三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ショットが酷くてもアプローチが良ければスコアは纏まる

(天候は、曇りとしていますが、実際は朝は晴れていて「晴のち曇」です。)


今日は楽天1人予約に同じネットサークル(「KDG」と言います。「熊本でゴルフ」の略だそうです。)に在籍している方が入って来られたので、朝から阿蘇大津GCに行ってきました。

その方は、当初はネットサークルの掲示板で募集のあった肥後CCに応募する予定でしたが、参加を表明する前に枠がいっぱいになったため、参加することができなかったのです。
それで、私が同じ日の阿蘇大津GCのラウンドを誘ったという次第でした。


この方は、私が現在のゴルフサークルの前に入っていた「平日倶楽部」という同様のネットサークル時代から一緒で、かれこれ15年ほどの付き合いです。
ただ最近はゴルフから遠ざかっているようで、昨年から今日でやっと7ラウンド目だとい言っていました。
私のようにイップス持ちですが、彼の場合はドライバーイップスという珍しいイップスなのです。


彼のスイングはドライバーショットの場合のみ、バックスイングが上がらないという病気を持っていて、少しだけクラブを上げて打つため、スライスが酷く飛距離も出ないという結果になります。
そのためかゴルフから遠ざかってしまったようですが、また改めて再開しようという意欲が出て来たみたいでした。
しかし、ドライバーイップスは相変わらずで、なかなか好ショットができませんでしたが、セカンド以降の小技でときどきはパーゲットはしていました。

(やっと日が昇ってきました。こちらは南の空になります。)

(朝日に照らされたクラブハウスです。現在はオリックスの経営ですが、アコーディアに経営が変わるという話を同伴者がしていました。「1人目無料プラン」はなくなるのでしょうか?)


今日は3番目に67歳の方も入って来られ、途中で話を聞いたらガンの闘病中というシャレにならない話題をされます。
医師から許可をもらってきたという方でしたが、さすがに最終ホールでは疲れからか辛そうでした。
ドライバーショットはなかなか飛距離も出て、好ショットを連発されましたが、ショートゲームに苦労されていました。


最後の4人目に入ってきたのも、同じネットサークルのメンバーで、この方は転勤で福岡で勤務されていますが、実家が阿蘇のため、休日はときどき1人予約でラウンドされていて、これまで何度かご一緒したことがあります。


もともとアスリートタイプでゴルフも競技志向ですが、最近はマラソンの方にハマっていて、取り組んで3年でサブ4(フルマラソンを4時間以内で走る。)を達成したという努力家です。
飛距離も出るため、ゴルフに専念すればもっと上級者になれそうですが、ラウンド中もカートに乗らずに走って向かうというほどマラソンへの熱意の方が高くなっているようです。

(早朝の10番パー4.奥のコース内に見える白いものは、霜のようです。ティーにはシートが被せてあります。)

(こちらは上の画像と同時刻の1番パー4です。左の東の空から太陽が昇ってきたので、霜はスタート時には溶けていました。)


今日は、飛ばし屋がいたためか、ドライバーショットの精度が悪く、また後半は北風も強かったため、ショットに苦労しました。
しかし、幸いアプローチが良く、ドライバーショットを曲げても最小限のスコアロスで済み、やはりスコアはパットを含むショートゲーム次第だなと感じました。

(9時半スタートなので、すでに練習グリーン等にはたくさんのゴルファーが練習していました。)


10番パー4は、昨日のように左に引っかけて、ラフからU4で手前のカラーにオンし、パターで奥のピン右1mに寄せて、どうにか寄せ1のパーでした。


11番パー3はU6で寄らない左サイドのラフに打ち込み、アプローチは寄せようと欲張って左カラーにショートし、そこから52度でスピンをかけて5mの下りをカップ傍に止めるボギーでした。
欲張って寄せ1狙いをしてしまい、そうするとこのホールはダボもあるため、ボギーで凌げたのはいわばラッキーでした。


12番パー4は、フェアウェーからPWで手前にオンし、上りのフックかスライスか微妙になるラインを打ちましたが、スライスしてパーに終わりました。


13番パー4は、ドライバーショットが左目のファーストカットでしたが、グリーンまでは開けていて9Iで奥にオンし、下りの6mを距離合わせするパットで2パットのパーでした。
今日は、パット数を気にして、とにかく狙わないで上手くいけばカップインという攻め方にしています。


14番パー5は、昨日と同様にドライバーショットは右のバンカーインで、アゲインストのため昨日のバンカーではなく、入れてはいけない手前の小さなバンカーでした。
このバンカーはアゴが近くなので、長めのクラブが使えず、8Iでフェアウェーに打ちましたが、3打目の8Iでつま先上がりのライからダフってしまいます。
手前の花道からのアプローチを1mに寄せ、どうにかパーでしたが、昨日と違ったのは3打目を曲げてバンカーインしたかどうかで、ダフっても花道などのようなライだったら寄せ1も確率が高くなるようです。


15番パー4は、ドライバーショットが右ラフで、9Iのショットは小山の上から左に飛んでしまします。
グリーン左手前からオンしたらスライス気味に下るラインを52度で上手くスピンコントロールが効き、ピンに寄るとは思いましたが、最後はトロトロと転がってカップインし、ラッキーなバーディーになりました。


16番パー3は、9Iでピンの手前に5mにオンでしたが、上りのパットは打ち切れずにパーに終わります。


17番パー4は5Wでフェアウェーに打ちましたが、アゲインストのため距離が残ります。6Iでグリーンオンを狙いましたがダフってしまい、グリーン手前に切れ込んでいる池に転がり落ちてしまいます。
ドロップした4打目は傾斜で右カラーに戻され、そこからの6mのパーパットはわずかに左を抜けるダボになりました。
アイアンをダフるのは、若干コースがウエットな状況のためですが、やや力んでしまっていることも原因です。


