三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

飛距離低下にがっくりする

 今日は久しぶりに1人予約を使って阿蘇大津GCに行ってきました。今日は7時45分スタートですが、前に1人予約が3組いて当初2人だけだった組に入りましたが、ラウンド中に同伴者に聞いた話では、7時半前の1人予約だったらスルーだけど以降のスタートは昼食休憩になると言われ、なるほどその通りに昼食休憩が1時間40分以上も入ってしまいます。

 前にスタートした3組はそのままインに向かいましたが、我々はスタート前に「スルーで」と希望していたもののそれは叶わず、わずか15分差が1時間40分のロスに繋がってしまいました。
 その上、前半は2時間ほどで終えれましたが、後半になると前組こそカップルの2サムで早かったもののその前に若者3バッグがいて、彼らの進行が遅く、結果的には2時間40分ほどもかかり、ヤレヤレという気が抜けるラウンドになりました。

(隣のカートには荷物置き場があるのに我々のカートにはなく、大きなバッグを持っていたので仕方なく雨除けシートを畳む紐に通して吊り下げました)


 今日は久しぶりに大津に来たのは、最近は阿蘇ハイランドで飛距離の衰えを感じていたので実際にどうなのかを確認する意味と、アプローチを58度で距離合わせする練習を兼ねていましたが、58度はショートしまくりでした。


 飛距離はフォローで当たった手応えでも、以前よりかなり手前で、やはりハイランドでの飛距離低下の感覚は当たっていました。

(こちらは先にスタートしたスルーで折り返せた1人予約組)


 昼食後にインに並ぶカートが少なく早めに出れそうなカート状況だったので、4人でカートに座って待っていましたが、前のカートは40分前に折り返しでインに向かったものの我々のカートは動くことを許されず、結局40分間もただ待つだけになってしまいます。



 同伴者は50歳代2人に60歳代1人でしたが、50歳代2人が飛ばし屋というか普通の飛距離で、我々60歳代が常に下まわるという飛距離でした。
 飛ばそうと力むためか、安定性も悪く後半では2回も右に打って1ペナになっていて、「飛ばない→力む→曲がる=飛ばない」の悪循環のループに陥ってしまいます。


 その上、今日はエアレーションの穴で凸凹グリーンだったため、転がりが悪く、下りなどは左右にブレながら転がるもので、その意味ではパットは期待できない展開でした。
 阿蘇ハイランドではグリーンを狙うショットがウエッジになることが多いけど、阿蘇大津では7鉄や6鉄で打つことも多く、それらが当たらないこともパーオンが低調だった理由です。


 アイアンの距離が落ちているのか、それとも当たっていないのか両方でしょうが、ショートすることが多くスコアは纏まりませんでした。
 こんなに当たらないのであれば、ウエッジ以外のアイアンは捨てUTに変えてしまおうかとも思うほどで、そろそろそんなお年頃なのでしょう。


 明日も阿蘇大津の1人予約ですが、今日より15分ほど遅いスタートなので、明日も1時間半の昼食休憩が入るだろうし、来場者が少ないことを祈るばかりです。

パットが微妙に決まらずのラウンド

 今日の熊本は朝から雨模様で、「アプローチの達人」との阿蘇ハイランドの早朝ラウンドは無理だろうと予測していました。
 今日を逃すと5月9日までラウンドは入らないため、今日のキャンセルを見越して昨日のうちに阿蘇大津の1人予約を連チャンで入れていましたが、無理だと思ったラウンドがどうにか出来て結果的に今日から3連チャンになりそうです。


 今日のスタートは5時59分だったので、朝4時30分に自宅を出発し50分ほどでゴルフ場に到着しましたが、出発時も途中も昨日からの雨が止まず、阿蘇カルデラ内は霧雨の状況で無理だろうなと思っていましたが、天気予報は朝に雨が残るものの回復傾向にあるため、スタートを遅らせるといいかもと思っていました。


 まだ薄暗い中を駐車場で待っていると達人がやって来たので「どうします?」と尋ねると「今日は天気が回復するから」とラウンドに意欲がありそうな答えで、私は気が進まないまま準備に入りました。
 スタートの6時前はまだ霧雨模様でしたが、後ろの組が6時20分スタートだったため6時10分まで待ってティーオフし、結果的には雨には降られないラウンドになりました。


