三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はGOTOトラベルを利用して嬉野温泉へ

 新型コロナの第三波が来たように、日本各地では新規感染者数が過去最大を毎日のように更新していて、政府が推進しているGOTOキャンペーンも医療関係者などから感染拡大の元凶だと指摘され、さすがの菅総理もしぶしぶ見直しを指示したようです。


 大阪市や札幌市がGOTOトラベルの行き先としての補助対象から外れるようで、キャンセル料を政府が負担するとか、また制度導入当初のような訳の分からない混乱したものになっています。


 私は、GOTOキャンペーンそのものには反対ですが、実施されてしまえば我々の税金を使っているため、使う権利はあると思っていてGOTOトラベルだけは積極的に利用させてもらっています。


 GOTOイートに関しては、やはり「密」のリスクが高く、いくら気を付けていてもアルコールが入れば声高に周囲が話すことも予想されるため、補助があっても利用はしたくありませんが、GOTOトラベルに関してはホテルの感染対策も徹底されているし、行き帰りも自家用車利用で、ホテルでは黙って温泉に入り食事するだけということもあり、私個人的には問題はないと感じています。


 今日は佐賀県の嬉野温泉にGOTOトラベルを利用して来ましたが、来る途中で佐賀のB級グルメを食べようと、佐賀空港に寄りました。


 熊本から嬉野までは有明海沿岸道路をメインに利用するため、佐賀のB級グルメがある地域は通らないものでしたが、唯一、佐賀空港のレストランにB級グルメを提供するレストランがあると事前のリサーチで知ったのです。

 「九州佐賀国際空港」というたいそうな名称が付いていましたが、個人的には佐賀空港は建設の必要性がないローカル赤字空港だと思っています。
 平日のお昼過ぎだというのに、空港内は閑散としていましたが、それでも空調は効いているし係員の姿もちらほら見えます。

(閑散としたチェックインカウンター。係の女性が1人だけカウンター内にいましたが、見た感じでは暇そうでした)

(空港二階の売店にはシャッターが下りていました)


 出発便の案内板にも午後からの3便のうち2便は欠航になっていて、16時出発の東京行きの1便しかないありさまで、これじゃ赤字を垂れ流すお荷物の空港になっているだろうなというものです。

 ただ感心したのが、空港の駐車場は無料で利用できるもので、何泊しても余計な費用が掛からないことは好印象です。
 数日間の旅行で利用できる便があれば、私も佐賀空港を利用したいと思いました。


 佐賀空港内のレストランにあるはずのB級グルメは「マジェンバ」という混ぜソバのようなもので、「マジェンバ」と洋風な名前が付いていますが、佐賀弁で「食べる前に混ぜないといけないよ」という意味から付けられたネーミングのようです。


 空港自体が閑散としていたためレストランが営業しているか不安でしたが、3階にエスカレータで上ってみたら「営業中」の張り紙があり、客も数人が入っていました。
 他の客から離れた奥の席に座り、注文を取りに来た係の方にメニューも見ずに「マジェンバ」を注文しました。


 実は、この時までマジェンバがどんな料理だったか忘れていたのですが、注文後にメニューを確認して混ぜソバのようなものだと気づきました。

(小城市は佐賀市の西方にありますが、今回のルート上にはなく、わざわざ遠回りするのもと思って最初は昼食候補から外していました。混ぜソバが1,200円は高いなと思いましたが、空港施設の維持費が入っていると思えば納得の価格です)


 注文して10分ほどでマジェンバが運ばれてきました。うどん麺の上に味付けされた伊万里牛とレンコン揚げ、それにレタスなどの野菜が乗っているもので、冷麺というほど冷えてもいないけど温かくもないという不思議な混ぜ麺でしたが、混ぜて食べるとなかなか味は良いものでした。

 比較的新し目のB級グルメのようで、ネットで検索して知ったものでしたが、もともと佐賀県生まれの私は全く知らないものでした。
 果たして、小城市のお店でもこの金額かは分かりませんが、たぶんここだけが高いのかもしれません。


 ただ気になったのが食べる前に後ろの席に若い女性3人組が座ったようで、せっかく他の客から離れた場所に座っても、後から近くに座られるのは防ぎようがありません。
 女性たちは、かなり大声でおしゃべりしていて、振り向いて確認するのも何だと思いましたが、食べ終わって帰るときに確認するとマスクはしないで話をしていました。


 こうだから私はGOTOイートにはリスクを感じていて、いくら補助があっても利用したくないのです。


 その後、時間があったため、鹿島市の祐徳稲荷神社に寄ってみました。祐徳稲荷にはこれまで数回は行ったはずですが全く記憶が残っておらず、初めて見たような感じです。

(博物館の駐車場に停めましたが、ここも無料というもので佐賀県の好感度アップです)

(手水を行う場所は閉鎖されていました)

 何か社殿は中国のようなイメージで煌びやかでしたが、私的には厳かな雰囲気が好みなので、違和感がありました。
 平日の午後なのか、参拝者もそう多くはなく、沿道のお土産屋さんも閉まっている店が多かったようです。

 稲荷神社は2月の初午が有名です。「馬」の字を左右逆に書いた「左馬」の文字も意味が分かりませんでしたが、もともとはダジャレのようで、お祝いに縁起が良い舞を「舞う(まう)」を逆さに読んで「うま(馬)」にしたのだそうです。


 ちょうど修学旅行生に宮司?のようなおじさんが説明していたのを横で聞いていただけですが、すぐ横に説明版がありおじさんが言ったことがもっと詳しく書いてありました。


 結局、ホテルの到着したのは15時頃でしたが、ホテルのことについては長くなるので別に書くこととします。