今日もくたくたに疲れる
今日の熊本は朝方が雨で、ボランティア3日目のLPGAツアーのバンテリンレディスオープンのボランティアのために自宅を出発した頃は細かい雨が降っていました。

(熊本空港CCの入口にはバンテリンレディスの看板がありましたが、帰る際にバスの中から撮ったので、正面からのものではありません)
今日も昨日同様、菊陽町役場横のグランドに車を駐車し、シャトルバスでゴルフ場へ向かいましたが、まずバスの停車位置から急な上りがあり、ここを上がって行くだけで疲れてしまいます。

(息切れする急坂。これも帰りのバス内から写したので、ガラス窓で反射しています)
今日の業務は第一希望のスコアラーでしたが、スコアラーは選手と一緒にコースを歩き、1組3人のスコア以外にもスタッツという選手個人のデータ収集の基礎になる1打ごとの結果をスマホのアプリに入れて行く仕事です。
選手と一緒に歩けるため人気が出て、以前は希望すると3日間共にスコアラー業務が割り振られていましたが、最近は3日で1日だけということになっています。
人気と共にスコアラーの質は低下しているようで、そもそもゴルフ経験者という条件が付いてあるのに、素人のような老人が入って来て、これまでだったら考えられないようなミスやとんでもない動きが出てしまっています。
最初に組の割り当て抽選がありますが、係から「昨日もお願いしましたが再度お願いします。グリーン内へは絶対に立ち入らないでください。選手からLPGAへクレームが来ています」と注意があり、スコアラーがグリーン内へ立ち入るというケースが初日2日目と立て続けに起こっているようでした。
配布される注意事項にも書いてあるし、本来の役割からも選手のプレーの邪魔をしないような位置取りや動きが求められますが、そもそも論としてゴルフのマナーが何たるかもわからない素人が単に選手に近寄れるという目的でスコアラーを希望すると、こうした事態になってしまいます。
抽選の結果、昨日のように「1番が当たり」の時は22番なのに、今日は望んでもいない1番籤を引いてしまいます。
1番は今日は7時半スタートなので15分前には1番ティー横で待機する必要があり、説明と籤引きが6時半から始まったので、7時には終わってほしいというのが希望でした。
ところが、無駄な質問をする人が数人いて、そんな個別の特殊事項を延々と主張されても時間の無駄だと思いましたが、年寄りは嬉々としてその説明を始め、私は先を勧めましょうと係に促したほどです。
この老人の主張は、スコアラーはスマホのアプリに「スタート」のボタンがあり、係からは「スタートのアナウンスがあったら押してください」と説明があっているのに、「昨日はアナウンスがあってもキャディーが打たせなかった」と言っていて、だから何なの?と思ったものです。
昨年までは「オナーの選手が第一打を打ったらスタートボタンを押す」と説明があっていましたが、これだとばらつきが出るため、アナウンスはスタート時間に合わせて選手紹介を始めるため、アナウンスに合わせた方が統一できると本部が判断し決めたもので、そこに個別の事案を主張しても意味なく、打とうが打てまいがそれは関係ないことで我々としてはアナウンスに合わせてスタートボタンを押せばよいという単純な話のはずです。
また説明があったことを聞かずに同じ説明を求める人もいて、こんなのばかりだからミスがたくさん出てしまうもので、ミスした者は本部で分かるはずなので、来年からスコアラーを割り振らなければよいのにと思ってしまいます。
業務中もスコアラーと本部とのやり取りが聞こえてきますが、選手のショットの結果をスマホのアプリに入れますが、フェアウェーなのかラフなのか見れば分かるはずなのに、「1番で真ん中に飛んだからフェアウェーと入力した」スコアラーが居たようで、1番や12番は飛びすぎるとフェアウェーが無くなりラフになるため、見れば分かるじゃんと思うものの、そんな人は真ん中なのにラフはおかしいというそれこそ凝り固まった頭で間違った判断をするようです。
結局、説明はグダグダと7時過ぎまで続き、私は慌てて準備に戻り、バタバタして1番ティーへ向かうことになりました。

1番スタートは1アンダー組で、永嶋花音・脇元 華・篠崎 愛の3選手の組でした。たいていの場合、3バッグは1人だけがスコアを崩すか1人だけが飛び抜けるかというケース多いように感じていましたが、今日の1組目は3人ともに好調で見ていて面白いラウンドになりました。
前半のアウトは、永嶋プロが2バーディーとスコアを伸ばし、脇元プロも2バーディー・1ボギーで1つ伸ばしましたが、篠崎プロは1バーディー2ボギーとスコアを落とし、3人のうち篠崎プロが置いて行かれるのかも思っていました。
しかし、後半の10番11番で篠崎プロは連続バーディーとなり、他の2人に追いつき、3人で好プレーを見せてくれました。
私は脇元プロと篠崎プロはある程度名前と顔が一致するプロ達でしたが、永嶋プロは名前も初めて聞くもので、全く知らないプロでした。
調べてみるとプロ入りは2022年の現在23歳で、賞金順位はこれまで100位内にも入れず、今年はQT21位でツアー参加資格を得たものの戦績は初戦から3試合連続予選落ちで、その後2試合続けて44位タイ49位タイとなっているほぼ無名なプロです。
昨年のステップアップツアーで1勝していますが、レギュラーツアーの壁に苦戦している1人のようですが、スタート前に知らないボランティアの1人が「あの子は良いですよ」と私に話しかけていて、どんな意味で良いのか詳しくはスタート前だったので聞けませんでしたが、私は雰囲気から明るく礼儀正しい選手かなと感じていました。
ずっと年配の男性と女性が付いて回り応援していましたが、ファンではなく家族のようで、終わってから3人で喜び合っていた様子が見えました。
今日は前半を2バーディーとし、後半は16番から怒涛の3連続バーディーを獲って通算6アンダーで初のベストテン入り(6位タイ)していましたが、途中では何度もボギーのピンチをロングパットを沈めたり、難しいアプローチをピンそばに付けたりと神がかり的なゴルフだったのです。
ちょうどテレビの中継では堀琴音プロが15番で奥に溢しアプローチが止まらずに2段グリーンの下まで転げた様子が映っていましたが、永嶋プロはもっと難しい奥のライから見事に寄せていました。

ラウンド後は3人からそれぞれボールをプレゼントされましたが、永嶋プロだけはサインが無くちょっぴり残念でした。
さすが脇元プロや篠崎プロはわざわざ「少し待っててください」と言ってアテストに行き、帰ってくるとサインボールをくれましたが、永嶋プロはアテスト前に「お世話になりました」と言って使っていた球をくれたもので、サインボールをプレゼントした方がより貰った方はうれしいはずです。
結局、優勝は佐久間朱莉プロが通算11アンダーで優勝しましたが、さすがに私が付いた1番スタート組は一度もテレビに取り上げてもらえませんでした。
ただ3人で今日だけでも15個のバーディーを獲っていて、その中でも永嶋プロはノーボギーでしたが後半はピンチの連続だったので、見る者をハラハラドキドキさせ、最後は3連続バーディーで締めるという離れ業は、もしかしたら一皮むけて今後が期待できるプロになれるかもしれません。
今後も永嶋プロには注目してゆきたいと思います。


(今日のチャオ。台所でボッーとしていましたが、声をかけるとこちらにやってきました)
^^