三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

アプローチの練習をする

 今日の熊本は快晴で日中は気温も高めでエアコン不要でしたが、日が沈むとさすがに肌寒くなります。
 今日は午前中は10kmほど離れたマツダディーラーに愛車のCX‐5を持って行き、4回目の車検をお願いしました。
 この店は、当時在職していた高校の卒業生が店長になっていて、たまたま冷やかしで商談した際に私が監督を務めていたソフトボール部のOBでもあることが分かり、そのまま買い替えをCX‐5に決めたものです。


 購入したのは退職のちょうど1年前でしたが、退職後は車で日本一周でもしようと漠然と思っていて、車中泊が可能で長距離を走っても燃費が良い車を探していたのでSUVのディーゼル車であるCX-5は目的に叶う買い替え候補の車種だったのです。


 この車で退職後は計3回は渡道していて、それなりに買った目的は果たしています。


 近所にはネッツトヨタがあり、我が家も実家も長年にわたって車はこの店でお世話になっていますが、CX-5を購入した際は馴染みの営業マンをガッカリさせてしまいました。


 ただ我が家にはもう一台この営業マンから購入したアクアがあり、こちらも10年目ですが午後から点検のために車をネッツに持って行き、事前に電話を貰っていた担当の営業マンが勧める新しいプリウスを見せてもらいました。


 新型プリウスは金額が430万円ほどということで、大衆車であってほしいプリウスもはるか手が届かない高級車になったものだと思ったものの、CX-5は車検に出したと言ったらガッカリされてしまいます。


 このCX-5で今年こそは最後の北海道の旅へ行きたいと思い、良さげな宿泊施設に先日問い合わせしましたが、3月から受け入れ予約開始ということで、まだ具体的には計画が立っていません。
 ただ体調のこともあるし、単なる観光のために1か月以上も車で行くのもと躊躇してしまいますが、もう次の機会はないかもしれず、行けるようなら行ってみたいと思っています。


 さて、アプローチですが、私はいつごろからかアプローチが打てないイップス傾向にあります。
 以前はアプローチ自体は得意だと思っていて、7,078yと距離があるホームコースでシングルハンディーを決めたのもショートゲームの精度があったためですが、いつごろからか短い簡単なアプローチが打てなくなってしまっています。


 よく一緒にラウンドする「アプローチの達人」から「あなたは簡単なアプローチは失敗するのに難しいアプローチは上手く打つ」と呆れられるほどで、内心で「難しい」と思っていれば普通に手が動きますが、「簡単」とか「寄せなければ」と思ってしまうとテキメンに手が動かなくなり、代わりに身体が余計な動きをしてしまうのが分かるほどです。


 精神的なものは「自信」というオブラートで包んでしまうしかなく、そのためには打てない原因を一つずつ潰していくしかないと考えています。
 打てないという部分は、私のバックスイングがきちんと上へ引き上げていないことがビデオに映っていて、素振りでは問題なくクラブヘッドが上がっているのに、実際に打つ際はほとんど上がらず、その部分を補おうとするためかダウンで強く打ったり身体が動いたりして、結果的に距離感も安定感も無くなってしまいがちです。


 ラウンドビデオを見て気づいたものが、私には真っすぐクラブヘッドを上げようとする意識があり、それが原因でアウトサイドにクラブを引く癖に繋がっているため、インサイドにクラブを引くとヘッドが上がりやすいのではと考えました。

(ドライバーもアイアンもかなり外にバックスイングする癖がありますが、自分の中では真っすぐヘッドを後方に引いているつもりです)


 今日は天気も良く、寒さもないため庭でアプローチの練習をして、その様子を動画撮影してみました。
 ただカメラの位置が悪く、手前からのショットは球などが写っておらず、その部分は使えませんでしたが、向こうからのものはどうにか映っていたので、その部分を編集してみました。


 せっかくだから取り直しすればと思いますが、昨日のラウンドでかなり足腰が疲れていて、昨夜はやっと階段を上ったほどで、やり直す気力がなかったのです。
 


 今の時期は芝が枯れていますが、逆に雑草が少なく練習にはちょうど良いもので、もっと練習しないとアプローチは上手くならないとは分かっているものの、内心ではどうせコースでは打てなくなるからという諦めもあります。


 インサイドに引く意識でも、現実はそうインサイドには引いていないのが感覚と実際のズレですが、手ごたえはよいのでこの打ち方でやってみようと思っています。
 飛球線後方にヘッドを引くためには、身体を斜めに捩じり上げる必要がありますが、私は手だけを延ばしているため、意識は後方に引いているつもりでも、実際はアウトサイドにヘッドが動いているものです。


