三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

栗山駅に行ってみた

 夕方、買い物に行くついでにJR栗山駅に行ってみました。栗山駅はJR室蘭本線の駅ですが、室蘭本線は本線とは名ばかりの非電化の単線です。

(栗山駅を駐車場側から望む。モダンな駅舎だと思いましたが、奥の円形の建物を中心とした一角はJR駅舎ではなく、市のコミュニティーセンターでした)

(駅前は、すっきりとした雰囲気です。JRの駅というよりバスターミナルという意味合いが強いのかもしれません)

(駅前のバス乗り場。電車の本数より、バスの方がたくさんあるようです。乗り場だけでも3か所ありました)


 昨年は、岩見沢の栗沢駅から苫小牧駅まで乗車し往復しましたが、室蘭本線は廃線対象になっているとテレビのニュースで言っていて、当時の道知事が体験乗車したという光景が放映されていました。

(「本線」なのに一日7往復しかありません。)


 栗沢駅などは完全な無人駅で小さな駅舎でしたが、ここ栗山駅はモダンな駅舎で、コミュニティーセンター(正式には「カルチャープラザEKI」というようです)の管理の方に聞いたら、無人駅ですが日中は女性が常駐しているとのことです。


 外観だけで見ればまるで主要な駅のようですが、実際は一日に通る電車(電化されていないため正確には「電車」ではなく「ディーゼルカー」ですし、列車と書こうにも1両編成なので列にはなっていません)は数本という駅なのです。


 構内に入ってみました。有人駅の場合は構内へは入場券が必要ですが、無人駅なのでフリーに入れます。
 岩見沢方面へのホームに渡ってみましたが、連絡通路は立派な作りで、エレベーターまでついています。

(曲線で作られた建物で、廊下も緩やかな曲線になっていて、奥はカルチャープラザに繋がっています)

(まだ真新しい施設のようです。エレベーターもありました。)

(連絡通路も兼ねていて、螺旋状の階段は自転車を押して上り下りできます)

(連絡通路は綺麗に掃除されていました)

(岩見沢方面に向かう線路)

(こちらは苫小牧方面に向かう線路)

(電化されていない線路は、勝手な感想ですが、なんとなく風情があります)

(屋根付きの通路が乗り場まで続いていました)

(JRもバスのようにワンマンカーのようです)

(ホーム側から見た栗山駅の出入り口)


 その後、隣接のカルチャープラザEKIに行ってみました。ちょうど窓口にいたおじさんに声をかけて、いろいろ話を聞きました。
 駅はJR、カルチャーセンターは栗山町の管轄だそうですが、実際の管理はどちらも第3セクターが行っているようで、区別が難しいと言っていました。

(ファイターズの栗山英樹監督は、栗山町の英雄のようで至る所に看板や垂れ幕などがあります)


 構内の見学許可を貰い歩いてみると、2階ではピアノの練習の音が、1階では踊りのような音が聞こえてきて、町民の利用者が多いようです。
 構内には、絵画や彫刻なども展示されていて、文化の香りがするまさにカルチャーセンターなのです。

(木彫りの達磨のようです)


 この後、買い物をしてコテージに帰りましたが、途中にあるエコビレッジも撮影してみました。
 市が運営している分譲地のようで、南向きでそう大した積雪量がない場所だと町役場の方が話していました。
 建築条件に建物の色などの規制があるらしく、落ち着いた周りに溶け込むような大きな住居がいくつも並んでいます。

(一区画300~700㎡程度で分譲価格は300~500万円台ですが、かなりの区画が売約済みのようです)

(一見すると高級別荘地のような佇まいです)