他人のスコアを付けるのは義務ではない
さとさんという初めて書き込みされた方からです。この方のコメント全文は、コメント欄で確認してもらえればよいのですが、返信を書こうと思ったけど長くなりそうだったので、本文で記事にさせていただきます。
私は、以前に主張していた意見が変わることも多々あります。例えば、OKパットしないという考えから現在はOKパット推進派に変わっていることは、最近の記事でその理由を書きました。
https://yupon2102.muragon.com/entry/1018.html
私の過去のその記事を改めて見てみると、少し過激な表現にはなっているように思いますが、それに反応されたのであれば申し訳ないことだと思います。
その方のコメントを読んでみると、共感できる部分も多いのですが、「同伴者のスコアもつけることがマナーだと話しています」とあり、これについては「マナーかな?」と今でも疑問に思っています。
せっかくなので、コメント全文(太字の部分)とそれに対する私の意見(⇒部分)を掲載させていただきます。
私も一人予約のヘビーユーザーです
⇒ さとさん、コメントありがとうございます(^^)
私はその考えには同感できません
⇒ 同伴者のスコア記入はマナー(義務?)だという意見をお持ちということですね?
一度限りであってもいつもの仲間であっても一緒にゴルフする方にはリスペクトが必要だと考えてます
⇒ この意見には大いに同感です。私が記事にして言いたかったのは、まさしくこの部分です。
自分のプレーにいっぱいいっぱいのレベルのうちは仕方がないですが、
私が問題にしたのは、グリーン上でそれぞれがスコアを申告しているのに、わざわざカートに戻って改めて他人のスコアを確認する行為です。
ときどきこの行為が、同伴者への配慮を欠くものでないかと気になっています。
私は後日もスコアカードを見直してその方の良いプレーを思い出したりしています
⇒ そうされていることにも否定はしません。その日のラウンドを振り返り、反省することは重要です。
しかし、後日になってスコアだけ見て他人のプレーを思い出せるレベルであるなら、それなりの上級者でしょうから、いちいち記録しなくても記憶出来ているのではと私は思います。
同伴者がいらしてこそゴルフは楽しいのではないでしょうか
⇒ 私は1人でのラウンドも楽しいと思えるゴルフ大好き人間ですが、もちろん、同伴者がいればその楽しさが倍増するというものです。
味気ないと思われることについてはあなたの考えなので否定はしませんが、それについては個々人の考え方によると思いますので、一概にそうだとは決めつけない方がよいのではと思います。
自分のスコアしかつけない友人は自分のプレーに関する話に夢中で同伴者のプレーを褒めたりできないことがとても気になります
⇒100切り90切りが出来ないレベルだと、そこまで要求する方が無理だと私は思います。
後で同伴者が自らのプレーを嘆いたり、自慢したりするのもゴルフの楽しみの一つであり、私はそんなときはその方の1打目からショット順に褒めたり、あのミスが惜しかったですねと話を合わせるようにしています。
こうしたことも、同伴者への気配りだと思います。
彼女にはプレーに余裕ができたら同伴者のスコアもつけることがマナーだと話しています
⇒ その方にまだ余裕がないのであれば、まず自分のプレーをしっかり振り返れるように、細かくメモることは私だったら勧めます。
そうして、自分のプレーをスタートホールから順に頭の中で振り返ることができるようになったら、ゴルフレベルがシングルクラスに上がるはずです。
書き込まれたコメント全文と私の反論(?)は以上ですが、同伴者へのリスペクトは大事でも、マナーが欠如した同伴者がいるのも現実です。
以前、所属クラブの月例で、実際にあったできごとです。
お一人は、HDCP6というシングルさんでしたが、スタートホールでミスが続き、トリプルを叩かれてしまいました。
グリーン上で「トリプルです」と申告された声は私には聞こえましたが、カートに戻って別の同伴者が「〇〇さん、スコアは?」と尋ねられたのです。
その方は嫌そうな顔をして「トリプルです」と答えられました。
そのシングルさんは、その後は持ち直されたように見えましたが、5番でもボギーオンして3パットするというダボを打たれ、かなりカッカ来ていたように見え「ダボ!」と申告されました。
すると、カートに戻ってからさっきの同伴者が「〇〇さん、スコアは?」と前の席のシングルさんに尋ねられたので、さすがにまずいと思い、私の横に座っていたその方に指を広げて「6」だと示しましたが、それでもまた声に出して聞かれたのです。
確かに月例という競技なので、スコアをしっかり確認することは重要ですが、本人が申告していないならまだしも、きちんと申告されているのに、それを聞かずに改めて確認することは、次のホールに向けて気持ちを新たにしようとしている同伴者にいわば傷に塩を塗り込むような非紳士的な行為だと思いました。
こうしたケースはありがちで、尋ねる本人にとっては「何が悪い」というものでしょうが、そこには同伴者へのリスペクトの気持ちがないのではと私は思います。
この場面でもスコアを知りたいなら、他の同伴者にそっと確認すれば済むことで、他人の前でプライドをへし折るような聞き方には配慮が欠けた人だなと思ったのです。
私もそうですが、大叩きしたホールの後は、そっとしていて欲しいというのが本音です。本人は一生懸命に次へ気持ちを切り替えようとしているところに、「スコアはいくつ?」と改めて確認されるのは、無神経な人だなと思うものです。
知らない者同士が集う1人予約だからこそ、こうした細かい配慮が必要ではないかと私は思っています。
こうした配慮が足りないゴルファーほど、ティーショットの際に真後ろに陣取るケースが多いというのは、年間150ラウンド以上する私のこれまでの経験上から言えることです。
要は、義務と思うから無神経な行為を平気で行うのであり、スコア付けを義務ではないと思っていれば、わざわざトラブルのタネを撒かずに済むはずというのが私の意見です。