 同様に、目標にヘッドを出しているつもりでも、身体が起き上がる分ヘッドはアウトサイドに動いて行く様子もビデオに映っていて、こうした映像機器が無かった時代に感覚で作り上げたスイングが意識と現実に大きな乖離が生まれてしまったようです。


 とりあえず、ラウンドではどうせ上手く打てないのだから、何かやってみないとどうしようもないのだと思い、いろいろチャレンジしてみます。

身体が思うように動かない

 今日も昨日に引き続き、阿蘇ハイランドの早朝ラウンドに行ってきましたが、バタバタのゴルフになり、全くゴルフになりませんでした。


 今日も5時50分に自宅を出発しましたが、出発時の熊本の気温は4℃ほどで昨日より気温が低く、阿蘇は零下だと予想していました。
 しかし、曇っていたため放射冷却がなかったようで、気温は1℃ほどとグリーンの凍結はなかったものの、冷たい風が吹いて体感温度は零下なみでした。


 6時50分にゴルフ場に到着すると、同伴者の「アプローチの達人」が既に到着していて「先に出た組がいるよ!」と声をかけられ、慌ててチェックインしてバッグをカートに積み込みます。


 今朝は曇りだったので、まだ薄暗い中を水曜日はインスタートになるため10番ティーに向かいますが、すでに後続組の3人が10番の青ティー付近に屯していて、その横を抜けて10番の白ティーに着きました。


 まだ球の落下地点は見えない時間だったので5分ほど待ちましたが、後ろの組は素振りをし始め、早く行けとばかりに煽られてしまいます。


 少し明るさが増したので、ティーオフしようとしましたが、後ろではお喋りが止まず、何度か後方を振り返りますが、目は合うものの一向にお喋りは止めてくれず、マナーが悪い客だなと思って諦めてティーオフしましたが、達人からは「黙るように言えばよかったのに」とティーショット後に言われたものの、あれだけ見て気づけないような輩に言ったとしても分からないと思ったのでした。

(私が打つ際に後ろのティーで談笑しながら素振りをするマナー違反な後続組)


 慌ててインへ向かったので、途中でヘッドカバーを落としてしまいます。これはホールアウト後に係の人が拾ってくれていて手元に戻りましたが、他にも今日はビデオ撮影しようとカメラを持ってきましたが、三脚を車内に忘れてきて、撮影できませんでした。


 その上、痛み止めを飲もうと紙コップを洗面所から持ってきたものの水を汲む余裕もなく、薬を飲まずにスタートしてしまい、途中まではどうにか持ったものの、背中に痛みが出始め、併せて腰も重くなり、自分の身体をコントロールできなくなりました。


 達人も後ろを気にして急ぐ様子で、前半はなんとなく余裕がないせかせかとしたラウンドになってしまいます。



(この日は水曜日なので、全組がインスタートになります)


 後半の1番で痛み止めを飲みましたが、既に時遅しで痛みはしばらくして収まったものの、何となくバランスが悪くなり、ショットもパットも当たらなくなります。
 いわゆる集中できないままプレーしてしまうもので、心も身体もコントロールが効かなくなりました。


 スコアが悪くなると気力もなくなり、早く終わりたいとプレーも雑になり、ますます深みに嵌って行く展開で、全く楽しいとは感じられずでした。


 結局、後続組は我々が17番にいた頃に14番をプレー中でしたが、もしかすると以前に係の人が言っていたトップスタートでないと文句を言う組かもしれず、前回もパスさせてもらえず後ろを金魚の糞のようにくっ付いて回ったことがあったのを思い出しました。
 その時も3バッグだったし、今日も同じ3バッグで今思えば間違いなさそうです。


 こんなことなら今日は来るんじゃなかったと思うラウンドになりました。

結局スコアはパット次第だということ

 今日は一週間ぶりになる阿蘇ハイランドの早朝ラウンドに行ってきました。自宅を5時50分に出たので普段だったら6時45分頃には着くはずでしたが、80Km制限の阿蘇復興道路を40Kmで走る大型トラックがいて渋滞してしまい、結局着いたのは7時になり、既に同伴者の「アプローチの達人」はカートにバッグを乗せている状況でした。


 出発時の熊本市内は雨上がりで気温は6℃と高めでしたが、阿蘇カルデラ内に入ると気温は下がり、到着時の7時頃は2.6℃で冷たい風が吹き寒さを感じました。

(この時計はカート置き場に設置されていますが、コースの気温はもう少し低めです)


 今日はビデオカメラは持参せず撮影は無しでしたが、カートが雨の影響でコース内乗り入れが不可だったので、もしカメラを持って来ていても撮影はしなかったはずです。
 コース内はかなり泥濘んでいて、ランが全く出ず、各ホールで距離が普段よりも残ってしまい、セカンドでは使わないクラブを使ってミスを連発してしまいます。


