三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

初打ちは大荒れショットになってしまう

今日は今年の初打ちを阿蘇グランビリオゴルフ場西コースで行いました。


今日も1人予約ですが、2人目に同じネットゴルフサークルKDGのメンバーが入ってきて、3人目にも熊本市内の方が来られたので、3人でのラウンドになりました。


一昨日(12月31日)のここでのラウンドの寒さが身に沁み、今日はいつもより1枚多くフリースの上衣を着て、その上にネックウォーマーを被るという寒さ対策は万全でしたが、結果的にそのことで身体の動きを制約されてしまい、捻転不足でショットが全く当たりませんでした。


どうも影響が大きかったのがネックウォーマーだったようで、アゴ下で左腕が当たるところで切り返しに入ってしまい、同伴者のKDGメンバーからも終わってから「捻転が足りなかったように見えました!」と言われます。


とにかく全く当たらないショットのオンパレードで、自分でも何が何だか分からない状況に陥り、途中では新年早々90叩きは確実だと覚悟しましたが、いつもスコアを落とす15番で寄せ1が来たりと、最後はそこそこショットが持ち直して踏ん張り、90叩きをどうにか回避できました。

(今日も曇り空ですが、それが幸いし、夜半に放射冷却現象が起こらずに、グリーンの凍結はありませんでした。)


1番パー4は、いつものUTでのショットが、トップ気味に飛んで右バンカーでした。思い返せば、この時点でトップが浅いことを気づけばよかったのですが、寒さの中の1打目だったので、こんなものかとその時点では楽観していました。
バンカーからは8Iで上手く打て、ピンの右4mにナイスオンでしたが、バーディーパットは大きく膨らませたフックラインがカップ右を抜けてパーに終わります。
新年早々の最初のホールでのパースタートは、縁起が良いと思いましたが、この後から泥沼のラウンドになってしまいます。

(新年早々のバーディーチャンスだったので、記念撮影しました。)


2番パー4は、ドライバーショットがスライスして右の林の中でした。U4で転がして右ラフに出し、52度の50yのアプローチショットは前回凍ったグリーンで奥バンカーに跳ねたのを恐れ、2段グリーンの手前にオンでした。
15mほどの段上のカップに、1m弱に寄せて、どうにかボギーで抑えます。


3番パー5はドライバーショットが今度も大きく右にスライスしてしまいます。捻転が不足するとドライバーはスライスになるのですが、自分ではそう思っていなかったのが、おかしいなと混乱してしまいます。
東コースの9番のフェアウェーまで曲がり、そこからU6で自分のプレーするコースのフェアウェーに戻しますが、3打目の残り160yを6Iでトップしてしまい、手前の段下のラフに入ります。
打ち上げのアプローチは奥にオンし、9mのパーパットは寄っただけのボギーになりました。


4番パー3はU6のショットが大きく引っ掛かってしまいます。前回は右ラフだったし、先ほどから大きくスライスばかりしていたため、左を狙っていて引っかけたのでカート道路に当たってしまい、OBのある左方向に飛んでしまいます。
暫定球は、今度は当たらずに右手前のバンカーインになり、30yのバンカーショットは手前のラフまでしか届かず、52度のアプローチは奥の傾斜を気にしてピンまで残り、パットもショートする+4という大叩きになりました。
新ルールでは、OBになった辺りから4打目で打てたのですが、打ち直しを選択したのですが、結果的には前進4打の方が良かったのかもしれません。


5番パー4は、またドライバーショットが低いスライス球になり、右ドッグのコースの右フェアウェーで距離が残ります。
花道を狙ってU4のショットは、やや左に飛んでしまい、池ポチャになってしまいます。
池の手前からの60yのアプローチショットは手前にオンし、上りの8mをどうにか2パットのダボになりました。
どうしてもスコアが悪いとミスを取り戻そうと、無理な攻めをして結果的にスコアを崩しますが、その典型になるようなホールでした。


