三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

近所のビジホに泊る

 今日は5日の金曜日ですが、昨日の夕方から「くまもと再発見の旅」と熊本市の「ルックアップキャンペーン」を利用して、JR熊本駅近くのビジホに宿泊していました。
 「再発見の旅」は県内の宿泊が1万円以上が5千円、1万円未満は半額が補助になり、「ルックアップ」は熊本市内の宿泊が1万円以上に3千円、1万円未満には1,500円の補助があるもので、併用可能となっています。


 そのため、熊本市北部にある「菊南温泉ユウベルホテル」にはこれまで二度ほどこの2つを利用して行ったもので、本当はもう一度は利用したいと思っていました。
 しかし、どうやらホテル自体が「ルックアップ」枠を使い切ってしまったようで、ホテルからメールが来て「ルックアップキャンペーンは終了しました」とあり、がっかりしたものです。


 「ルックアップ」は熊本市内のホテル・旅館で利用できますが、大規模な温泉ホテルは菊南温泉ユウベルホテルくらいで、どうしても人気が集中してしまったのでしょう。


 そのため「ルックアップ」利用枠が残っていそうなホテルとして、今回は夕食を気軽に食べに行く感じで近くのビジホを選び、前日に予約して昨日の夕方にチェックインしました。
 場所はJR熊本駅近くの二本木にある「ホテル五番館」で、近くには同系列の「ホテル本陣」もあり、一般的にはビジネス客相手のホテルになります。


(五番館のHPから。建物は5階建てで、今回の部屋は5階の角部屋でした。施設が新しいため気持ちよいものです)


 なぜこちらを選んだかというと、車で5分ほどの距離にある近場ということと、ホテル自体が昨年4月に建て直された新しい建物だったからです。
 「再発見の旅」および「ルックアップ」両方を利用できるので、6千円以上のプランだと2千円分の地域共通クーポンがもらえ、これは阿蘇ハイランドなどでゴルフプレー代として今年いっぱいまで利用できるものです。


 今回は、「再発見の旅」と「ルックアップ」併用後の価格が1泊2食付き3千円のプランにしていて、これに地域共通クーポン2千円がもらえるため実質価格は千円になり、期待は全くせずに普通に夕食を食べるだけにやって来ました。


 18時にチェックインし、食事時間を18時半にして、予定時間に食堂に行くと1組の老夫婦だけがいて、その他のテーブルはガランとしています。
 HPの説明には「夕食は弁当を準備してあり、部屋に持って帰って食べることも可能」とあり、当初は持ち帰って部屋で食べる予定でした。


 しかし、これだけ利用者が少なければ、食後のコーヒーもお代わり自由で飲めるようなので食堂で食べることにしました。

(左上が馬刺し、左下が刺身ですが、通常のプランにはこの2つは付かないようです)


 通常の1泊2食の料金は7千円だとHPに載っていて、弁当の夕食だと事前に分かっていたので料理そのものには全く期待はしていませんでした。
 しかし、好き嫌いの多い私にとっては思いのほか良さげで、刺身や馬刺し・焼き肉・テンプラなどそれなりに満足いくものでした。
 老夫婦のテーブルには弁当箱だけだったので、「再発見の旅」や「ルックアップ」利用者ではなく、通常の1泊2食付き7千円のプランだったものと思われます。


 私が利用した特別プランは9千円のようで、「再発見の旅」で半額の4,500円「ルックアップ」で1,500円の補助が出て支払い額が3千円になるものですが、できれば何か買い物券を2千円分付けてもらえれば総額11,000円になり、「再発見の旅」で5,000円「ルックアップ」で3,000円の補助になり、支払額は3千円と同じになるため、利用者にとってお得感が増すものです。


 駅近くのアミュプラザまで数分の距離でもあり、「ルックアップ」はイベント参加や買い物促進を併せた事業でもあるので、趣旨にもかなっているものです。
 現に菊南温泉ユウベルホテルでは、館内利用券千円分が付いていて、飲食やお土産品購入で利用できるものですし、JR熊本駅近くのシティーホテルなどは夕食なしの代わりにアミュプラザの利用券が付き、そちらで食事などが行えるようになっています。


 もっとも贅沢を言えばキリがなく、わずか千円で夕・朝食が食べれると思えば満足なものですが、補助がなければ9千円の料金になり、わざわざ2~3Kmほどの距離のビジネスホテルに宿泊に来ることはないはずで、こうした体験ができたのも補助のおかげです。


 実は、35年ほど前に球磨地方の高校に勤務していた頃、5月の高校総体で生徒と一緒に泊ったホテルが系列のホテル本陣で、なんとなく懐かしさを感じたものですが、それ以来は利用することもなく、これからも利用することは無いと思っていたものです。

(室内はビジホそのものの造りですが、シックな色合いで落ち着けます。一度ベッドに横になったため、布団にシワがよってしまっています)

(室内のお風呂は狭いけど、まだ新しいので清潔感がありました。このホテルには1階に5人程度は入れる大浴場があり、それもこのホテルを選択した理由です)


 部屋は綺麗だし、夕食も満足いくもので、これが実質千円だというのは、とてもお得感がるものでしたが、朝食はおまけみたいなもので一般的なビジホの朝食でした。

(和食・洋食が選べるので洋食を頼みました。写っていませんがジュースがお代わり自由で付いています。ほぼ家で食べるような内容で、ビジホの朝食そのものでしたが、器なども新しいので気持ち良いものです)


 朝食を取り、9時前にチェックアウトして9時過ぎには自宅に帰ってこれたのも、便利といえば便利ですが、2回目があるかといえば微妙で、本音は温泉ホテルがやはりいいなというものです。