 ただコース状態は昨日からの雨で水溜りが多く、水を含んだフェアウェーで何度かダフってしまいます。

(前半は撮影する余裕もなく進み、やっと10番の達人のティーショットの際にフロントティー横で慌てて撮影したので、中途半端な構図になっています)


 1番パー4はダフって3オン2パットのボギー、2番パー4は左のピンに対してセカンドショットが右に吹けショートしアプローチも寄せきれずのボギー、3番パー4はフェアウェーからPWでトップし、奥からのアプローチは下りを警戒してショート目になり、パットは入るかと思ったのにカップ手前で左に切れてしまいます。


 この3ホールともパーパットとしては厳しい距離でしたが、それぞれ入ってもおかしくないもので「1つくらいは入ってよ」と思いましたが、今日はこんな感じでスコアは纏まらないと半ばあきらめていました。


 その諦めが良かったのか、5番まで私より常に達人は1打上回っていて、いつもだったらそれで徐々に崩れてしまいますが、最初からの諦めでガッカリ感もなく進んで行きました。


 4番パー3は普段より後ろのティー使用で距離があり、U6で打ちましたが手前から転がってオンする手応えだったのに、雨で柔らかいコース状態でカラーで止まってしまいます。
 ここはパターで1mに寄せ、どうにかパットが決まるパーでしたが、改めて思い返せばティーショットはここまでそこそこの当たりであり、単にコース状態が悪いからセカンド以降が上手く打てていないとミスの原因を雨のせいにするように考えました。


 すると5番パー5で2mのバーディーパットが決まり、6番パー4では右の林の中に打ち込んだセカンドが木の枝のすれすれを抜けてグリーン手前に運ぶ幸運もあり、ここはアプローチでチップインかと思ったものがカップに蹴られてパーに終わります。


 7番では右ラフからのセカンドをダフリ、アプローチは傾斜で大きく左に切れ、4mのパーパットはスライスラインをカップ右淵を抜けるもので、内心では「また一筋外した」と思っていました。


 8番パー3も同様に4mのバーディーチャンスでしたが、スライスと読んでカップ左淵を狙ったら真っすぐ左淵を抜けてしまいます。
 9番パー5も下りの6mのスライスラインは、左を抜けて1m強もオーバーしましたが、返しが決まりどうにかパーセーブでした。


 前半は、1バーディー・4ボギーのスコア39でパット数は15パットでしたが、スタートから3連続ボギーだったので思いがけず予想外のスコアになっています。



 10番パー4ではティーショットがスライスして右の木に当たって幸いにもコース側に跳ね、U6で狙ったセカンドは当たらずに右に転げ、悪いライからU6で転がして2m強のスライスラインのパットが残りましたが、このパットがやっと決まり、ショットは悪かったのに厳しいパットが決まればどうにかなると思っていました。

(11番に来ると、北西の空に晴れ間が見えましたがすぐに雲に覆われてしまいます)


 11番パー3は7鉄でピンの右にオンし、7mのバーディーパットはこれもカップ手前まで入ると見ていたら、直前で急に左に切れてしまうパーに終わります。
 まだグリーンに撒かれた砂が球に着くほどのグリーン状態ですが、達人もパットを外し続け「グリーン状態が悪いことにしよう」というほどで、転がりが弱くなった際には砂粒が悪戯するように方向を変えてしまうようです。


 12番パー4は、フェアウェーからつま先下がりのライだったためセカンドが大きく右に吹けてしまいます。
 アプローチは傾斜で左に転がり、普段だったらスライスラインの3mの上りのパットは、カップ左を狙ってそのまま真っすぐ抜けてしまいます。


 達人も「ラインに乗ればショートし、曲がると思えば曲がらず、曲がらないはずが急に方向が変わる」と言っていて、これらも雨の影響で一旦沈んでいた砂が表面に浮き出てきた結果だろうというものです。


 13番パー4はセカンドをフェアウェーからダフリましたが、手前からのアプローチはカップに寄って行きナイスパーになりました。
 14番パー4は、右からの7mのバーディーパットは途中までカップに向かっていたのに、カップ手前で急に左に切れてしまい、ガッカリでした。


