三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

酷いショットだけなのに、、、

 今日は「アプローチの達人」が予約した阿蘇ハイランドの早朝枠に私を同伴者登録してもらったため、早朝から阿蘇に行ってきました。

(阿蘇五岳の杵島岳の上方に三日月が浮かんでいて、阿蘇中岳の噴煙は横に流れているようです)


 阿蘇の日の出が6時35分とかなり早くなりましたが、トップスタートの予約はまだ7時23分になっていて、達人とさすがにさっさと回ろうと6時50分にティーオフしました。


 予約のスタート時間まで待っても何も良いことは無く、ゴルフ場にとっても早めのスタートは後続組の進行にも好影響を与えるはずで「スタート時間を厳守するのはルール」などという凝り固まった考えは競技ゴルフの時だけに留めておく方が無難だと思います。


 時々、先行組が誰もいないコースの前でスタート時間まで待つような光景を見ますが、自分たちだけならまだしも、後続組が2~3組待っているのにスタート時間厳守などということでスタートしないのははた迷惑だということです。


 コースが空いているのにスタートしないのであれば、待っている後続組をパスさせるべきで「待って何の意味があるの?」と質問したいほどで、大勢のゴルファーが集まる一般的なコースでは、前が空いていて準備が出来たらスタートするのはコース側から止められていない限り阿蘇ハイランドのようなパブリックコースでは私は当然なことだと思っています。



 相変わらずショットは酷くドライバーショットは飛びませんが、その飛ばないことがフェアウェーキープ率の高さに繋がっているのです。
 結局、ゴルフはどれだけ条件の良い場所からグリーンを狙えるかであり、そこが少々距離が残っていても届くクラブがあれば打ちやすい場所の方が絶対に良いはずです。


 その例として、残り60yの斜面のラフと残り120yの平らなフェアウェーの比較だと思えばよく、残り60yと残り距離は短くとも打球のコントロールがし難いラフに併せ上手く当て難い斜面からのショットより、倍の距離であっても平坦なフェアウェーのほうがグリーンを狙う難易度的には格段にフェアウェーの方が易しいはずですが、一般的なアベレージゴルファーはグリーンの近くが有利と勘違いするもので、とにかく先へ先へとただ猛進するゴルフになりがちです。


 つまり、練習場でPWで120y飛ぶと自慢している人は残り120yを残せば簡単でしょという意味で、練習もできない斜面のラフから中途半端な距離を打てるわけはないのは当然なのです。
 結局は、セカンドで無理せずボギーオンを目指す「ボギーなゴルフ」を徹底すれば、常にパーパットが打てるため時々はナイス寄せ1パーが取れ、90切りは黙っていても自然と達成できるものです。


 ショットが飛ばないこともあなたの特性であり、それを逆転の発想でOBなどに繋がらない安全なショット力だと思えばよいだけです。
 飛ばなくて曲がる人はそうおらず、それは球が曲がるためにはヘッドスピードが必要になりサイドスピンをかけなければ曲がらないという事実があるからです。


 プロのようなショートゲーム力は必要なく、アプローチはグリーンのどこでも良いから乗せて、そこから2パット以下でホールアウトすることを徹底するだけです。
 つまり、このことから最も大事な技術はグリーン上のパット力で、距離を合わせる感覚は絶対に必要になります。


 ショットなんてとりあえず前に飛びさえすればよいだけですが、それをいうと飯の種を失う人も出てくるため、あまり大きな声では言えません。
 フォームなども人まねせず自分の思ったように振ればよく、当たれば誰でもそこそこ飛ぶように作られているのがゴルフの道具なのです。


 ドライバーで50y先のグリーンに打って止めるのは誰でも難しいとは分かっているはずで、それはドライバーを使うと50y以上は飛ぶことが理解できているからです。
 つまり、50y打ちたくても嫌でも50y以上飛ぶようにドライバーは作られているため、逆に短い距離を打つのが苦手なクラブなのです。


 そのドライバーでマイナス250yも打つ人も多く、それはOBと言いますが、いくら飛距離自慢でも「OB=マイナスの飛距離」になるため、OBは避けれるものなら避けたいミスになります。
 飛距離が出ないなら大きなミスショット=トップや当たり損ないでない限り、OBには届かないのです。


 OBが出ないドライバーショットを持っているのが飛距離に悩むゴルファーであり、せっかくの武器を有効に生かせず、逆にOBの恐れのある飛距離を求めているから本末転倒になってしまうのです。


 ここで正直に言うと、「ボギーなゴルフ」はつまらないゴルフであることは間違いありません。
 ボギーオンしかできず「入ればパー・外せばボギー」を18ホール繰り返すのは楽しいとは言えないゴルフになります。


 「OBが連続で出ても振り回した1発が当たればそれでいい」というゴルフはきっと楽しいだろうなと思いますが、それは初心者であってスコアを求めるためにはそうした爽快感など必要なく、終わってスコアを計算して「ニヤリ」とするくらいか、スコアだけ見て周りから「お上手ですね」と褒められるくらいです。


 そしてそうした80台や70台のスコアに慣れたら、そこから方向性をどうするかを考え、自分の目指す姿を求めて行けばよいだけです。
 学校の勉強も「基礎からコツコツと」と言われたはずで、ゴルフもまずスコアという基本を出せるようになり、それから応用としてプロのような技の真似をすれば良いのにと私は思っています。



 今日のチャオ、周りに兄など数人がいて、どちらに媚びを売ればよいのか分からない顔をしています。