三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

北海道の隠れた名コースたち

ノースバレーCCのラウンド後は南宗谷ゴルフ場に移動しました。
南宗谷ゴルフ場はあまり期待はしていませんでしたが、綺麗に整備されたゴルフ場でした。
着いた土曜日にラウンドし、翌日曜日もラウンドしようと思ってましたが生憎の雨になり、ラウンドはキャンセルしました。
そのためコースなどの写真は撮れずじまいです。
リーズナブルな料金ですが、それなりの難しさを持つゴルフ場でした。


その後、上湧別ゴルフ場に行きました。

ここは河川敷のゴルフ場ですが、安っぽさは全くなく、都会の近郊にあれば堂々としたチャンピオンコースと言えるゴルフ場です。


河川敷のゴルフ場というと、フラットだけど狭く距離も短い、芝付きは悪いというイメージですが、上湧別ゴルフ場は河川敷だけど大木が残っていて、そのため木々でセパレートされ右ドッグや左ドッグといった変化に富んだホールもあり、青々としたラフはヘッドに纏わりつく厄介さで、曲げたらまずパーは取れないほどです。
距離もレギュラーからでも6500ヤード程あり、220ヤードのパー3や400ヤードを越えるミドルがいくつもあり、機会があれば是非行って欲しいコースです。


ただ受付の態度があまり良くなく、飛び込みで行った自分たちも悪いのですが、来る前に電話でいいから予約しろと冷たく言われました。
クラブハウスは掘っ建て小屋で、まさしく河川敷のコースですが、コースそのものは間違いなく一流のコースだと言えます。


その後、流離のゴルファーお勧めの上士幌ゴルフ場に行きました。
北海道のコースでは一番と太鼓判のコースでしたが、なるほど2つある1つのチャンピオンコースはなかなかのものでした。


まずこの上士幌という場所も帯広の北という地理的なハンディがあるのに、グリーンの速さがスティンブメーターで11という速さを出していることが驚きです。
もう1つのマスターズコースは8.5と通常の速さですが、失礼な言い方ですがこんな田舎のゴルフ場なのに、この速さはなに?っていうほどの高速グリーンでした。


北海道のゴルフ場は全般的に土壌が硬めで、フェアウェイもグリーンも硬めです。
そこに11フィートという競技会場並みの速さを出すグリーンで通常営業しているゴルフ場に敬意を表したい気分でした。


結局、二日間プレーしましたが、2度とも跳ね返されました💦


次に帯広の北海道クラッシックGCに行きました。

昨年の大雨でコース内にもいたるところに爪痕が残っていました。
本来は真ん中に橋があり、両側は池というパー3が、右半分が泥で埋まり大きなバンカー状態でした。


コースまでの道路も寸断されていて、大きく遠回りを余儀なくされます。
当日は、帯広の天気予報では最高気温が35度という猛暑の中、午前と午後にクラッシックコースとメイプルコースを回りましたが、レギュラーティーからは距離が短めで、そのくせ料金は高め(南宗谷や上湧別・上士幌と比較して)という、あまりお得感がないコースと言えます。


もっとも、それまでの3つのコースはお風呂はなくシャワー設備のみのゴルフ場でしたが、北海道クラシックGCは立派なクラブハウスがありキャディー付きのラウンドもできるゴルフ場です。


北海道クラシックGCの大きな特徴は、フェアウェイがまるでグリーン並みの短さで、ちょっとでも手前だとダフりまくるという難しさはありました。
上湧別ゴルフ場や上士幌ゴルフ場などはフェアウェイキープが条件ですが、北海道クラッシックGCは皮肉にもラフの方が打ちやすいと思えるゴルフ場でした。


ただ、フェアウェイからきちんと打つと草鞋のようなターフが取れ、取れたターフを元に戻して踏みつけるとプロにでもなった気分を味わえました(^^)


料金高目も、大雨で痛んだコースの改修費用が入ってると考えればそんなに高いとは思えませんし、熊本でいえば普通の料金なのです。
上湧別ゴルフ場や上士幌ゴルフ場の料金がコースの質に対してコスパが素晴らしく、その後の北海道クラッシックGCだったことが、マイナスポイントになったのです。


グリーンのようなフェアウェイでプレーしてみたい方にはお勧めです。


ほぼ一週間の道北から道東へのゴルフ場巡りでしたが、行きたかった根室GCなどのゴルフ場もかなりパスしてしまいました。


それもこれも上士幌ゴルフ場にはぜひ連れて行きたいという流離のゴルファーの強いお勧めがあったためで、広い北海道を移動するため極力遠回りを避けたためです。


北海道には千歳空港周辺にたくさんのゴルフ場がありますが、それ以外にもあまり表に出ない名コースもあるのだということが分かる旅になりました。


当初は、道北や道東にゴルフ場そのものがあるのだろうかという不謹慎な考えもあったのですが、どうしてこうして立派なゴルフ場がそこにはありました。
ぜひ、また行ってみたいゴルフ場たちです。