三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ゴルフ場に行きたくなくなる

 今日も阿蘇ハイランドの3連チャン目ですが、昨日今日と全く楽しくないラウンドになってしまいます。
 その理由は、配慮不足の来場者で、昨日は練習グリーンで禁止されたアプローチをしたり、私の車に向かって素振りをするマナー違反がいましたが、今日は遅い4バッグなのに全く先を譲ろうとしない組に辟易させられたものです。


 今日も「アプローチの達人」との2サムで、練習場で練習しようと少し早目に1番ティー横に行き、パター練習をしているとクラブが1本忘れてあり、まだティーショット待ちの組に「忘れていませんか?」と尋ねると、1人が走って受け取りにやってきました。


 その時、前組の1人から声をかけられますが、その方は昨年8月に1人予約で何度かご一緒した小学校の先生でした。
 「1人予約ですか?」と私が尋ねると、「いいえ」と答えがあり、知り合い4人でのラウンドのようでした。
 私のブログも見ていると笑いながら言ってきて、達人とは面識はないはずですが、同伴者に「お上手な方なので先に行ってもらいましょう」と声をかけてくれます。


 当初は、我々のスタートはもう少し後だからといったんは辞退しましたが、同伴者に「2人共70台だから」と言いながら「見せてもらいます」とプレッシャーをかけられます。



 私がこのブログで、進行の速い後続組がやってきたらパスさせるというゴルフ規則のことを書いているのを読んだらしく、先を譲ってくれたもので、その好意に甘えさせてもらいます。
 本来は、追い付いた途中でパスさせてくれれば良かったのですが、第1打目からプレッシャーのかかるティーショットになったものの、どうにかフェアウェーキープになるショットで恥をかかずに済みました。


 その先生が「前も4バッグですが、パスさせてくれますよ」と言ってくれ、私もそうなるだろうと期待したものの、その期待はものの見事に外れてしまいます。


 1番は私のバーディーパットはカップ左に外すパー、達人は見事に1パットのバーディースタートになり、2番のティーに上がって行くとまだ前組はこれからティーショットするところでした。


 我々がグリーンが空いてからセカンドを打ってグリーンに向かい、2人で3回のパットを打っている間に、前組が打てる状況で1人もティーショットしていないことに「?」と思いましたが、もしかしたらパスさせてくれるのかなと思ったほどです。


 しかし、「先にどうぞ」と期待した声掛けはなく、4人が順にティーショットしていたので、パスさせる気など無い4人組かなと心配になりました。
 後ろでいろいろ所作を見ていると、準備や4人の連携などが悪く、誰もプレーしない時間が多いため、時間が無駄にかかってしまいます。


 後で気づいたことですが、どうやらティーショット前に打順決めで全員のスコア確認を行うためティーショットまでの時間がかかるもので、2番以降は常に我々が次のティーに行っても1人目がその後に打つという有様で、そのスロープレーぶりに段々と苛立ってしまいます。


 スコアは100叩こうとプレーさえキビキビとすれば、そこまでイラつきませんが、グリーン上でも誰がプレーするのか見ていて分からないような無駄な空白の時間があり、勘弁してよと思ってしまいます。

(スロープレーなのにパスをさせない前組のおじさん達。11番パー3で追い抜く際に撮影しました)


 3番パー4のティーでは、前々組のグリーンが終わる頃にティーショットが始まる始末で、我々は2番を終わって既にティー横で待機していますが、全くこちらを見ることもなく、悠々とプレーを続け、急ぐ様子を見せるならまだしも、その様子は皆無です。


 「遅いなら先を譲って」と思うものの、こちらから「先に行かせろ」というのはマナー違反になるため、「先に行かせろ」オーラを出しながら相手の気付きを待つ状態でした。


 しかし、腕前から「ゴルフ規則」の規定など知識に無いことはもちろんですが、こちらは全く見ないけど気にしている雰囲気は感じます。
 誰でも自分のプレーを注目されるのは嫌だろうし、我々の後ろは後続組が先を譲ってくれた先生方の4バッグで間隔は空いているので、常識のある人間だったら「気になるから先にやろうか」と仲間内で相談すると思いますが、そうした常識など皆無な4人だったのでしょう。


 結局、前半は7番のセカンド地点から前々組が9番の3打目地点に移動しているのが見え、完全に1ホール以上は前組が遅れていることが分かります。
 前半は諦めましたが、さすがに折り返しの10番ではトイレ設備もあるし、そこではパスさせてくれるだろうと淡い期待はしていました。


 9番を終わり、10番に向かうと前組のカートは10番ティー横にいて、まだ誰もティーに上がっておらず、待っていると思ってカートを後ろに付けると、我々を見ることなくティーに1人が上がって行ったので、こいつらはパスさせようという気など無いことがよく分かります。


 前組のカートまで行って4人のショットを横で見て、打ち終わってカートに乗る4人のうち誰かと目があったら「少し急ぐかパスさせて」と頼もうと思っていましたが、なぜか誰も真横に立っている私を一瞥することもなく、カートに乗り込んで行ってしまいます。


 これで益々怒りが湧いてきて、10番のセカンド地点からグリーンを睨んでいたものの、そこでも全く振り向こうともせず、それなのに急ぐ素振りもなく、相変わらずもたつくプレーの様子に怒りが頂点に達してしまいます。


 1人でカッカする私を見た達人が、「11番をパスして先に行こう」と言い出してくれ、11番で前組のショットが終わって動きだしたカートの後ろを付いて行きましたが、普通だったら我々のカートが着いて行く様子になにか驚くか振り向くかするはずだろうに、パー3のグリーンまでの半分でカートを止め、我々が後ろにいるのに横を空けるわけでもなく、2人が下りて球の方へ歩いて行く有様です。


 紳士的に達人が「先に行きますのでごめんなさい」と前組のカートにいた2人に声をかけて抜きましたが、少なくとも私にはその返事は聞こえませんでした。
 
 結局、11番は我々はプレーせずに12番からプレーを再開しましたが、15番では前々組に追い付き、その後ろを付いて最後まで進行します。
 17番を終わって確認すると、抜いた前組は14番を終わって15番へ移動の途中で、15・16・17と3ホール以上も最初の前々組に差を付けられていたことが分かります。


 こんなマナーがない来場者のために無駄な時間を使わされ、併せて怒りでゴルフにもならず、楽しくもなんともない1日になりました。
 もう阿蘇ハイランドに行くのは止めようかなと思ったほどです。


(遅い前組を抜くため、11番はプレーしていません)