三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

私のバンカーでの工夫

 今日の熊本は昨日に引き続き快晴の空が広がっています。当初は阿蘇ハイランドの早朝枠を私が予約していましたが、水曜日の降雪でゴルフ場は昨日からクローズになっていて、残念ながら今日のラウンドは中止になっています。


 今朝なんとなく感じたのが水道水の温かさで、昨日までとは若干違うように感じたのは気温が上がってきたせいなのか、はたまた気のせいなのか分かりませんが、熊本市の水道は地下水利用なので、もしかしたら地下水の温度が上がっているのかもしれません。

(今日の金峰山の風景。金峰山は外輪山を持つ休火山です)


 もしそうだとすれば良いことではなく、地中の温度が上がる=火山活動の活発化であり、近くの金峰山も休火山なのでいつまた活動してもおかしくは無く、対岸の雲仙普賢岳の噴火は1990年だったのでまだ記憶に残るところです。

(金峰山と普賢岳や阿蘇中岳との距離は普賢岳のほうが近い距離にあります)


 最近は地震に関するYouTubeをよく視聴しているので、こうした中央構造線の西端に位置する熊本の地震発生のリスクもよく聴いており、災害前には「宏観(こうかん)異常現象」と呼ばれる「地鳴り・地下水や温泉の水位の変化・水質変化・動物の異常行動・通信機器の異常」など様々な有感地震の前兆として観測されるものもあり、水道水の温さもこうした宏観異常現象に当たるものではないかと思ったのです。


 さて、バンカーショットは、私は通常のショットとは違うと思っていて、少し工夫を入れています。
 具体的にその工夫とは、ガードバンカー・フェアウェーバンカー問わずに、ショットの際に右足裏を目繰り上げないという点で、いわゆる「ベタ足」で打つことです。


 最近はラウンドの撮影をしていないため、以下は過去の動画の中での画像ですが、スタンスのうち右足の踵に注目して見ると、右足の踵が上がっていないことが見て取れます。

 なぜ右足踵を上げないかという理由は、反対になぜ右足踵を上げるのかという理由から考えるとその逆だからと考えているからです。
 通常のショットでは、その持っている番手の距離をしっかり出そうと考え、右足つま先で地面を蹴って身体をしっかり回そうと考えています。

(阿蘇ハイランドの16番パー4の左ラフからの8鉄でのセカンド。しっかり振るため右足つま先でしっかり地面を蹴っているため、フィニッシュでは右足踵は捲り上がります)


 つまり飛距離を出すために「地面反力」を使っているのですが、これをバンカーという地面より脆い砂の上でやってしまうと砂の中に潜り込もうとする力に変わってしまい、結果的に身体の沈み込みが発生してショットの安定性が損なわれるのです。
 そうなるとダフることになり、バンカーでダフると大きく飛距離をロスすることになってしまうため、そのリスクを避ける意味でベタ足で打つようになりました。

 上の画像は阿蘇ハイランドの16番パー4の右バンカーからのショットです。先ほどの足裏を捲るショットと同じホールで左右の違いはあるものの、ほぼ同じような距離から先ほどは8鉄で打っているのに対し、ここではU6を使っています。


 地面反力を使わない分だけ飛距離が落ちるため、大きめのクラブをフェアウェーバンカーでは使うようにしています。
 ただ、16番は縦長グリーンなのでピン位置が違うため、一概に8鉄→U6ではないのですが、フェアウェーバンカーでは概ね2番手は違うクラブを選択しています。


 ガードバンカーでは飛距離は必要ないのでクラブは変えずにSWをほぼ使用しますが、ピンまで30yなど距離がある場合は右足の地面反力を、打ってからつま先ではなく足裏全体で砂面を押し込むように使うようにしています。

(右足踵は捲り上がっていませんが、距離がある場合は地面反力を足裏全体で使います)


 この地面反力の使い方は通常のショットでも実は使っていて、大きめのクラブを使った場合は抑え気味にしか踵は上げません。

(菊池CCの11番400yパー4はセカンドが打ち上げになるホールです)


 能登半島で大きな地震が正月に発生しましたが、大地震は日本全国どこで起こっても不思議ではなく、安全な場所などないのです。
 南海トラフ地震が発生すれば数十万人の死者被害が予想されていますが、この地震の発生確率は高く、「正常性バイアス」のおかげで今は誰もが平穏に暮らしていますが、もしその時が来ても慌てないように最低限の準備が必要なことは能登の大地震を見れば自明なことなのです。