 1番パー4こそ、PWでピン手前5mのバーディーパットが入り、幸先良いスタートでしたが、続く2番パー4でピンまで135yのセカンドを9鉄で打ったらダイレクトでグリーンどころかコースオーバーして3番のネットに引っ掛かっていました。


 冬の時期は飛距離が出ないため、当初は8鉄で打とうかと迷ったほどで、打った後に6鉄と間違えたと番手を確認しましたが9鉄に間違いなく、この予想外の飛び過ぎで以降の番手選びで混乱してしまいます。


 3番パー4はいつものように左方向に飛びましたが、2連バンカーの手前を現在潰してラフに変える工事中で、その危険防止に張ってあるネットに当たってしまいます。
 臨時のネットなので救済を受けましたが、距離が残り、7鉄でセカンドを打つとダフリ、3打目のウエッジではトップしてしまいます。


 今日のコースは昨日のかなり雨量で、スタンスを取ると水が滲むようなほぼカジュアルウォーター気味なライですが、周囲も似たような状況でダフリ易く、トップ気味に打とうとするとトップしてしまいます。
 結局、このホールは2mのボギーパットを決めきれずにダボになり、先が思いやられました。


 しかし、4番パー3で久しぶりにパーオンして、4mのバーディーパットが決まってしまい、崩れかけた展開をどうにか踏みとどまることができました。


 5番パー5はピンの左奥5mにバーディーチャンスでしたが、達人が「また来たか!」と声をかけたものの、弱めだったのでカップ手前で止まってしまいます。
 達人はグリーンの傾斜をよく覚えていて、入るラインの時はこうして声を出しますが、入らないと思った時は黙って打ち終わってから「そこは思ったより曲がらないんだよね」というコメントがあるものです。


 6番パー4は右ラフからPWでダフッてしまい、アプローチも4mでしたが、このパーパットが決まりましたが、7番パー4はセカンドを左奥にオーバーし転がしのアプローチは3mが残り、このパーパットを右に外してしまいます。


 8番パー3は、ピンの右手前5mにオンし、このバーディーパットでも達人が「おっ!来たか!」と声がかかりましたが、5番同様にタッチが弱めでカップ淵で止まってしまいます。


 9番パー5は、右ラフから9鉄で3打目を打ちましたが、アゲインストの風に負けて左奥のピンの右手前にオンし、ファーストパットを打てずに残った2mも決めきれないボギーになりました。


 前半は、2バーディー・3ボギー・1ダボのスコア39になりパット数は16打でしたが、偶々バーディーが2個あっただけで内容は普段と変わらないものでした。



 10番パー4はフェウェーから7鉄でトップし、アプローチも4mが残しましたが、このパーパットが決まっています。
 ここは前回フックに見えているのにスライスと思い込んでカップ左に外した場所で、カップ右を狙ったら入ってしまったという怪我の功名でした。


 11番パー3もショットが当たらず手前花道にショートしましたが、9鉄の転がしが1m弱に寄ってどうにかパーゲットでした。


 12番パー4では、パーオンして何か安心してしまい、ふわっとした感覚で7mのバーディーパットに挑み、上手くヒットできずにショートし、続く短いパーパットも打った瞬間に当たりが悪くて外したことが分かるボギーでした。


 13番パー4はセカンドをグリーン右に外しましたが、ここも9鉄で転がしてどうにか寄せ1のパーでした。
 14番パー5はティーショットが左ドックのコースの右ラフに入り、5Wのセカンドは左ラフの凹みで、そこから7鉄のショットは当たらずグリーン右に外し、アプローチは3mにしか寄らず、パーパットは決めきれないボギーになりました。


 15番パー4は5mのバーディーパットをダフってショートするパー、16番パー4はティーショットが右に曲がり、ラフからU6で奥の段のピンに対しグリーン中央にオンし、打ち上げのパットを寄せてナイスパーでした。
 17番パー3は7鉄のショットが当たらずショートし、花道はかなりウエット気味だったのでU6で転がし寄せてここもナイスパーでした。


 18番パー5は左のピンの右やや奥にオンし、6mのバーディーパットはパンチが入ってフックと読んだラインが曲がらず、気が抜けて挑んだ返しも外すボギーになりました。


 後半は、3ボギーのスコア39で、パット数は前半と同じ16パットでした。通算は、スコア78の32パットです。


 明日も阿蘇ハイランドの早朝を予定していますが、今日とは違ってスタート時は零下の温度予報なのできっとグリーンは凍結していることでしょう。
 ただコースが凍っていれば、今日の雨模様よりマシで、それはダフリの心配が少ないためですが、予想通りに行かないのがこの時期のコースコンディションになります。