三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

北海道への憧れ

 今日は爽やかな晴の天気になっている日曜日ですが、本来はホームコースの「あつまる阿蘇赤水GC」の選手権決勝日になっているものの、今年は坐骨神経痛のためエントリー自体を見送っています。


 何もすることがない時は漫然とテレビを付けていますが、ときどき北海道の話題があると、そこだけつい見入ってしまいます。


 私は一昨年まで3年連続で5月下旬から7月上旬までの期間を北海道のゴルフ旅に当てていて、昨年も計画してフェリーの予約も取り、出発するだけになっていました。
 しかし、新型コロナ騒動で宿泊の受け入れ先の一つがダメになり、直前になって残念ながら渡道を断念したところです。


 昨年の計画では、5月下旬にまず北空知の深川市の宿泊施設に入居し、6月になって中空知の赤川市の宿泊施設に移動、7月には初めて空知管内から離れて十勝管内の新得町の住宅を借りる手配をしていました。
 この中の赤川の住宅が新型コロナの影響で借りれなくなり、深川と新得の施設は大丈夫でしたが6月の代替地が見つからず、泣く泣く他の施設もキャンセルしたものです。


 最初の2年間は岩見沢市の施設だけを借りていて、3年目になり初めて岩見沢以外にも隣接となる栗山町と少し北上して砂川市の施設を借りていましたが、いずれも空知管内の地でした。
 その理由は、ゴルフ場が周囲に数多く存在していたことと、友の会に入会する予定のゴルフ5美唄コースやシニア選手権にチャレンジする滝川市民ゴルフ場へのアクセスがし易い場所だったからです。


 北海道の道路事情は良く、札幌周辺でなければ、一般道でも1分=1㎞換算で車は移動できるもので、1時間内で行けるゴルフ場の多さで岩見沢を拠点にしました。


 ただ1年目の当初計画では占冠村の住宅を借りることにしていて、それはトマムゴルフリゾートでラウンドしようと考えていたためで、実際に占冠村から施設利用の許可も受けていましたが、トマムのゴルフ場がその年から閉鎖になると聞き、慌てて占冠村をキャンセルし、たまたま見つけた岩見沢クラインガルテンの施設に変えたという経緯でした。

(夢のゴルフ生活を送れると思っていたトマムが2017年から閉鎖になりガッカリでした)


 占冠村の施設は、周囲にゴルフ場はトマムしかなく、他のゴルフ場に行くには高速道路を利用して行く必要があるなど、少々不便な地でした。


 それでも占冠村の住宅を借りることにしたのは、その住宅に入る特典として村民用のトマムリゾートの年間利用パスを2万円で買うことができ、その年間パスを利用すればゴルフコースを平日だけですが無料(利用税のみ)でラウンドできたためです。


 年間パスは、ゴルフ場以外にもトマムリゾートの温泉も無料で利用できたもので、平日は毎日30分ほどの距離を車で通い、ラウンド後にリゾート地の温泉に入るという夢のような生活を送る予定でした。


 しかし、トマムリゾートに年間パスが2017年も継続してあるかどうかメールで問い合わせた返事が来て、その中に「今年からゴルフコースは閉鎖になります」とあり、ガッカリしたものです。


 このように、私が北海道まで行く主目的はゴルフをするためであり、道内のゴルフ場で2017年は34ラウンド、2018年は38ラウンド、2019年は45ラウンドを数えるほどでした。


 渡道の主目的はゴルフですが、観光面から考えると空知地方は北海道の中心に近い場所ではあるものの、道北・道東や道南に行くには日帰りは実質的に無理なため、行ってみたい場所が道内にまだいくつも残っていたのです。


 昨年に十勝管内の新得町に2週間足らずですが宿泊することを計画したのも、安価な帯広の札内川ゴルフ場があったことに合わせ、ずっと行ってみたいと思っているタウシュベツ橋梁にも比較的近かった(65km)ためです。


 最初に渡道した2017年は、7月になると岩見沢の住宅を退去して車でオロロンラインを北上し、稚内市で「流離のゴルファー」と呼ぶ南阿蘇に住む元歯科医のじっちゃまと合流し、オホーツク海沿いにゴルフ対決しながら南下して行きました。


 上士幌で「指宿のチャンピオン」と呼ぶ鹿児島の某ゴルフ場のシニアチャンピオンも合流して3人で上士幌GCを2日間にわたってゴルフ対決をし、その後は車中泊をしながら最後は岩見沢に戻り、南幌リバーサイドや雉ケ森でも対決ラウンドをしたものです。


 そのため、観光自体はほとんどできなかったもので、そのときは「また来れるから」と思っていましたが、地図を見て北海道の大きさに改めて気づき、結局は翌年や次の年も行くことができませんでした。   


 来年になってコロナが落ち着き、また北海道に行けるなら、今度は網走管内の湧別町をメインの滞在地にしようと考えています。


 私が北海道に行く一番の目的が、梅雨時期の熊本を避けて北海道でゴルフを楽しむためで、基本は1人予約を利用しますが、それ以外に1人だけで練習のため安価にラウンドできるゴルフ場が近くにあることが条件です。


 ゴルフ5美唄コースは年間の平日友の会に入会すると、1人でも4千円弱でラウンドできたためで、5,500円の会費で1枚の無料ラウンド券と3枚の割引券が付きお得感がありました。


 湧別町の上湧別リバーサイドゴルフ場は、一度ラウンドした経験がありますが、その際のスコアカードを紛失し、スコアが分からなくなっていますが良いスコアでは無かった思い出があります。
 距離がそれなりにあり、河川敷のゴルフ場とは思えない木々に囲まれた本格的なコースだという印象ですが、利用料金がかなり安いのが気にいっています。

(上湧別リバーサイドゴルフ場のコース案内。17番パー3の距離が長かったことが印象に残っています)

(料金表を見ると、平日早朝でラウンドし、一眠りしてから薄暮(たそがれ)を回る一日に2ラウンドしても計3千円という格安さです)


 ただこんなことを考えても、現実は坐骨神経痛でゴルフが来年もできる体調かというものですが、夢は夢として持っておきたいものです。