今日も島原まで昼ご飯を食べに行く
今日の熊本は朝方が雨の予報だったため、阿蘇ハイランドの1人予約は数日前にキャンセルにし、先週同様に島原市のシーサイドホテルに昼食と温泉の日帰り旅に行ってきました。
先週は、熊本フェーリーのプランだったので、往復をオーシャンアロー号という熊本港~島原港を30分で結ぶ高速艇に乗船しましたが、今回は熊本フェリーではなく、代わって同じ航路に就航している九商フェリーにも同様なプランが出ていたので、こちらを利用しました。
九商フェリーの行きに使ったのは、「レインボーかもめ」という2018年12月に就航した新造船で、速度はオーシャンアロー号に敵いませんが、船内は豪華仕様で綺麗でした。
(平日の昼間なので、乗船のみ客はほとんどおらず、この後に車両から移ってきたドライバーなどの乗客が20数名ほどいました)
(船内はとても綺麗で、船首にある特別室はソファーに座って外を眺めることが出来ます)
(乗船記念撮影用のくまモンが船長姿でソファーに座っていました)
ちょうど熊本港から出港する直前に、熊本フェリーのオーシャンアロー号が熊本港に入港してきたので動画で撮影してみました。
九商フェリーも熊本フェリーも、熊本港には後方から接岸し、島原港では頭から接岸するのは、乗船させた車両を方向転換無しでスムースに出すためです。
(オーシャンアローは双胴船ですが、この位置からはそれがよく分かります)
(後方から追い上げてくるオーシャンアロー号)
11時出航で12時到着のレインボーかもめに対し、10分遅れの出航で11時40分着になるオーシャンアロー号が海上で抜き去って行きます。
「後から来たのに追い越され~」と水戸黄門の主題歌のような状況でしたが、海上を疾走するオーシャンアロー号を撮影することができました。
(島原港に接岸したレインボーかもめ)
(上の2枚は先週撮影した「レインボーかもめ」の島原港入港の様子です)
今回もホテルからお迎えが来ていましたが、客は私たちだけで、迎えの人に聞くと今日のプラン利用者は我々だけだそうです。
12時過ぎにチェックインし、今回も前回同様にツインの和室付きの部屋でしたが、後でホテルのプランを見ていたら、普段でも食事付き3,300円(税込み)で出ているプランで、これに熊本フェリーや九商フェリーが乗船券をセットにして売り出したものです。
(ホテルはまだ建物自体は新しいようで、窓から海が見えて、中も綺麗でよい雰囲気です)
前回より30分ほど遅れての到着だったので、13時からの昼食前に温泉に行きましたが、あまりゆっくりできずだったものの、このホテルの売りである炭酸泉に二度ほど入りました。
炭酸泉は26度ほどなので、温泉で温まって入るとちょうど良く、今日はそこまで暑くなかく、炭酸泉だけでは身体が冷えるためで、温泉と炭酸泉に交互に浸かったものです。
食事は前回と同じ「花御膳」を選んでいますが、メニュー表で見ると1,650円(税込み)で通常でも提供されているもので、先にも書きましたがこのホテルでも温泉入浴と食事に5時間の部屋利用が3,300円(税込み)で利用できるプランがありました。
(食後のデザートはプリンでした。これに紅茶かコーヒーを選べます)
帰りは16時25分発のフェリーなので、16時にホテルの人から車でまた島原港まで送ってもらいます。
(今回もチェリー豆や、銘菓おたくさ、それに写ってはいないけど、九十九島せんべいと練り物の「じゃこ天」を買いました)
(船を待つ間に前回同様にソフトクリームを食べました)
帰りの船は、行きとは違って就航して満26年になる「フェリーくまもと」でした。九商フェリーは2隻が交互に運航しているもので、一便違えば「レインボーかもめ」でしたが仕方ありません。
こちらの「フェリーくまもと」はさすがに年季が入っているもので、オーシャンアロー号や「かもめ」を見た後では、どうしても見劣りしてしまいます。
(座席のカバーも色あせていますが、新造船と同じ料金だから、できれば「かもめ」に乗りたいものです)
帰りの船は、音も煩く、籠った音がして年式の古さを感じました。熊本フェリーは豪華なオーシャンアロー号しかなく、九商フェリーは2隻のうち「レインボーかもめ」が新しく豪華ですが、他の1隻は普通のフェリーになります。
ロートル船がエンジンを唸りながら若い船の中で頑張っている姿には、反対にエールを送りたいものです。
ちなみに「ロートル」とは中国語のようで「老頭児」と書き、日本語では否定的な意味を持つようですが、本来の中国語では親しみを込めた呼び名のようです。
また「エール」(yell)は英語ですが、本来は「怒鳴る」「叫ぶ」「喚く」など日本語の「応援する」という良い意味とは違い、どちらかと言えば良くない表現で、ロートルとは真逆の使い方になるようです。
どうでも良い話題でした。