三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日もパッとしないラウンド

 今日も今週3連チャン目になる阿蘇ハイランドの早朝ゴルフに行ってきました。今朝の阿蘇地方は気温が下がり、零下1℃ほどで練習グリーンも凍り気味でしたが、実際のコースはホールによってコンディションが異なり、跳ねるかと思えば止まるし、跳ねないと思えば跳ねることになり、パット・アプローチ共に苦労してしまいます。


(練習グリーンも白く凍り付いていました。西の空に沈み切れない月が残っています)

(薄暗い中で阿蘇中岳の噴煙がシルエットのように浮かび上がっていました)



 前半はショットも当たらずに途中からショット練習しようと、ある打ち方を試してみましたが、チーピンが出始めてその打ち方は諦めることにしました。
 その打ち方とはフックを打とうと思ったからで、ティーアップを高めにしてヘッドを下から入れようと思いましたが、ちょうど卓球でのドライブを打つような形になったためドライブ同様に急激に落ちる球=チーピンが多発してしまいます。


 なぜフックを打とうと思ったのかは、やはり飛距離を出したいと考えたからですが、ドライバーが当たらないとセカンドはUTなどでとりあえずグリーン方向に打つだけのアバウトなものになってしまい、後は残りのアプローチが寄るかまたはパットが入るかどうかでスコアが決まるコースマネジメントなどないゴルフになってしまいます。


 ところが後半になり、太陽が昇って来るとなぜかショットが飛び始め、前半は8鉄で120yも飛ばなかったものが9鉄で残り130yをグリーンオーバーするようになり、ますます混乱してしまいます。


 結局はきちんと打てたかどうかで飛距離の幅があるのでしょうが、あまりの違いで使うクラブの選択をどうすればよいか分からなくなるほどでしたが、どうせ遊びだしそんなことで悩んでも仕方ないとすぐに開き直っています。


 もともとゴルフのショットは自分が思ったようにコントロールできるものではなく、出来ると思うのがそもそも幻想であり、その幻想から抜け出れなければ本来悩むべきものではない些細なことで悩むことになるだけです。


 私にとってのラウンド目的は、ゴルフ場に来ないと一日中家の中に閉じ籠って運動不足になるため、むりやり身体を動かすために来ているのが主目的で、ショットがどうだとかスコアがどうだとかは二の次で、終わって「今日も帳面消しができた」と思うのが本音です。


 こうした考え方は、たぶんに「アプローチの達人」の影響が大きいのですが、これはこれで「健康のため」にラウンドするという立派な考え方だと思っています。
 だからこそ、健康のためには普通に散歩すればよいのにラウンドしているため、その経費は安ければ安いほどよいもので、高額な料金をラウンドに払う価値は今の私には見いだせないのです。


 その上、ベッドの上で最期の時を迎えようとしている母を見ると、例え金持ちでも高学歴でもはたまたゴルフが上手いとしても、死ぬときは人間は「無」だと感じるもので、それらを一生懸命に追いかけることが果たして正しいことなのか、否、逆に他人に対してマウントを取るためだけだったら陳腐なことではないかと思ってしまいます。


(焼きサバ定食を食べ、温泉に行くのがラウンドとセットになっているため、ゴルフ場のクラブハウス改修が終わる来月15日以降は、果たして楽しみをどこに求めるのでしょうか?)

(温泉券がもらえるのは後2週間ほどの期間になってしまいます) 


 今日のチャオ。今日は手抜きで静止画です。