三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

塗装工事は折り返しに入る

 今日は木曜日なので当初からラウンドの予定はありません。
 最近は「アプローチの達人」と阿蘇ハイランドの早朝ラウンドをすることが多くなりましたが、木曜日は達人が菊池CCのシニアコンペに参加する日で、週末と週初めも達人の都合でラウンドが入らないため、火曜と水曜日のラウンドが中心になっています。


 今日の天気は朝から曇り空で、予報では明日にかけて雨の予報になっていますが、コンペを間近に控えた兄とのラウンドを明日も予定したものの、兄が自宅で脚首を捻って捻挫をしたため、本人はやる気満々だったものの大事を取って明日のラウンドは天候の心配もありキャンセルしています。


 いくら本人が大丈夫と思ってもゴルフは足首への負担がそれなりにあるためで、大丈夫と考えて実際にコースに出ても無理だとなることは私の経験上もあり、年齢を考慮すればここで無理をすると長引くことが予想されたためです。


 さて、自宅の塗装工事は施工期間の半分が過ぎ、すでに屋根部分の塗り替えは終了し、現在は壁面の1回目の塗装がほぼ終わった段階です。
 屋根塗装までは2人での作業でしたが、現在は1人でローラーを使っての作業になっていて、以前の白っぽいクリーム色からやや濃い目の茶系に塗り分けられた様子が確認できます。

(屋根の色は以前と同じような色合いにしました)

(これは塗り替え前の色で、1階の屋根にはかなり黒く変色している部分があります。壁にはプライマーを塗布した後ですが、色は元のままです))


 今回は選んだ色で1階部分と2階部分を塗り分けるようにしていて、これはせっかく費用をかけて塗り替えするのであれば少しはイメージを変えようと思ったためです。

(画像では分かりにくいけど、茶色の帯の上下では色の濃さが変わっています)

(写真に撮ってみると、あまり変わり映えしない色に見え、そこまでイメージは変わらないのだと分かります)


 自宅を建てて約30年ですが、10年ごとに外壁塗装は実施していたものの、これまでは塗装は専門外の業者に依頼していました。
 依頼していたのは職場に出入りしていた本業が事務用品屋さんですが、それこそ「何でも屋」のように専門業者に依頼するまでもない軽修理も請け負っていて、それが高じて足場のセットまで揃えていたため、足場代が不要になり相場の半額で請け負ってくれていたのです。


 社長夫婦と1人の従業員という小さな会社でしたが、別に2人を臨時に雇って塗装工事は任せたものの、足場をかけたり施工前の水洗いなどは従業員と2人で行っていて、まさしく何でも屋的に使い勝手のよい業者さんでした。


 社長が自ら材料代だけで網戸の張り替えや車庫の屋根の張り替えまでしてくれ、気が付きすぎる社長の元で働く社員はかなり大変だったろうと思ったものですが、10年前の塗装工事時にはすでに会社をその社員に譲って、元社長は元社員の下で働くという逆転現象が起こっていました。


 今回の工事は兄の娘婿が勤務するリフォーム会社に依頼していますが、工事費は相場で支払いも契約時・着工時・竣工時ときっちり請求されているものです。
 私の余命と収入に対する費用を考えて最後の塗装工事になるかなと思ったので、今回は敢えて専門業者に依頼しようと思ったのですが、やはり専門家の見方では数か所でおかしな施工もあっているようで、壁面に水が侵入して膨らんだ箇所も見つかっています。


 もっとも専門業者ではないことを理解したうえで前回・前々回は依頼していて、若い頃テニスを一緒にしていた仲間の中に個人の塗装屋さんが居て「塗装は個人ですればぼろ儲け」と話していたことを記憶していますが、前回・前々回の塗装工事でも社長が「塗料代なんて全体の費用の中ではたかが知れている」と言っていました。


 足場さえあれば、自分でもどうにかなりそうに思えるのが塗装工事ですが、屋根や2階部分は高所作業になり、高い場所は苦手なのでやはり無理そうです。
 10年ごとに塗装を行うとすれば、今回の経費を10で割りまた12で割ると1月当たりの経費になりますが、1月当たり12,500円程度の負担となり、思った以上に維持経費が必要になると分かります。


 借家と比較して持ち家は家賃が不要だから経費が安いと勘違いされますが、固定資産税も現在でこそ建物が古くなり安くなっていますが、それでも土地建物で月に均すと1万円以上は必要です。
 持ち家は以前では「財産」と思われていましたが、実際は空き家問題が表面化しているように地方都市では今後は「負」動産と言われるように、処分に困ることになってしまいます。


 実際に住む人がいればよいけど、そのためには費用をかけて整備する必要があり、相続しても利用できないのであれば、持っているだけでマイナスになることは予想できます。


 我が家も次世代に引き継ぐことはなさそうで、そうなると解体費用まで必要になるため、その経費分程度は蓄えて残す必要がありそうです。


 今後10年で自分自身も含めて周囲の状況が大きく変わることが予想され、そんなことを思いながら工事の状況を見守る日々になりました。