三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

メダリストに大苦戦

今日はゆっくり起きて、外の天気を確認すると、ラウベ(住んでいる農園付きの宿泊施設のこと。)前の畑にイチゴが作られていて、数個が赤く色づきはじめています。

まだほとんどの実は青いままでしたが、数日後には収穫時期なのかもしれません。

(まだほんのりピンク色程度ですが、いくつも身がなっていました。窓から手を伸ばせば、届きそうですが、さすがに勝手に採るわけにはいけません。)


(別の窓からは、なにやら竹で格子状に作られたものが見えますが、今後の覆いのためでしょうか?)


今日は6月24日なので、ここ岩見沢のクラインガルテンに入居してちょうど1か月が経過したところです。
昨年は、同じ時期から6月29日までの入居でしたが、初めての地で不安も大きく、それなりに長く感じていましたが、今年は慣れているせいもあり、とてもこの1か月が短く感じられます。


毎日が、新しい方々との出会いもあり、ゴルフ三昧で楽しい日々を送っているためか、もう半分以上が過ぎてしまったという、いわば残り少ない日数の少なさを惜しむ気持ちでいっぱいなのです。


今日は日曜日で、普段はラウンドを入れない日ですが、先週に行われた滝川市民ゴルフ場のシニア選手権の予選を通過していたので、決勝のマッチプレー2回戦に出場するため、出かけて行きました。


元々は7時から1回戦がある予定でしたが、不戦勝になり、12時からの2回戦で予選メダリストの方との対戦になりました。


12時スタートですが、10時に滝川市民ゴルフ場に着き、チェックインを行います。今日の料金はカート代を含んで3,700円ということで、日曜日でも安価な料金でラウンドでき、コスパが非常に高いのがこのゴルフ場の特徴です。


来週はシニア選手権が1週空き、代わりに小学生対象のジュニア選手権が開催予定で、小学生の女の子が父親と練習ラウンドをしている姿も見え、まさしく「市民」のためのゴルフ場なんだなと改めて気づかせてくれます。


こんなゴルフ場が熊本にもあれば、それこそ毎日でも通いたいと思うところです。受付の方もとてもフレンドリーで、「北海道の人々は取っつきにくい」と流離のゴルファーが昨年の渡道前に言っていた言葉を思い出し、「そんなことはない!フレンドリーな方々が熊本よりも多いくらいだ。」と先入観を持っていた自分を恥じるほどでした。

(レストランというより「食堂」という感じですが、とってもリーズナブルな価格です。)


受付後に、3階の食堂に上り、朝食兼昼食としてカレーを注文しました。先週利用して、ここの料金の安さに感激していたからです。
一般的にゴルフ場の食事は高いというケースが多いのですが、ここはウドンが300円からあり、私が注文したのはカレーですが400円なのです。


そういえば、先週の予選をご一緒したこのゴルフ場の専務(支配人)が「国から用地を市が借りているので、あまり儲けを出すことはできない。」と言っていましたが、その影響もきっと食堂の価格に反映しているのでしょう。


残念ながら、専務は朝の1回戦で敗退されたようで、あのお上手な方も負けるとはレベルが高いなと改めて感じます。


ご飯を食べて練習グリーンに行くと、先週、顔見知りになった方(昨年のチャンピオン)がおられ、挨拶をしました。「誰と当たるの?」と聞かれ、「メダリストの方です。」と答えると、その方が「先週一緒に回ったけど、スキがないよ。ドライバーも振れば飛ぶけど、方向性重視で距離を抑えていたみたい。ほとんどボギーは打たないからね。もっともあなたのゴルフを見てないから分からないけど、強いと聞いているからどちらか消えてくれるのは助かるw」と笑いながら、アドバイスしてもらいました。


スタート時間前にティーインググランドに行くと、メダリストの温厚そうな方がすでにカートに乗っておられます。
「今日はよろしくお願いします。」と挨拶して、しばらく雑談をしました。


「旭川からですよね?1時間くらいかかるのですか?」と聞くと、「高速を使うからそこまではかかりません。」と答えがあります。
昨年も出場されたそうですが、本選は用事で欠場されたとのことでした。
普段は地元旭川でメンバーになっているゴルフ場に行くそうですが、今日はわざわざ旭川からやってくるのはそれなりに腕に覚えがあるからだろうと昨年のチャンピオンが言っていたので、「オフィシャルハンディーはおいくつですか?」と尋ねましたが、笑って答えてくれませんでした。


スタートのティーには、専務がおられ、スタッフのジャンパーを着ています。
「1回戦はどうだったのですか?」と尋ねたら「相手が良いゴルフをされて負けました。」との答えです。
このシニア選手権も、専務の発案で昨年から開催されるようになったようで、来週のジュニア選手権も道ゴルフ連盟に話をして広く出場者を募集したそうです。


「ここには自分以外はゴルファーがいないから、試合の運営などを教えるのが大変です。」と話されていましたが、専務の情熱のおかげで河川敷と言えども、都会の近郊にあれば上位クラスのゴルフ場であるはずで、そんな立派なゴルフ場が気軽で安価に利用できるのです。


以前のホームコースだった某ゴルフ場は、経営難で経営元が変わり、某金融機関から派遣されたゴルフをしない社長が来てから、なんとなく運営がおかしくなったものです。
ゴルフをしない者にとっては、単なる金儲けの場を提供しているだけでしょうが、コースをゴルファー目線で整備してくれる管理者は絶対に必要で、経営者にゴルフを愛する人がいるゴルフ場はコースも幸せだろうし、プレーする側も幸せなのです。


長くなったので、試合の結果等は別に書きます。