三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

兄弟ラウンド

(グランビリオゴルフ場の東コースはパー71になります。)



今日は兄からラウンドしたいと言われ、私は3連チャンになりますが、阿蘇グランビリオゴルフ場の東コースに行ってきました。


今日のスタート時間は9時13分だったのですが、途中の二重峠越の通過にどれくらいの時間がかかるか読めず、8時半到着を目指して6時50分に兄を乗せ、自宅を出発しました。


二重の峠越ルートは、以前は阿蘇への裏ルートでしたが、メインルートの国道57号線が熊本地震で途中が崩落して通行止めになっていることもあり、現在はメインルートになっています。
急ピッチで国道の代替部分としてトンネルが掘られていて、そのトンネル部分が開通するまでは、朝夕はラッシュになる区間です。


ただ阿蘇へは、6時半から7時半までが通勤時間帯のため混み、8時を過ぎると工事関係車両が多くなるため、7時半から8時までの間に二重峠の区間を通れれば、案外ラッシュに合わないかなと皮算用していました。


見込み通り、峠越を8時頃に果たし、ゴルフ場にはスタートの50分前に到着することができました。

(晴れ間も見え、風もなく、寒い時期の阿蘇としては絶好のラウンド日和になりました。)


グランビリオには打ちっぱなし練習場はありますが、アプローチ練習やバンカーの練習をする場所がなく、早く行っても時間を持て余すだけで50分前の到着はちょうどよかった感じです。


なぜか今日は来場者が少ないようで、いつも開いているバック置き場のシャッターが閉まっています。
バック下ろしをする担当のおじさんもおらず、自分で下ろしていたらフロントのお姉さんが慌ててやってきて、バック下ろしを手伝ってくれました。
「今日は少ないの?」と尋ねると、「はい、少ないです。」と答えがあり、阿蘇の寒さで誰でも今の時期は敬遠するのだなと納得します。

(フロント前にはクリスマス飾りがあります)


チェックインし、スタート室前に行くと、サービスのホットコーヒーがあり、兄と飲んで体を温めます。
スタート室の顔見知りのおばちゃんに「寒いから少ないようですね?」と言ったら「昨日は多かったのですが、朝は霜が降りて寒かったですよ。今日はそこまで寒くないし、混まないから良いラウンド日和になります。」と笑って答えてくれました。


これまで兄にはラウンド中にマナーも含めてうるさく注意していましたが、今日はスタート前に「残り距離や球の飛んだ方向などは教えるけど、クラブ選択や狙うべき方向などは自分で考えてやってみて!」と宣告しました。


ラウンド毎に弟からガミガミ言われるのも兄として嫌だろうし、もうそろそろ自分で考えるゴルフをしてもらいたいと思ったのです。


兄は途中で大叩きなどもありましたが、これまでより考えるゴルフをする意識は垣間見えたように思われ、ホール間の移動中に「さっきは何を考えて挑んだ?」と考え方を聞き、その間違いと間違えた原因を指摘しましたが、ここはまだどれだけ理解してくれたかは不明です。


しかし、以前と比べるとはるかにゴルフをプレーしている雰囲気が出ていて、スコアにはまだ結果がでませんが、今後に期待を大いに持てるプレーぶりでした。


その上で、兄はレフティーなので、格好よく見えるレフティーの特性はありますが、もっと格好良いプレーをしてもらおうと、パット後の球の見方などを練習グリーンで教えましたが、まだまだ本番では格好悪い打ち方が治っていませんでした。

(15番パー4は、かなりの打ち下ろしでグランビリオでは一番高い位置にティーインググランドがあります。)

(前半の16番170yパー3で兄はカップの右にナイスオンでした。記念に初のパーオンを撮影すると声を掛けましたが、気づかずに球をピックアップしてしまいます。ピンの左手前は私の球です。)


東コースはパー71なので、80切りは1打余裕ができます。今日も残り2ホールを残して80切りには2打の余裕があり、最終の9番パー5は軽い打ち上げで550y近くあるタフなホールなので、そこをボギーでと考えていましたが、簡単な8番パー4で想定外のダボを叩いてしまい、ボギーでもいいと予定していた9番でパーが必須になってしまいます。


前ホールのダボにかなりイラついてしまい、それを引きづらないように、兄とのお喋りは一切やめて自分のプレーに集中することにしました。


アゲインストの風の中、ドライバーショットはどうにかフェアウェーに飛び、セカンドはミスの許されない状況で距離を欲しくて5Wで挑みます。
幸い当たってくれてフェアウェー中央の残りセンター125y地点でしたが、見た目がもっとありそうでグリーンも軽い砲台なので、8Iでしっかり打ちました。
やや捕まったショットが左目に飛びましたが、どうにか2段グリーンの傾斜に当たってグリーン左にオンでした。


ピン位置は右の段のすぐ上という10mのバーディーパットは、慎重にラインを読み打ちましたが、転がりがやや悪く、カップ手前に1m弱ショートしてしまいます。
前半の18番でも同様の距離を外す3パットを叩いていたので、ここは100%決めなければと自分にプレッシャーをかけ、プレーを急がずに自分のリズムを作り、どうにかパーパットを沈めることができました。


今日は前組に韓国からの男女の2サムがいるだけで、後続はかなり離れてしまい、時間を使えたことが良かったようです。


兄にも、最初の方で「後続がいないから、できるだけグリーン上では丁寧なプレーをしよう。」と言いましたが、なかなか無造作なプレーは改まりません。
せっかくショットでは考えるゴルフの片鱗が見えてきましたが、グリーン上では無造作にショートパットを外す光景が多くみられ、そこが課題のようです。


兄のスイング動画を撮ろうとしましたが、使うティーが違うため、移動する前にアドレスに入ったりしていて、とうとう撮影チャンスはありませんでした。
兄に「素振りは綺麗にクラブを振っているのに、実際のスイングはまるで違うよ!」と言って確認させたかったのですが、次回に回そうと思います。


明日は、9月のソフトボールの大会が延期になっていて、やっと開催されることになった大会に参加するため、八代市のソフトボール場に行く予定です。
最近は2週連続して練習日が雨のため流れ、寒いシーズンオフのこの時期の試合は怪我をしないか不安ですが、ぼちぼち頑張ろうと思います。