三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

パチンコで痛い思いをした教訓の上でのゴルフ

私がラウンド時に目標にしているスコアは、まず80切りです。

スコアの目標を立てているのは、序盤にスコアを崩すことで、以降が投げやりなラウンドにならないようにするためで、第一の目標の80切りが達成できなそうなときでも、第二の目標である90叩き回避を設定することで、投げやりなラウンドになることを防ぐようにしています。


以前は、スタートホールなどで大叩きすると「今日は練習だ!(いつも練習なのですが、、、。)」とばかりに普段とは違ったクラブ選択をしたり、パー5のホールで無理攻めを行ったりすることで、ますますスコアを崩してしまっていました。


そのため、終わってみると「大叩きのホールは別にして、それ以降のホールでもう少しスコアを纏めていれば、、、。」という反省点も多かったのです。


例えば、トリプルスタートであっても、まだ3オーバーであり、次ホールから頑張ればまだ80切りには4打も余裕があるはずなのに、次以降のホールで無駄なスコアロスを重ねて行っていたのです。


話はまったく異なりますが、以前ハマっていたパチンコで大負けするパターンは、最初の台で粘ったあげくに玉を呑まれた後の追加投資にあったのです。
一発逆転を念じて、ギャンブル性の高い台に移動して、それまでの投資額以上の追加投資を行い、結果として大負けに繋がる失敗を繰り返していました。
つまり、平常心を忘れて、熱くなってしまうことで、大負けしてしまっていたのです。


ゴルフも同じで、大叩きしても次のホールのティーからは、スコアはいったんリセットされることになります。
このリセットされるときが分岐点で、熱くなって「練習だ!」とばかりに無謀な攻めをすることは、パチンコでのギャンブル台に移動しての追加投資と同じだと思ったのです。


それを防ぐためには、まず大叩きしたホールでも最後まで雑なプレーをしないようにして、1打でも少ないスコアでホールアウトできるように頑張るように心がけました。
トリプルパットもバーディーパットと同じように、慎重にラインを読んで打つという意識を高めました。
トリプルになりそうなホールをダボで抑えるためのパットは「-1打」であり、そのパットにはバーディーパットと同じ価値があると考えたのです。


ゴルフのスコアは積み重ねであり、目の前の1打を疎かにしないような癖をつけるべきだと思っています。


ゴルフのラウンドでは、18ホールという中で必ずピンチのホールが訪れます。そのピンチでいかにスコアロスを少なくするかが、結果的にトータルスコアに影響を及ぼすのです。
300yのビッグドライブも1cmのパットも、スコアでは同等の1打であることは誰でも分かっていますが、それはトリプルボギーパットであっても同じことなのです。


どうしても大叩きしてしまうと、同伴者の手前プレーを急ぐ傾向にあります。急いだ結果、雑なプレーになり、よりミスを重ね、余計に時間がかかってしまうことは誰でも経験したはずです。
大叩きしたとしても、たかだか3打や4打程度の違いでであり、1打に5秒かかったとしても時間にしてもそんなにはないはずです。


ミスが出た際は、いったん深呼吸して、普段のプレーと同じような意識で次のプレーに取り組む方が、ずっと時間短縮になるのです。


パチンコはもう30年以上も前に、懲りて止めましたが、今でもときどきCS放送でパチンコ番組を見ています。
パチンコに行きたいとは思いませんが、過去の痛い思いをゴルフの教訓に出来たらと思っていて、そうなれば無駄だった投資額も少しは生きるかなと思いました。