三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

旧パソコンのCPU換装は諦める

 今日の熊本は晴天ですが、元々からラウンド予定はない日だったため、朝から旧パソコンの整備をしていました。


 このパソコンは山形の次姉から送って来たNECのVersaProですが、CPUはceleron1005Mでストレージは320GBのHDD、メモリは2GBという今の時期としてはかなり低スペックなマシンでした。


 そのため、HDDを500GBのSSDに換装し、併せてWindowsを64ビット版に変更してメモリを8GBに増設し、できればCPUをcore i5に変更しようと思っていました。


 まずメモリの増設自体は簡単で、これは配達されて直ぐに確認のため裏蓋を開けましたがその際に元あった2GBのメモリを外し、2枚の4GBのメモリを付け替えることで既に終わっています。
 ただ32ビット機なので増設したメモリ計8GBは認識はするものの、使用できるのは4GBまでという制限がかかるため、4GB分は有効利用が出来ない状態でした。


 SSDは注文品がやっと昨日の夕方に到着しましたが、当初はクローン化して換装しようと思っていたものの、Windows10を32ビットから64ビットに変更するためにはクリーンインストールする必要があり、その際にはSSDの中身は初期化されるため、クローン化しなくても良いかなと考えました。


 実はクリーンインストールする際に「元の設定を引き継ぐ」を選択する方法もあるようでしたが、そもそもクローン化のためのソフトが上手く手に入らず、フリーソフトを使うことも考えましたが、どうせ次姉専用のパソコンにするのだから、真っ新の内容でもいいかなと思ったのです。

(まず古いストレージをパソコン本体から外し、枠からHDDを外しました)

(空いた枠に新しいcrucial社製のSSDをネジ止めし、パソコン本体に装着します)

(SATA接続位置は向きがあるため逆にならないようにSSDの裏表を確認し、赤枠の部分のSATAへ差し込んだ後に2か所のネジ止めで固定し簡単に終わります)

 真っ新のSSDにWindows10の64ビット版を入れるために、事前に作成していたウインドウズ10インストールメディアのUSBメモリを使い、BIOSからブート変更を行ってWindowsを起動しました。これを最初にしないとSSDの中身は空なので、当然ながらパソコンは起動しません。


 クリーンインストールは時間は少しかかったものの、それは次姉のマイクロソフトアカウントなどを新規で作った関係上、山形に住む次姉の手元のスマホに確認用の数字が送られていて、それを次姉から教えてもらう必要があったのです。

(無事にOSは64ビット版に変更されていて、メモリも実装の8GBに変わっています)

(こちらは64ビット版にクリーンインストールする前の情報。32ビット版なのでメモリは8GBのうち4GBしか使えていません)

(Diskinfoのアプリで、SSDの状態を調べました。確かに新品のものでした)

(CPU-Zアプリでもメモリ情報は、8GBのデュアルチャネルと表示されています)


 最後のCPU換装ですが、ネットで調べるとかなり大変そうなことが分かります。


 もともとNECの機種には様々なものがあり、簡単にCPUまで辿り着けるものもあれば、ほぼ全バラしないとCPUに辿り着けない機種もあり、次姉のパソコンがそうでないことを祈っていましたが、裏蓋を開けた際にストレージやメモリは簡単にアクセスできるのに、CPUには少なくともパソコン枠を外さなければ到達できないことは分かっていました。

(裏蓋を開けて、これだけのネジを外し、表のキーボードも外す必要があります)


 あるネットのブログに同機種のCPU交換方法が載っていて、それを読むと全バラ(全部バラす)して基板を取り出しての交換になるようで、交換まではやってやれないことはないものの、果たして元通りに戻せるかは私のレベルでは不安になりました。


 私が危惧したとおりに一番面倒な作業になり、途中で各種フラットケーブルやソケットを慎重に外す必要がありますが、1つでも壊すと部品ごと交換する羽目になってしまいます。


 全バラするのは簡単ですが、元通りに組み立てることが大変で、私だと途中で訳が分からなくなる恐れがあるのです。

 

(左が古い状態での起動時間で右が新しい状態での起動時間。大きく改善しています)


 一応、パソコンの立ち上げ時間を測ってみましたが、以前と比べるとかなりの短縮になっていて、YouTube視聴やナンプレの練習などでは全くストレスはかからないため、今回はcore i5を中古で購入済みですが、CPU換装は諦めることにします。


 Windows10は2025年の10月14日にマイクロソフト社のサポートが終了してしまいます。現在はWindows11に主流は変わっていますが、次姉のパソコンは11へのアップグレードには対応する機種ではないため残り2年間の使用期限になります。
(※無理やり11にアップグレードする方法はありますが、とりあえずサポートされる2年間は10を使った方が良いと思われます)


 このパソコンでたくさんのナンプレの練習問題を解いたり興味のあるYouTube動画を視聴したりすることで、ネット社会への順応性を高めてもらいたいのです。