三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はレッスンに行く

 毎週土曜日は、PGAティーチングプロのレッスンを受けているため、自宅から20分ほど離れた練習場のサンバレーゴルフプラザに行ってきました。

(手前の列が上手く並んでいなかったので、積み上げた最後の5段目が乗せられなくなりました)

(他のレッスン生の球は5段目に1個が乗っていますが、私のは4段目までで最後の一個が乗せられませんでした)


 レッスンは9時からですが、練習場は8時から開場していて、今日は自宅を7時50分に出て途中コンビニで朝と昼用のパンを買って8時15分には練習場に到着しました。
 プロはすでに来ていて、打席を指定され、そこにいつものように練習球を積む準備をしましたが、最初に土台になる下の面をしっかり作らないと結果的に上の段が綺麗に並ばなくなり、ゴルフも土台になる基礎がしっかりしないと、そこにどれだけ詰め込んでも結局は上手くいかないことが分かります。

(別のレッスン生が球を並べて準備しています)


 いつものように、片手打ち(右手・左手)、正面打ち(右手)、背面打ち(左手)から入り、4つの斜面(つま先上がり・つま先下がり・左足下がり・左足上がり)からのショット練習や、ペットボトルの上の球を打つ練習、シャフトが曲がったアイアンで打つ練習などがありましたが、なかなか上手くまだまだ打てない自分がいました。


 その後、スイングスピードを上げる練習があり、器具・シャフト・ドライバーの素振り・実際の球打ちを1サイクルにして、各人の設定をクリアするまで5回のチャレンジをするという課題をそれぞれが順番で行います。

(目盛を設定して素振りして、カチっと音がすればクリアです)


 器具はスイングスピードの目安が設定できるもので、私は45の目盛をクリアできませんでしたが、他のレッスン生は全員クリアしていて、最高は50の目盛をクリアしているものもいるほどです。
 この彼は、シャフトの素振りでは300yを越えるもので、実際の球打ちでも正面の250y先のネットを突き破るような勢いで球が飛んでいき、私の球はやっとネットの下に届くか届かないかのレベルなので、その飛距離の違いにかなり驚かされます。


 最後の方で、ドライバーの打ち方について説明があり、確かにその彼はそのような動きをしているようで、反対に私は逆になっているとのことでしたが、自分のスイングは自分では分からず、この辺りの意識改革がまず必要なことです。


 これまで私はバックスイングでクラブをインサイドに上げて、トップで左手首が甲側に折れる癖でヘッドが飛球線とクロス気味に入るため、あまりクラブを上げないようにしてダウンスイングで力を入れないスイングを心掛けていました。
 そのため、スイングスピードが40に届かず、いわばミート率だけで飛距離を出していましたが、最近はドライバーの飛距離が210yほどに終わっていたのです。


 やはりもう少し飛距離を出したいとレッスンを受ける際の希望を言っていて、そのためには「クラブをもっと振れ!」とプロから言われています。
 最初は器具の目盛も30台でしたが、最近は40台になり、44までは上がって行きました。
 プロからも「振れるようになったじゃない!」と言われますが、振れば振るほど曲がりが大きくなり、結果的に飛距離は伸びていないようなのです。


 結局は、打ち方が悪く、その矯正が必須になってきましたが、これまでの考えとは真逆なので戸惑っている部分もあるものの、やってみると時々は当る球があるので、この打ち方に変えないと先はないと感じています。


 まだ正確にそのスイングを理解しているものではありませんが、自分がいまの時点で理解していることを書いておきます。
 ただ頭で理解していても、身体がそのように動かないというジレンマもあり、最初にしっかり身体に叩き込んでいるヘッドスピード50超のレッスン生を見ていると、せめてヘッドスピード45でしっかり叩ければと期待はしているのです。


 バックスイングでは、まず手(グリップ)を右に動かし、ヘッドが遅れて付いてくるように動かします。
 これはシャフトの逆しなりを利用するためで、極端な表現をすればヘッドを身体から遠くに回してバックスイングをして、トップでは右手人差し指を緩めシャフトを寝かせ、ヘッドが上に上がらないようにダウンスイングに入ります。
 身体の上体を潜め、右ひじを右体側に付けたまま、ヘッドを低い位置から右手と左手を伸ばし、思い切ってヘッドを返します。


 この時は、腰は浮かせたまま上体だけを屈折する意識ですが、イメージは野球の下手投げ投手のような動きになります。
 ヘッドを返した後は、そこからもう一段先にスイングする気持ちで振ることが重要ですが、まだ私にはここまで振れていないので、最後にスライスしてしまいます。


 動きをゆっくりした素振りでやってみると、こんな変な打ち方で大丈夫?と思うものですが、他のレッスン生の動きを見てみると確かにきちんとしたスイングになっていて、自分の意識とのズレは理解できますが、理解できることと自分の身体をコントロールすることには大きなギャップがあるのです。


 プロによると、シャフトの自然なしなり戻り(パッシブトルク)を利用することで飛距離アップを目指すとのことで、この動きをしていない私のスイングは早く振っても逆しなりがインパクトの時に起こってしまい、エネルギーのロスを生んでしまっているようなのです。


 まだ今日のレッスンで聞きかじったこと(ずっとプロは言い続けているのですが、私の理解が先までいっていません)なので、どこまで正確かは分かりませんが、とりあえず頭に入れてスイングを作っていきたいと思っています。


 しばらくは上手くいかないだろうけど、そこで諦めたらそれまでだし、遠い先に未来があると信じて突き進むだけなのです。

(最近はコースで他人のショットを見ていて、その構えでは曲がると予想し、その通りに曲がると自分の傾斜の構え方の方法が正しかったと納得しています)