6番パー4は、またドライバーショットが右に飛びOBになってしまいます。打ち直しはやっとフェアウェーに飛び、7Iで右のエッジに外し、52度でピン手前に寄せてピンを立てたままタップしてダボになりました。
新ルールのピンを立てたままのパット可能は、こんなときにわざわざピンを抜かずに打てるので役立ちます。


7番パー3は9Iのショットが止まらずに左奥まで転びますが、バンカーまでは行かずラフで止まります。U6の転がしはピンに寄って、またピンを差したまま「お先に」のパーでした。


8番パー4はドライバーショットがまた当たらずトップ気味に転がりましたがフェアウェーでした。
6Iでのセカンドは、右に吹けてしまい右ラフに外します。52度のアプローチは逆目のラフに食われて寄せきれず、5mを2パットのボギーでした。


9番パー5は、ドライバーショットがスライスして右バンカーでした。均してない足跡の中で、U6でどうにか出ただけになり、フェアウェーからU4でバンカー手前に運び、50yのアプローチショットを手前2mにオンし、これをどうにか沈めてパーゲットでした。


前組は韓国勢だったようですが、どうもまだ韓国人にはバンカーを均すという当たり前のマナーなどないようです。
10番ティー横にも、新しい写真入りの看板が設置され、中国語とハングル文字で「ピッチマークを直しましょう」と「バンカーを均しましょう」という注意書きがありますが、とにかくバンカーに入れたら足跡だらけなのです。
また18番で同伴者の球が隣のホールに飛びましたが、やはり別の韓国人の組がいて、どうも球を持ち去っていったようです。
何か動きが怪しいなと思っていましたが、マナーがなっていないゴルファーが多いのはなぜなのでしょうか?


前半は、3ボギー・2ダボ・1つの+4オーバーの計11オーバー47スコアで、16パットでした。
この時点で、今日は90叩きしそうだと危機感を持っています。


西コースは9番と10番は近くで、クラブハウスからは遠い位置にあるため、そのままスルーで回るシステムですが、なぜか前組の韓国勢の姿が10番から消えていて、この後は順調な流れになりました。


10番パー4はいつものようにUTで右フェアウェーに運び、8Iでピンの左5mにナイスオンでしたが、スライスラインを膨らませすぎ、左を抜けるパーでした。


11番パー4では、なぜか左池の先のコース内に車が停まっています。動くまでしばらく待ちましたが、池の中の淵に1人が入っていて動きそうにありません。
ちょうど狙う場所でしたが、打ち込むわけにもいかず、右に打ったらまた大きくスライスして、右の池方向でした。
池までわずかのラフにありましたが、前方に木があり、木の間を抜こうとUTで打ったら見事に当たって同じような場所に戻ってしまいます。
再度、U4で打ちましたが、これは間を抜けてフェアウェーに戻して、8Iでピン右奥に対し左奥にオンでした。
7mのフック最後は下るボギーパットは1m左に切れ、次を入れてダボになりました。


しかし、コースの左ドッグのちょうど角に車を停めて何をしていたのでしょうか?
同伴者は「ぶつけてやる!」と車を狙いましたが、さすがにオナーだったので危険なことはできずに、結果的にトラブルになってしまいました。
このダボで、13オーバーになり、この先の難しいホールを考えると、今日はもう90叩きは確実だとほぼ諦め状態でした。


12番パー3は8Iでピンの右7mにナイスオンしましたが、バーディーパットはフックラインを膨らませすぎ、右に抜けてパーに終わります。

(一昨日は噴煙が上がっていた阿蘇ですが、今日は雲がかかり噴煙自体は見えませんでした。)


13番パー5はドライバーショットがやっと飛びましたが、フェアウェーからU4のショットを抑えて打とうとしたのが悪く、左に引っかけてしまい、池ポチャしてしまいます。
池の傍にドロップして9Iでの4打目はピン筋に飛んで、ピン奥2mにナイスオンでしたが、このパーパットがカップ右淵で蹴られ、ボギーになりました。
何をしても悪い方向になる展開でした。


