三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

やまなみのコースにまた撃沈

 今日は1人予約が成立し、阿蘇やまなみリゾートホテル&ゴルフ倶楽部に行ってきました。


 「やまなみG」は大分との県境の産山村にあるため、阿蘇ハイランドから先は阿蘇市宮地を通り、阿蘇外輪山の難所である滝室坂を上って行く必要があります。
 普段は1時間半程度かかるため自宅を5時35分に出ましたが、早朝の道路は空いていて、8時半スタートでしたが7時前には着きそうで、途中の道の駅で朝ごはんのパンを食べながら時間調整することになりました。


 今日の同伴者は、一度「やまなみG」でご一緒した60歳代の方と、顔見知りの「まつ爺」さん(65歳)でした。
 普段のまつ爺さんは、1人予約の「半額プラン」を主に利用していて、なぜ通常料金の3人目に入るのだろうと不思議に思っていましたが、話を聞くと10月下旬に「阿蘇地区オープン」のミッドシニアの第一戦の会場がここ「やまなみG」とのことで、以前にラウンドしたことはあっても記憶が朧気で、練ランがてらにやってきたようです。


 まつ爺さんは申告スコア80台でもあるし、以前は私がレッスンを受けている会場のサンバレーゴルフプラザで働いていて、一時期はティーチングプロを受験するような話も小耳に挟んでいましたが、結局はプロの道は諦めたようです。


 もう1人は、大分から来られた方でなかなか90切りができないと言っていましたが、ショットはそこそこでもショートゲームの精度がイマイチで、今日は目標達成は叶わなかったようです。


 2人共に知らない人たちではなく、最初に腰痛のことを話すと大分の方からは「まだ痛いのですか?」と聞かれ、まつ爺さんからも「ゴルフのし過ぎでは?」といわれましたが、場合によっては途中棄権もあるため、最後に打たせてもらうことをお願いしたら快くOKを出してくれました。


 その上、まつ爺さんがホール毎にOKしてくれた球やカップインの球を拾ったりしてくれ、これがとても助かり、当初は9H完走を目指していましたが、まつ爺さんのアシストでどうにか18H完走が果たせました。


 1人予約はインになる祖母コーススタートですが、スコア入力に祖母⇒阿蘇の組み合わせがないため、阿蘇⇒祖母の順になっています。
 それは「やまなみG」には別に九重コースがあるため、祖母⇒九重になってしまうためで、この辺りはコースの選択肢を増やしてほしいものです。

(10月15日以降は、このホテルに宿泊しようかなと思っています。「熊本再発見の旅」を利用すれば「宿泊半額+2千円クーポン」になるためです)


 祖母1番362yパー4はドライバーショットが当たり、残り70yのフェアウェーでしたが、やや左足下がりから52度でトップしてしまい、奥のコブの下り斜面から寄せきれずボギースタートになりました。


 「やまなみG」はリゾートゴルフ場にしてはRTからも6,400y以上もあり、4つのパー5のうち3ホールが距離があってトリッキーという難しさです。
 フェアウェーにもコブが至る所にあり、グリーンは広いけどアンジュレーションがキツく、グリーンオンしても気が抜けないコースで、いつも「リゾート地のゴルフ客用だったらもう少し距離を短くするかグリーンを簡単にしてよ!」と悪態をつくほどです。


 2番361yパー4はここもドライバーが当たり、フェアウェーからグリーン面が見えない砲台グリーンにPWで手前と感じたショットがピン奥に転がっていて、下りスライスの7mは1mショートしましたが、どうにかパーパットを入れてパーゲットでした。


 3番123yパー3は、距離は短いものの極端な打ち上げのホールで、ショートでもすると傾斜でOBに転がって来る意地悪なホールです。
 9鉄で以前にしっかり打って奥のバン入だったので軽めに打ったら、危うく戻りそうな手前ラフで奥に跳ねて命拾いをします。
 9鉄の転がしは傾斜に負けてショートし、3mのパーパットもフックと読んで右を抜けるボギーでした。


 「阿蘇地区オープン」の前にも高校生の新人戦「九州高等学校ゴルフ選手権新人戦大会」が10月15日にここ「やまなみG」で開催されるようで、今日は福岡の沖学園の男女生徒たちが数多く連ランに来ていました。
 そのためかグリーンの仕上がりが良く、転がりも素直でしたがアンジュレーションの影響が大きかったようです。


 4番346yパー4は、左曲がりのコースで以前は右にドライバーで突き抜けたことがあり、5Wでティーショットしましたが、大きく左に飛びグリーン方向が狙えない左ラフでした。
 8鉄でフックを掛けようとしたものの、かからず真っすぐ飛び林の中に打ち込んでしまいます。
 木の間から9鉄で低く打ち出し、グリーン手前の傾斜で1クッションさせましたが、右からの傾斜のグリーンで止まらず左奥まで転がり、7mのパーパットはカップ右を抜けるボギーでした。


