしました。

(中央奥が私が滞在したラウベ(小屋という意味)です。写っている車は愛車です)


 20日の9時過ぎに岩見沢市のお試し住宅である栗沢クラインガルテンに行き、約2か月間の北海道生活が今年もスタートしました。
 クラインガルテンには6月24日までの滞在で、その間は登別温泉の地獄谷観光には行ったものの、ほぼゴルフだけの生活を送りました。

(平日だったので、ほぼ外国からの観光客だけでした)


 クラインガルテンに入った当日の午後からラウンドをはじめ、5月は12日間で11ラウンドを数えました。
 6月24日にクラインガルテンを退去し、隣町の栗山町にあるシャトレーゼ札幌というゴルフ場内のコテージに移動し、7日間の滞在という短い期間でしたが、隣のコテージに入居していたマレーシア在住の日本人老夫婦からマレーシアの生活の話をいろいろお聞きし、一気にマレーシアが憧れの地になってしまいます。


 老夫婦はリタイヤ後にマレーシアへ海外移住し、現在はゴルフ場内のコンドミアムに住んでいるそうですが、6万円の家賃を払うと、好きな時に好きなだけラウンドができるという夢のような話だったのです。


 機会があればぜひ行ってみたいと思っています。

(コテージの窓下から、北コースの1番パー5が見えます)


 シャトレーゼ札幌のコテージは栗山町のお試し住宅ですが、ホテルの温泉施設が無料で使え、ゴルフのラウンドは別料金ですが、アプローチ練習場などは無料で使えるというもので、ここもゴルファーには良い環境の移住体験施設でした。


 7日間という短い期間でしたが、町内のいろんな場所に行ってみて、それまで通過するだけの町だった栗山町の魅力を再発見しました。
 とくに日本ハムファイターズの栗山監督が作った私設野球ミュージアムが素晴らしく、有名野球選手の使った用具に直に触れることができ、野球好きには堪らない場所だと思いました。

 

(栗山監督の人脈で、本人たちから寄贈された実際に使われた野球用具が普通に触れてしまいます)


 7月1日からは、栗山町から北に70キロほど離れた砂川町の「ちょっと暮らし」の体験住宅に移りましたが、岩見沢と栗山滞在中の5月20日から6月30日の間に計28ラウンドをしてしまいます。


 特に今年は石狩平原CCの薄暮が3千円という安価な料金で楽天1人予約に出ていて、この期間に9回、砂川に来てからも2回も行って、今年のメインのゴルフ場になりました。


(石狩平原CCは西・中・南の計27ホールがあるゴルフ場です)


 さすがに短期間で10回以上も訪れると、ゴルフ場の方からも名前を憶えてもらえるというもので、滝川市民ゴルフ場に次ぐ北海道での準ホームコースになった感がありました。


 今年もゴルフ5美唄コースの年間友の会に入会しましたが、石狩平原CCに数多く通ったため、5月・6月のラウンド数はそう多くなく、7月に砂川に移ってからやっと日参することになりました。

(ゴルフ5はピートダイ設計のゴルフ場なので、池絡みのホールが多く強風がいつも吹いていて、風がハザードだと思い知らされるコースです)


 ただ、砂川からは滝川市民ゴルフ場も近く、後半はほぼ滝川に通ったため、ゴルフ5美唄コースでのラウンドは計8回に終わりました。
 しかし、それでも石狩平原CC・滝川市民ゴルフ場に次ぐラウンド回数でした。

(ラウンドせずともこの練習場を無料で使用できます)


 滝川市民ゴルフ場でのラウンドは計9回となりましたが、それ以外にもラウンドを入れていない日はほぼ毎日のように練習に通いました。
 このゴルフ場は無料で練習場を開放してあり、誰でも受付などすることなく練習することが可能なのです。
 練習に行くと、同じように通っているゴルファーも多く、アプローチ練習場やパター練習場で熱心に球を打っている方々を見かけました。
 こうした営利を優先しない営業方針には頭が下がり、公営のパブリックコースという良さが出ています。


 地元の方々とも知り合いになれ、来年もぜひ北海道にやって来たいと思う大きな理由になっています。


 今は午前10時過ぎですが、荷物の車への積み込みもほぼ終わり、風呂やトイレの掃除も完了しました。
 残るは部屋の掃除ですが、掃除機をかけようとしてクリーナーのヘッド部分がないことに気づきます。
 昨日、車内の清掃をした際に外したのですが、車内に置き忘れ、その上に荷物を置いてしまったようで、これからヘッド部分を捜索することになってしまいます。


 12時に市役所の担当者がやってきて退去のチェックがあり、その後は市役所に行って使った灯油代金の支払いをすることになるようです。
 この砂川住宅の使用料は1泊千円という安価ですが、光熱水費は別になり、水道や電気代は後日の検針後に自宅に請求書が送られてくるそうですが、ガスと灯油代は現地精算になり、どちらかは業者に直接支払い、どちらかは市役所で支払うようになっています。

(砂川の住宅は完全な冬仕様の住宅で、北海道の冬の厳しさが垣間見れました)


 砂川の住宅には18日間の滞在でしたが、楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまうようです。
 この18日間のゴルフは13ラウンドを数え、北海道での通算ラウンド数は計45ラウンドになりました。
 滝川市民ゴルフ場の元専務からは「そんなに毎日ラウンドして身体が丈夫だね!」と呆れられますが、確かに身体の切れはなくともラウンド自体はルーティンになっている感があり、お休みの日であっても、午後からラウンドに行きたいという欲求は湧いてくるのです。

(毎日のようにソフトクリームを食べ歩きました)


 砂川市はスイーツの街つくりをしているようですが、北海道に来てこれまで以上に毎日甘いものを食べているので、身体がちょっと心配ではあります。
 熊本に帰ったら、節制をしなければと思っているところです。


 今日は小樽を23時半出航のフェリーに乗りますが、航海中は本州から離れた日本海を航行するためWi-Fiの電波が届かず、ネットが使えなくなります。
 つまり、明日の夜21時までは、ネットから隔離された環境になるため、日記のアップはできなくなるのです。
 ただ、船に乗って出航後の短い時間は、電波が届くかもなので、短い日記はアップするかもしれません。


 後は、熊本に帰るだけになりました。