14番パー4では5Wでのティーショットが天ぷらになり、距離が出ません。ピンまで200yをU4で花道狙いでしたが、やや右に吹けてグリーン右のエッジラフでした。
U6での転がしてのアプローチは、カップ手前で止まると思ったら予想外に転がり、返しも1m弱を引っ掛けて左に外すボギーでした。
ここは慎重に打たなければならないのに、ショットも悪いし、半分諦めたプレーになってしまっています。


15番パー4もドライバーショットが当たらずにスライスでしたが、左を狙っていたのでフェアウェーに残ります。
8Iのショットはいい感じでピン筋に飛びますが、「届け!」と叫んだもののやや短く、手前のエッジに当たり、砲台グリーンの手前の坂になる花道を大きく戻ってしまいます。
52度でピン先しか見えない20yほどのアプローチは、同伴者が「入る!」と叫び、その後に「惜しい!」と続く声で、寄ったのだけ分かりました。
いったんはカップに入りそうだったけど、カップ淵で蹴られて出たとのことですが、寄せ1でも十分だと思いました。


16番パー5は、ここもドライバーショットは当たりフェアウェーで、U4のショットも当たりましたが、フェアウェーが切れるラフにありました。
52度での60yの打ち下ろしのアプローチショットは、手応えはあったのにわずかにピンまで届かず、手前の大きく下る傾斜で戻ってしまいます。
8mの段下からの大きく打ち上げるバーディーパットは1mショートしましたが、どうにか入れてパーゲットでした。


難しい15番と16番でパーが来て、90叩きまで余裕が3打出来て、難しい18番はボギー以上と予想していたため、17番パー3ではとにかく1オンだと心に決めました。


グリーンセンターまで130yなので9Iか8Iで悩みましたが、ピン奥なので8Iでしっかり打ってピンの左6mにナイスオンででした。
軽く上りでカップ付近はスライスと読んだバーディーパットは打ち切れずにショートし、パーに終わりますが、これで最終ホールは90叩き回避はダボで良いことになります。


18番パー4は、思い切りの良いショットを打たないとダメだと、ドライバーショットは曲がれば曲がれ!と思い切り振り抜いたら、フェアウェーセンターに飛んでいきます。
打ち上げのピンまで110yを8Iでオーバーしないように抑えて打ち、右ラフに外しましたがここは予定通りでした。
52度の大きくフックする10mのアプローチは傾斜で上手くピンそばに寄り、ホッと一安心します。
最後に、50センチのパットを打ったら、ミスヒットして右に外すボギーになりましたが、90叩きを回避できたと気が緩んでしまったようです。


結局、後半は3ボギー1ダボの5オーバー41スコアで、16パットでした。
途中では90叩き回避には諦め気味でしたが、いつも叩く15番で寄せ1が来たのが幸いでした。
ショットも前半ほどは酷くなかったことも良かったようですが、短いパットを外したことは途中の苦戦の原因の一つです。


とりあえず新年早々の90叩き回避は避けられましたが、今年のゴルフの内容を暗示するかのようなショットの酷さでした。
途中で、自分で修正ができないのが問題で、この辺りはプロから「『感性のゴルフ』では不調に陥ったときに立て直しが効かないよ!」と言われたそのままなのです。

(晴れ間も見えてきましたが、明日は夜半の放射冷却で寒くなりそうです。)

(終わって2階の温泉脱衣所からの風景。まだ東コースのスタートを待つカートが並んでいます。)


明日も同じグランビリオ西コースでの1人予約が成立しています。
今日の反省をもとにショットが立て直せるか、それともこのまま不調に陥ってしまうか、試金石のラウンドになるのかもしれません。


もっとも冬場のゴルフだし、スコアはこんなものだと達観し、元気にラウンドできることが幸せだと思うようにしたほうが良いのでしょうが、、、。