 5番351yパー4はドライバーショットが当たり、フェアウェーから52度で砲台グリーンにいい感じで打ったものの、ピン奥まで転がってしまいます。
 「やまなみG」のグリーンは中央が凹んでいる形状が多く、手前でも傾斜で奥に転がり、奥からは下り傾斜で速いラインになるため、止まる球を打てなければどうしようもないようです。
 ここは下りの6mを右に外すパーに終わります。


 6番539yパー5は、コース左をクリークが流れ、途中でコースを横断するためセカンドがクリーク越えになりますが、その距離感がよく分からないものです。
 ドライバーショットは左に飛び、コブの上になるラフでしたが、セカンドはU4でどうにか越えることができました。
 まつ爺さんはセカンドでクリークに打ち込んでしまい、大分の方は手前にミスショットで強制刻みでした。
 しかし、私の9鉄の3打目が大きく引っ掛かり、右のピンへの下りスライスのアプローチは思ったほど転がらず、3mもスライスラインは右に切れるボギーになりました。


 今日はアイアンが腰を切ることができずに引っ掛かるショットが出ていましたが、せっかくドライバーが当たってもグリーンを狙うクラブに安定性がないとスコアは纏まりません。
 6番のグリーンも左から右の傾斜がありますが、グリーンのすぐ右はクリークなので左に逃げると寄せが難しくなり、グリーン面も奥が高い2段ですが今日の右段下のピン位置では、左から下るスライスに見えてしまっています。


 7番372yパー4は軽い上りのホールで、ドライバーショットはドロップ気味の当たりでしたがフェアウェーで、U6でグリーン奥に零し、パターで寄せてパーでした。


 8番174yパー3はピンが右奥で、180y近かったのでU6で打ったら当たりが薄く、手前にオンでした。
 右は段下になるグリーンで、段上になる手前からスライスでピンへ下る15mのパットは4mもオーバーして返しも外すボギーになりましたが、手前から奥へのパットでも上りにならないのがここのグリーンの難しさです。


 9番573yパー5は、一打目が打ち上げになるロングで距離もたっぷりあるホールですが、今日はその上アゲインストになっていました。
 これまでも、なぜか阿蘇コース4番やこの9番など長いホールは打ち上げでアゲインストになることが多く、本当に設計した人はだれか知りませんが、意地悪だと感じてしまいます。


 ここもドライバーショットは当たりましたが、フェアウェーからU4のセカンドが左に飛び、ラフに入ります。
 クローバーのラフからの110yの3打目はPWで上手く当たらずに左の深いバンカーに打ち込み、バンカーショットは出ただけでアプローチをOKに寄せ、まつ爺さんがこちらに打ち返してくれました。


 前半の祖母コースは6ボギーのスコア42で18パットでした。グリーンを狙いショットにミスが多く、寄せ1も効かない展開で、せっかくのドライバーの当たりが無駄になってしまいます。

(朝の気温は13度でしたが、その後は気温が28度まで上昇する秋晴れの天気でした)


 そのままスルーで阿蘇コースに向かいますが、練習グリーンには赤や青のポロシャツの高校生が沢山いて、大分の方が「沖学園の生徒だそうです」と教えてくれました。


 阿蘇コース1番349yパー4は、前組のプレーが遅く、1打目もセカンドも長々と待たされます。
 ここもドライバーが当たり、フェアウェーから52度でピンの手前にオンでしたが、5mのバーディーパットはカップ左にわずかに外しパーに終わります。


 2番506yパー5は、唯一短めのロングホールですが、ここもドライバーショットは当たり、下り傾斜に当たったこともあり残り210yのフェアウェーでした。
 ここは前回までグリーンオーバーしているので距離表示より短いと考えU4で届くと考えましたが、力んでしまい大きく右に打ち出してしまいます。
 右ラフからアプローチショットは手前から奥に転がり、奥からの7mも速い下りでかなり弱めに打ったバーディーパットは1.5mも転がりましたが返しが入るパーでした。


 なぜ奥に転がるかをまつ爺さんとホールアウト後に検証しましたが、グリーン中央が低くなり、手前は下り傾斜になっているので手前に落ちた球は奥に跳ねてしまうと考えました。
 ほとんどのグリーンの傾斜が中央が凹む形状で、その度合いがそれぞれ違うため微妙に跳ね方も違うことになってしまいます。
 まつ爺さんも「連ランなしにぶっつけ本番で来たら、大変だった」と言っていて、ホールアウト後に球の転がりを確認していましたが、それは前組のプレーが遅く次のホールに行っても待ち時間があったためです。


