最終組のスコアラーになる
今日も昨日に引き続き、KKT杯バンテリンレディスオープン2日目のボランティアのため早朝4時に起きて出かけて行きました。
自宅を4時50分に出発し、駐車場の県家畜市場を経由してボランティア本部に到着したのが集合時間の20分前になる5時50分頃でした。
(スコアラーの抽選が6時20分からあるため、今日は早目に自宅を出ました)
今日の業務はスコアラー業務なので、6時20分に36組のどの担当になるかの抽選があり、引き当てた番号は「18」でした。
(今日の組み合わせ表。まだこの時点ではどの組の担当になるかは分かりません)
(抽選くじで決まったのは最終組の第18組でした)
組み合わせ表を見ると、18組はアウトスタートの最終組で、6アンダーの鈴木愛・5アンダーの西村優菜・4アンダーの植竹希望という首位を争う組に当たってしまいます。
担当者からは、優勝争いなので注目されるためスコアの間違いがないように特に注意されますが、スタートが10時20分と遅く、延々と4時間も待つ羽目になりました。
今回からスコアを入力するスマホ型の機器が変更になっていて、3月のRKBレディースで使ったものとはアプリも機種も全く違っていました。
(スコアラーの道具は、スコア入力用のスマホ型の機器とインカムです。機器は組毎の専用になっていて、私は18組担当なのでNo.18の機種を使います)
このスマホでは練習モードで入力の練習が可能なので、時間はたっぷりあるし、いろんなケースを想定して入力の練習をしましたが、以前の機種より進化していました。
画面右下のピンク部分を触るとその時点のリーダーボードが表示されるし、真ん中のオレンジを触ると担当の3人の個別のスコア表が表示でき、9ホールが終わった際にその画面をそれぞれの選手に確認してもらう「ハーフチェック」があります。
これまでは口頭で「イーブン?」「1アンダー」などと尋ねていましたが、スコアが悪い選手はさっさとクラブハウスに帰ってしまったり、返事もしないような選手もして、スコアチェックがなかなか大変でしたが、今日の3人はそれぞれ快く確認してくれました。
前半は、植竹プロが3アンダーと伸ばして首位タイに立ち、前日単独首位だった鈴木プロは1オーバー、西村プロも1オーバーでしたが、後半になると西村プロが4バーディーと爆発して、通算8アンダーで単独首位に立ちました。
植竹プロは、後半は伸ばせなかったもののイーブンで纏め、通算7アンダーは単独2位になる成績でした。
鈴木プロも後半は1バーディー1ボギーと伸ばせず、今日は1ボギーの通算5アンダーに後退しましたが、首位と2打差の3位タイになっています。
3人のゴルフを見ていて思ったのが、スコアを伸ばした2人は植竹プロが切れのあるショットに対し、西村プロの安定した内容のゴルフで、スコアを伸ばしたのは当然という内容でした。
反面、チャンスでのパットが決まらずショットも不調そうな鈴木プロが、スコアを大きく崩さないところに凄さを感じてしまいます。
何度かピンチだと思えたホールでしぶとくパーを拾っていくのを見て、その目立たない技術の高さに感心したものです。
ボギーになりましたが、14番パー4でドライバーショットが左に飛び、木の根元に止まっていました。
私は木の右へはスイングするとクラブが木に当たるし、左は木々が茂り当たれば左の凹みに転がって大叩きになると思い、いったん右のフェアウェー側にちょこんと出すのかと思ったら、果敢に木の左からスライス気味の高い球を打って前方の木々を抜けて打っていました。
残念ながら距離が足らずにバンカーインになり、バンカーショットは寄らず難しいラインの5mほどのパーパットが惜しくも入らずのボギーになりましたが、ショットの質が高いと感じました。
ハンドレート気味のアプローチもしていて、これは普通に見ていても分からないもので、大きなフォロースルーで短い距離を打っていたため、そうだと分かったものです。
最終組なので、ボランティアの業務としては遅いもので、ボランティア事務局に帰るとほとんどのボランティアはもう居なくなっていました。
荷物を抱えて帰る足取りは重いのは、疲れたためです。
(バス乗り場までのルートは16番と17番の間を南に向かいます)
(ダラダラとした上り坂が疲れた脚に堪えます)
(17番グリーンが見えてくると、南出口も近くなります)
18ホールを歩いたため、今日はかなり疲れてしまいます。駐車場の県家畜市場へのシャトルバス乗り場までが遠く、ゴルフ場を縦断する必要があり、帰りの足取りは重かったものですが、明日はまたフォアキャディー業務なので、少しは気楽になりそうです。