三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日は糸島市に移動した

糸島市は福岡県の西部に位置する都市で、玄界灘に面した落ち着いた町です。
今日は熊本から3時間半かけてやってきました。
やってきた目的は、明日から始まるLPGAステップアップツアーの開幕戦であるラシンク・ニンジニア/RKBレディスのボランティアをするためです。


昨年もこの大会でのボランティアを経験していて、今年もボランティア募集の案内が来ていたので応募したのでした。
RKBレディスは、一般の観戦ができない大会ですが、ボランティアだと堂々と身近で選手のプレーを見ることが出来ます。


ステップアップツアーも昨年から制度改正で賞金ランキング制を取り入れ、年間の賞金ランキング1位には、次年度のLPGAツアーのリランキングまでの参戦権が与えられます。


昨年はこの大会で優勝を果たした福山恵梨プロが谷河枝里子プロと熾烈な賞金女王争いを最後まで展開し、最終戦で谷河枝里子プロの1位と今年度のツアー参戦権が決定しました。
ステップアップツアーの賞金女王になった谷河プロの年間獲得賞金が2千万円を超えるということからも、ステップアップツアーの充実ぶりが改めてクローズアップされました。


RKBレディスは2日間大会のため、優勝賞金は270万円になり、3日間大会の優勝賞金360万円より劣りますが、アマチュアの私からすれば、2日間ゴルフをラウンドして270万円も貰えていいなというのが正直な感想です。


もちろん、貰えるのは1人だけですが、ステップアップツアーといえども、アマチュアから見れば高額な賞金を得れるのも、女子プロゴルファーの人気の高さの証明なのでしょう。


2日間大会は予選がなく、全員が2日間ラウンドし、上位50位までに賞金が配分されます。
昨年は46位タイに7人が並び、その獲得賞金は69,000円というものでした。


旅費や宿泊代のほかラウンド代も必要で、必要経費に足りるのかな?という微妙な金額ですが、54位タイ以下の54人には1円の賞金も配分されず、赤字になるという厳しいプロの現実がそこにはあります。


明日と明後日のボランティアの業務はスコアラーに決まっています。スコアラーは人気の業務で、1組3人のラウンドにスタートホールから付いて、3人のスコアをスマホのアプリを利用したスコア速報画面に入力していくものです。


1打毎のライ、例えばフェアウェーかラフか、はたまたバンカーかなどを選択し、グリーンに乗っているかどうかも見極め、入力していきます。
LPGAツアーと同様なシステムですが、ステップアップツアーに参戦している選手のスタッツ(成績)もLPGAのホームページにアップされていて、このボランティアの入力したデーターが反映されることになります。


明日は朝6時40分集合になっていて、早起きしなければなりません。
選手たちも朝早くから会場入りし、なかにはキャンピングカー仕様にしたワゴン車に乗ってやってくるプロもいて、毎週全国各地を転戦するツアーの過酷さが垣間見えます。


来年ののレギュラーツアー参戦を夢見て、100人余りの選手がまず2018年の開幕戦を戦うのがRKBレディスです。