 あまりの遅さにまつ爺さんがカートの連絡ボタンを押し、「前組の進行が遅いので注意して!」と依頼したほどですが、それ以前に1番のセカンドでも「こりゃ遅すぎでダメだ!」という声が前方の私まで聞こえてきましたが、きっと前組にも聞こえたはずです。


 しかし、次のホールから少し前組のプレーが早くなったのは、スタート室から注意が行ったからのようで、さすがにまつ爺さんのようにずけずけと文句をいうことには私は気が引けました。


 3番139yパー3は、カートのナビは142yと出ていますが、ピンは手前で一旦は8鉄を持ちましたが、距離がおかしいと見た目で感じ9鉄で打つとピンの左にオンでした。
 このグリーンも中央が凹んでいて、7mのバーディーパットは下りスライスを打てずにパーに終わります。


 4番400yパー4は、「やまなみG」で一番難しいホールで、これまでもパーが取れた記憶がありません。
 その理由は、上りのホールで今日もアゲインストになり、ドライバーショットは当たっても残り180yでU4で打ったセカンドも手前にショートしてしまいます。
 難しいホールの理由は打ち上げの400yという点ですが、もう一つの難しさがグリーンで強烈な2段グリーンになっているところです。


 セカンド地点からは200yの上りでも、傾斜部分のグリーン面が見えるため距離が無いように見えてしまい、ショート目になりやすいものです。
 手前からのアプローチはいったんは段上に落ちましたが、傾斜で戻ってしまい、長いパットが残り、ファーストパットはしっかり打ちすぎてオーバーし、かなり弱めに打ってもピンをオーバーするもので、奥から速いことに驚かされます。
 現に同伴者は、奥に付け、弱めに打ったパットが止まらずに段下まで転がってしまうもので、それを見てから私もヤバいと弱く打ってもカップオーバーしたものです。
 さすがにこのホールはピン位置が上の段であればどうすればよいか分からず、私の力では太刀打ちできません。


 5番390yパー4はやや左曲がりで緩く下りになりホールです。ここもドライバーショットは当たりましたが、セカンドの9鉄が引っ掛かり右手前のピンに左奥にオンしてしまいます。
 このグリーンは中央に尾根があり、ファーストパットは上って下るラインでしたが、どうにか1m弱に寄せパーゲットでした。


 6番147yパー3はアゲインストだったので7鉄で打ちましたが、これもひっかかり左バンカーインでした。
 58度ウエッジを持って行ったと思っていたら携行ケースに入っておらず、52度で打ちましたが出ただけで、アプローチで寄せボギーになりました。
 アイアンショットが全て左に飛ぶもので、それは腰が切れないため下半身が止まり、上体だけ回ってしまうためです。


 7番561yパー5もグリーン手前200y地点が崖のような傾斜で下っているもので、セカンドの距離が足りないと左足下がりから打たざるを得ず、1打目2打目とそれなりの距離が必要です。
 ここも1打目2打目と当たり残り120yでしたが、ピン位置を右だと勘違いしていて、実際は左のバンカーの上にありました。
 右だと思ってセカンドを左目に打っていたため、バンカー超えの3打目になり、PWで距離でしたが大きめの9鉄で打ってグリーン奥目にオンでした。
 ファーストパットは、ここも中央が凹んだグリーンの周囲を転がったパットは左に切れ、パーに終わります。


 8番375yパー4は、フェアウェーから打ち上げの140yを8鉄でひっかかり左ラフに打ち込み、凹みのラフから打ち上げてグリーン面は下るためハンドレートでふわりと打ちましたが直接グリーンに乗って奥(右側)に転がり、8mのパーパットはカップ左に外し、まつ爺さんが「ナイスパット」と言ってこちらに打ち返してくれました。


 9番360yパー4はフェアウェーが先が下って見えず、方向取りが難しいホールです。ここもドライバーは真っすぐ飛び、PWでピンの左6mにナイスオンでしたが、このパットも決めきれずパーに終わります。
 後半の阿蘇コースは、2ボギー・1ダボのスコア40で17パットでした。通算はスコア82で35パットです。


 前回まで何度かラウンドしていても、グリーンの形状など細かく調べたりしていませんでしたが、今日はまつ爺さんの練ランなので、ホールアウト後にグリーンの特徴などを確認し合いました。
 幸い、前半は前も後ろもおらず、後半は前に遅い組がいたものですが、まつ爺さんは我々のパットを待つ間にも別の部分で転がりを確認していたようです。


 明後日は「アプローチの達人」と「やまなみG]でラウンド予定ですが、昨日のうちにメールが入り、水曜日は休みにすれば?と言われていて、どうするか明日のハイランドであったときに話合う予定です。

(今日のラウンド代は昼食付で3,400円ですが、200円プラスするとこのウナギ定食が注文できます)