 15番パー4も軽くフックするラインが、そのまま真っすぐ右淵を抜けるパーに終わり、曲がるかと思うと曲がらず、そのまま入るかと思うと急に曲がる展開にこれも砂粒の悪戯かなと思うことにしました。


 16番パー4は前回はスライスを打とうとして曲がり過ぎたので、少し擦り方を少なくしたら真っすぐ飛んでフェアウェーだったものの距離が残ります。
 8鉄でフックを打って手前から転がし乗せようと思いましたが、真っすぐ打つと木の枝が邪魔にならなそうで7鉄に替えて打つと、これがフックして左の傾斜のラフに止まってしまいます。
 欲張らずに9鉄で転がしてパーパットを打つ展開にすべきでしたが、58度で寄せようと欲張ってダフリ、エッジから9鉄で今度は転がしましたが傾斜で止まらず、返しの3m弱のボギーパットはカップ右淵を抜けるダボになりました。


 17番パー3は9鉄でピンの右にオンし、9mのバーディーパットはカップ左に止まるもので、達人も同じような場所から同じようにカップ左に外していて、2人共に同じような読みをしていたものです。


 18番パー5はドライバーは当たって一番距離が出る右方向でしたが、ウエット状態のフェアウェーは転がらず、当たった際の残り200yまでは転がっていません。


 このときピン位置を右だと思って右目に打ちましたが、実際のピン位置は左で18番奥にあるアプローチ練習場のピンを見間違えていました。
 ただ、このホールは左右どちらのピン位置でも刻むならセカンドは右に打つもので、残り50yを58度で打ち3m弱にオンしましたが、このバーディーパットはカップを見てしまう動きが入ったため綺麗にヒットできず、弱かったので右に切れてしまうパーに終わります。


 ここのパットは、打っていないので右に切れるのは当然で、昨日の動画にあるように兄のショートパットの悪癖と同じ癖を私も持っていて、入れたいと思った時ほどこの癖が出てしまいます。


 後半は1ボギー・1ダボのスコア39で16パットでした。通算はスコア78の31パットです。


 今日は3連続のボギースタートでどうなることかと心配しましたが、なぜかティーショットが好調だったので、スコアはそこそこ纏まりました。
 やはりティーショットでフェアウェーキープできれば、そこそこのスコアで纏まるというものですが、最終的にはパットが決まらなければ本来の意味での好スコアにはならないのです。

(雨模様のためか、終わって帰る8時半現在で駐車している車は少なめでした)

益城CCのラウンド動画②


 今日の熊本は朝から雨模様ですが、気温が12℃と低めで肌寒く、いったんはタンスにしまい込んだ厚手のトレーナーを引っ張り出してきたほどです。


 日中も気温は15℃ほどまでしか上がらない予報のため、季節が1か月ほど逆戻りした感じですが、1か月後の北海道ではもっと季節は戻ることになります。
 6年前最初に岩見沢に行ったのは5月下旬でしたが、その頃に菜の花が満開だった記憶があり、熊本は2月から3月初旬が菜の花の時期なので、季節が3ケ月は違うと感じました。

(左は2017年5月28日に岩見沢市で、右は2018年5月28日に美唄市で撮影したもの)


 調べてみると、滝川市民ゴルフ場がある中空知の滝川市は菜の花の作付面積が日本一だとのことで、今年も5月20日から28日まで「たきかわ菜の花まつり」が開催予定なので、ちょうど渡道したばかりの時期に当たり、27日の土曜日に行ってみようと思っています。

    


 さて4月13日の益城CCでの兄弟ラウンドの動画の続きですが、昨日は1番から3番までだったので、今日は残り6番までの3ホール分です。
 この日はゴルフの調子が悪く暑いこともあって撮影は6番までで終わっています。


 私は暑さが苦手で、撮影のためにはカメラをセットしたりするために移動距離が多くなり疲れたためですが、前が4バッグで進行が遅く、離れていた後続組に追いつかれたため、もたもたとカメラをセットすることに罪悪感を感じたことも一因です。



 4番は130yほどのパー3ですが、兄も私もグリーンに届かないショットになりました。先に兄がナイスアプローチでピンに寄せていて、自分の心の中に「寄せなくちゃ」という気持ちが湧いてしまい、それが結果的にミスに繋がっています。
 私のパーパットは打ち切れずのボギーでしたが、ここも練習グリーンの速さからかなりビビッて打っていて、打つと右に大きく転がって行くのではという気持ちがあったものです。


