三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ドローとスライス

 今日の熊本は朝のうちは雨模様で、その後は雨は時々は降るものの概ね曇り空が広がる天気です。
 昨日の段階で、今日のラウンド時間帯の阿蘇ハイランドの天気予報は曇でしたが、今朝5時に起きて確認すると8時台と9時台に0.5㎜未満の雨予報に変わっていて、雨の中でのラウンドをされない「アプローチの達人」なので、私から「中止にしましょうか?」とlineを入れ、その提案通りに今日のラウンドは中止になっています。


 7時にゴルフ場へキャンセルの電話をしましたが、係員によると雨は「ボチボチ降っている」程度のようですが、私がキャンセルをお願いすると「そう思っていました。またよろしくお願いします」と言われてしまいます。


 さて、今週の火曜・水曜は菊池CCでのラウンドでしたが、ドライバーのティーショットでスライス球が一度も出ませんでした。


 火曜日は右へのミスは、2番・7番・9番・11番・12番と多かったのですが、2番は5Wで打ち右ラフ、7番はナイスショットがフェアウェーの傾斜で右に跳ねたもの、9番・11番・12番は当たり損ないで最初から右に出たというもので、いわゆるスライスして右に飛んだものではありませんでした。
 逆にフェアウェーキープも右を狙って戻したもので、スライスでのキープはありません。

 水曜日にいたっては、右へのミスは12番だけで、これは左への当たりを警戒して右を狙って真っすぐ飛んでしまったもので、フェアウェーキープもほどフックやドローでの当たりでした。


 スライサーの私がスライスが出なかった大きな理由は使ったティーがたまたまロングティーしかなく、ティーアップが必然的に高くなったからです。
 私は普段からリフトティーを愛用していますが、このティーは壊れないことが気に入っているためで、通常はノーマルの長さを利用していますが先週のハイランドで凍結した地面から打った際に折れないはずのティーが2個も連続して折れてしまい、手持ちを探したら以前使っていてロングティーしかなく、仕方なくそれを使いました。


 ティーが長く、球の位置が高いといわゆる「つま先上がり」になり、このライからはフックが出やすいことになります。
 ティーが低いとヘッドをどうしても上から入れようとしますが、ティーが高いと逆に下から入れようとする意識になるため、必然的にフック球が出やすくなります。


 つまり、菊池でスライスが出なかったのはティーの高さが原因であり、それに合ったスイングをしたためにスライスが出なかったのでしょう。
 ただ右へ真っすぐ飛ぶミスが出ていたのは、ヘッドがインサイドから入りアウトサイドに抜けるイメージの打ち方になっていて、しっかり振り切らなければそのまま右にすっぽ抜けることになり、そうした傾向になっていたのでしょう。


 ティーの高さがほんの少し変わるとスイングが変わり、球筋も変わってしまうもののようです。
 ティーが低ければ、下からヘッドは入れられず、どうしても上から入れるイメージになりがちで、普段はそう打っているからスライサーになるのですが、ティーを高めにするといわゆる「煽り打ち」気味にヘッドが下から上に動いてしまい、ときどきチーピンみたいな当たりまで発生していました。


 菊池のティーには人工芝が使われているホールが多く、この人工芝の場合はティーが下まで刺さらないという欠点があり、天然芝だったら高さを調整できても人工芝ではロングティーはますます長めになっていることが、スライサーなのにスライスが出ない理由だったようです。


 今日のハイランドでロングティーを使用して同じようにな球筋になるか確認したかったのですが、今週はもうラウンドはなく、来週は寒波がやってくるようなのでラウンドできるかは全く未定です。
 もし、ラウンドできたら、確認してみようと思っています。