三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

平均スコア70台のゴルファーに必要なもの

 今日も祝日の振り替え休日なので、ラウンドはお休みです。


 昨日の日記では平均スコア80台のゴルファーになるために必要なことを書きました。 
 これを一歩進めて、平均スコア70台のゴルファーに必要なことも書いてみたいと思いますが、私自身の平均スコアは80程度なので、自分に不足している部分を改善できれば、平均でも80切りはできるものだと思っています。


 前回の日記に書いた「アプローチの達人」の平均スコアは77~78程度ですが、ドライバーの飛距離はどんなに当たっても200yほどです。
 しかし、400yのパー4でもセカンドをフェアウェーウッドでグリーン近くまで運び、得意のアプローチでピンに絡め、パーゲットしていきます。


 つまり、ドライバーの飛距離はたとえスコア70台のゴルフであっても、200yあればよいことに変わりはありません。
 もちろん、無理せずにスイングすることでもう少し飛距離が出るのであれば、それに越したことはありませんが、自分の最大飛距離を求めてはいけないのは、どのレベルであっても同じことです。


 平均スコア70台をキープするためには、凡ミスだけは避けなければなりません。2打目のダフリやグリーンオーバーに繋がるトップはスコアロスに直結するため、その場面場面で許されないミスを発生させないようなマネジメントを考えることが必要です。


 例えば、パー5の2打目でのトップのミスは悪くはないミスで、ダフリのミスは避けたいミスです。反面、グリーン近くでのトップのミスは致命的になり、ダフリのミスはまだリカバリーできる余地が残ります。
 グリーン周りからのアプローチは、できればパーパットが打てる1ピン以内に寄せられればよいのですが、その際も必ず上りのストレートのラインになるような場所を狙います。


 アプローチをする前には、グリーンに上り、傾斜を確認して目標の場所をしっかり頭に入れてからアプローチに臨みます。
 例えカップまで1mに寄せても、下りの曲がるラインなどではカップインさせるのは難しく、反対に上りの3mのストレートラインの方が簡単だと思うことです。
 つまりアプローチも無闇にピンに突っ込まず、冷静に次のパットが打ちやすい場所を見つけることに神経を集中させることです。


 平均スコア70台のゴルフのためには、平均飛距離200yのドライバーショットにある程度の距離感のあるセカンドショット、1ピン程度に寄せられるアプローチ力、3パットしない距離感のあるパット力などに加え、バンカーショットの技術も新たに必要になってきます。
 80台のゴルフではバンカーを避ける戦略を徹底すればよいのですが、それでもバンカーに捕まることはどうしても避けられないことです。
 1回でバンカー脱出できることは80台ゴルファーの必須技術ですが、70台ゴルファーであれば、グリーンオンは最低でもしたいものです。


 フェアウェーバンカーの打ち方とガードバンカーの打ち方は違い、それぞれを練習する必要があります。
 バンカーに入れてスコアを大きくロスする余裕は70台のゴルファーにはないためで、1打のロス程度は見込んでも、それ以上は避けることが求められます。


 バンカーからフルショットの練習ができるような施設のある練習場は少ないのですが、もしあれば必ず練習しておくようにします。
 フェアウェーバンカーから通常のショットをして、どの程度の飛距離が落ちるのかを体感で知っておくことは、グリーンを狙うクラブ選択で迷わないことに繋がり、しっかりスイングできることに繋がります。


 フェアウェーバンカーは足元を固めグリップを短く持つ以外は、普段のショットとほぼ変わらないものですが、グリーン周りのバンカーショットは普段のショットとは異なる特殊なショットになるため、こればかりは頭で考えるより練習するしかないのです。
 いくら他人から教わっても人それぞれの感覚になり、私は実際に経験して練習を積むしかないという考えなので、毎回ラウンド前にバンカー練習をするように心がけています。


 基本的に平均スコア70台のゴルフに必要なことも、平均スコア80台のゴルフと同様なものですが、その精度を上げることが求められます。
 ただその精度はテレビで見るようなプロの技術による精度ではなく、まだまだ甘いアマチュア的精度で十分なのが違うだけです。


 要は70台のゴルフでは80台のゴルフ以上に「頭を使え!」というもので、凡ミスを減らすことを前提に、自分の力量に合わせてコース攻略方法を考えることにあるのです。


 「願望」を元にマネジメントをするような愚はしてはならず、もしピンチになっても最小限のスコアロスでホールアウトする方法を考えます。
 
最も大事なものは「我慢」であり、目の前の1打を大切にしてプレーするという意識が持てれば、きっと平均スコア70台のゴルファーになれるはずです。