 それに対して兄は見事なアプローチでパーチャンスに付けていますが、如何せんショートパットでは顔が動く悪癖が出てパーパットを外しています。
 なぜ顔が早く動くことがミスに繋がるかというと、ヒット時に顔が上がると微妙に右肩(兄はレフティーなので左肩)が下がり、そうなるとフェースが開きやすくなるため右(兄は左)へのミスに繋がり易いし、綺麗にヒットできないため擦った当たりになりがちです。


 これはショットも同様で、起き上がりが早かったり頭が飛球線方向に突っ込むと、スライス球になりやすいという現象と同じでパットでは曲がったりはしませんが、方向性がスライス同様になってしまい、それを嫌がると引っかけ球が出るという悪循環に陥ってしまいます。


 兄は意識していれば頭を残すパットやショットを打てますが、意識がカップに移ってしまうと上体が動いてしまうもので、これは私と同じ癖になりさすが兄弟だから似ているというものです。
 ただ前ホールでもバーディーパットを3パットしているように、パターまでは可能性が残る内容で、仕上げのパットだけが問題だったと言え、その意味ではまだスコアアップの可能性はあると言えます。



 5番パー4は打ち下ろしで真っすぐなホールですが、フェアウェー右にえぐれたようなOB区域が食い込んでいて、そこを何ヤード打つと超えるか情報がなく、私は安全を考えて左の斜面を狙ってティーショットを打っています。
 そのためティーショットはドライバー使用でしたが、距離がそこそこ残りセカンドは140yほどを8鉄で打ってグリーンオーバーしています。


 兄のティーショットはナイスショットで、これもフェアウェーからややグリーン奥のカラーに零れましたが、全く問題ないセカンドショットを打っています。
 兄は3番パー4をバーディーチャンスに乗せ、4番パー3では寄せ1チャンス、このホールもナイスショットを繋げてパーチャンスとなかなかの内容のゴルフを展開しています。


 私のパターを使ったアプローチは下りを警戒して打ち切れず1mほどを残しましたが、兄はパターできっちり寄せ、ナイスパーでした。
 こんな時のパットはしっかり頭を残しているもので、そうやって打てばミスヒットがしにくくなり思った距離を打てるものです。
 私はどうにかパットが決まりましたが、3ホール続けて兄に負けてしまうような展開で、ゴルフの内容自体は兄が上ですが、スコアは変わらないというのがゴルフというゲームの不思議な部分です。



 6番は400yと距離がある難しいホールでした。1打目はやや打ち下ろしですが、2打目が打ち上げになり、私はその打ち上げを甘く見てセカンドは大きくショートしています。
 ビデオで確認すると打ち上げがかなりあると見えますが、実際のコースではそこまで見えないのは最初に打ち下ろしというイメージがインプットされたためです。


 グリーンも左手前が低いという特徴があり、それを知らずに左手前にアプローチを打って左方向に跳ねてしまい、パーパットは入りそうなラインだったものの弱めだったため、カップ手前で急激にブレーキがかかって少し戻るほどでした。


 兄は、このホールは苦戦していてティーショット・セカンドと距離が出せず、結果的にバンカーインもあって5オンになっていますが、バンカーショットはとり合えず手前に出たので合格でした。


 もったいなかったのが、それまでは転がしのアプローチをしっかり打てていたのに、このホールでは打つ際に頭が飛球線方向に流れたため当たらず、手前に乗っただけという結果になっています。
 頭を残すという一点だけに集中していればよかったけど、ここはピン方向に意識が飛んでいたためでしょう。
 ただファーストパットは下りを打ってオーバーしていますが、難しい返しを入れていたので、これはナイスパットでした。
 撮影では写っていませんが、きっと頭を残すことを思い出していたのかもしれません。


 7番以降は撮影を止めましたが、以降はお互いにピリッとしたラウンドになっていません。
ただ、ここまでの兄は以前と比べるとスコアはそう変わらないもののゴルフの内容は劇的に良くなっていて、いわゆる「ゴルフ」をプレーできるようになっています。
 細かい点を注意さえすれば、すぐに上達できそうですが、注意点をすぐ忘れてしまうのが私と同様で、そこは兄弟としての同じ欠点なのかもしれません。