18番パー5は今日はティーが後方だったのでドライバーを使いましたが、右の池方向に飛びヒヤっとします。
セカンドのU4で右方向でしたが、ここのグリーンは右方向から攻める方が簡単なのです。
52度でピンの手前5mにオンし、上りの真っすぐと読んだバーディーパットはやや打ち切らずに傾斜で左に切れ、パーに終わりました。


前半は、1バーディー・1ボギー・1ダボの2オーバー38ストロークで、パット数はなんと13打でしたが、今日はほぼカップまで狙わずに3パット回避を最優先にしたのと、グリーン周りでのアプローチがカップに寄ったのが理由です。


約1時間の昼食休憩後に、後半のスタートです。

(1番パー4の後半のスタート前の様子。前半と違い、雲が多くなり、この後は日差しがなくなり寒くなりました。)


1番パー4は、ドライバーショットが右のフェアウェーで、U6で左にオンでした。右のカップへの7mのスライスラインはわずかにカップ手前で切れ、パーに終わります。


2番パー4は、ドライバーショットがチーピンになり、凹みのラフでした。前方に木々が、グリーンに届く距離のクラブでは当たりそうで、8Iで木の上を越える選択をし、手前のラフでした。
アプローチは3mに付きましたが、上ってスライスし、強く打つとカップを過ぎると右に下ってしまうラインのため、カップ左に打って2パットのボギーとしました。
ティーショットをミスっているので、ボギーは仕方なく、ダボは打たないという攻めにしました。


3番パー4はアゲインストの中、ドライバーショットが大きくスライスしてしまい、右の斜面に当たってカート道路近くのラフまで落ちてきますが、大きく距離が残ります。
U4でのグリーンまで190yのショットは、上手く打てましたがアゲインストの風で最後に左に押され、ラフに入ります。
52度のアプローチは上手くスピンが効いてカップ傍で止まり、50cmを入れてパーゲットいた。


4番パー3は、8Iのショットが風に押されて右のラフでした。打ち上げの8mのアプローチはここもスピンが効いてカップ左に止まり、1m弱を入れてパーゲットです。
グリーンを外しても、ナイスアプローチが冴えわたります。


5番パー4は、やっとドライバーショットが当たり、フェアウェーセンターにナイスショットでした。
52度でピン方向に打ちましたが、奥のピンに対して手前4mでした。
ここも上りのバーディーパットは打ち切れずに左に垂れてしまい、パーに終わりました。


6番パー5はドライバーショットはフェアウェー、セカンドのU4もフェアウェーで、3打目を52度でのコントロールショットはピン筋に飛びましたが、前のホールと同じ4mでした。
ここも上りの真っすぐでしたが、オーバーすると返しが難しいため距離合わせし、パーに終わります。
何度もチャンスが訪れましたが、狙って3パットという最近の傾向を反省し、今日は狙わないというかカップまでのタッチにするパットにしています。


7番パー3は、やはりアゲインストの強い風の中、ピンまで120yを9Iか8Iで迷って大きめの8Iで打ちました。
これも最近の傾向ですが、大きめのクラブを持つと緩んでショートすることが多いため、しっかりヒットしようとしましたが、さすがに8Iは大きめで奥のピンの左奥に着弾し、ここは左奥に傾斜があるため止まらずに段下のラフまで転げ落ちてしまいます。
アプローチは、背丈ほどの打ち上げでしたが、カップ位置が小山の頂上なので止まらずに2段グリーンの下の段まで転げ落ちてしまいます。
パーパットは狙うと、また左先の元の場所に転げ落ちる心配もあったため、カップ左を狙いましたが、これが良かったようで、フックに見えないラインがフックし、惜しいとみんなから言われるボギーでした。


同伴者は、左手前からのパーパットをスライスと読んで、フックしたので??と頭を捻っていましたが、このグリーンは右から左にメチャ速いのです。


8番パー4はフェアウェーからPWでピンの左6mにオンし、このバーディーパットはわずかに右に切れるパーでした。


9番パー5はアゲインストなのに557yもあるタフなホールです。ドライバーショットは当たってフェアウェー、セカンドのU4もフェアウェーでしたが、残り距離が140yほどあり、アゲインストなので7Iで打ちました。
しかしややスライスになり、右に下ったグリーン面の右エッジで跳ねて右にあるAグリーン下のラフに転げ落ちてしまいます。
ここも背丈ほどあるアプローチを上手く打てましたが、スピンが効いて転がらずに1m強が残り、このパーパットはフックすると予想したのにカップ右外を狙って打てずに、左に切れてボギーになりました。


最終ホールはせっかく途中まで良いショットをしていたのに、最後に難しいラインに乗せてしまい、パーセーブができませんでしたが、後半は3ボギーの39ストロークで16パットでした。


通算は、昨日と同じ77ストロークで、パット数はなんと30切りの29打でした。
今日はパターを敢えて狙わずにチャンスでも3パット回避をテーマにしましたが、やはり刻むパットはスコアは崩さなくても物足りないものです。
狙うか寄せるか、微妙な部分ですが、イージーなラインの場合はもう少し攻めても良かったのかもしれません。


明日は兄を連れて阿蘇グランビリオですが、いつもの西コースではなくトリッキーな東コースであり、寒さも予想されるためスコアは期待できないようです。