練習マットでアプローチ練習
熊本地方は朝から雨で、現在は止んでいますが、まだ地面は湿っていて庭でのアプローチ練習は中止しました。
その代わり、練習マットの上でアプローチ練習をしてみました。
練習マットは2mほどの距離の先に7~8cmの高さに大小2つのカップがあり、大きいほうが直径8cm、小さなほうが直径5cmと実際のカップ10.8cmより小さめですが、練習するにはちょうど良い大きさです。
(練習マットのカップ部分。カップは左右に振られていて、真ん中を狙うと狭いカップ間を抜けてしまいます。)
この数ラウンドではグリーン周りのアプローチが打てず、併せて6~70yのアプローチショットもダフリが頻発するという状況だったので、室内ですがアプローチ用の52度ウェッジを持ち込み、練習してみたのです。
(ヒール寄りにセットする癖があるため、シャンクが出そうです。)
先週プロとのラウンドで、フェースの向きについて注意されたことがあります。
私はクラブフェースのリーディングエッジの線を打ちたい方向に直角にセットしていましたが、プロは私がセットした後にティーをフェース面に置き、ティーがどちらに向いているか確認させました。
(ちょうど20センチほどの掃除機用の延長管?があったので、フェース面に乗せてみました。)
(片手で撮影するため微妙な画像ですが、フェース面の向く方向をこれくらい開き気味にしないと真っすぐにならないことが分かります。)
なるほどリーディングエッジを打ちたい方向に直角にセットすると、フェースはかなり左を向いていたのです。
そのときは疑心暗鬼でしたが、せっかくだからと今日は52度ウエッジを室内に持ち込み、フェースの向きを再確認してみました。
やってみると、いつものセットではフェースは左を向いているようで、併せて水平方向に見てみると、フェースのエッジが最下点になるようです。
(リーディングエッジの線を目標に直角に向けてセットすると、フェースのエッジ付近が芝面に接します。)
(フェースを開き気味にすると、エッジ付近が少しですが浮き、バンスを滑らせることができます。)
アプローチでざっくりする原因は、このリーディングエッジが芝に突っかかるためで、そのためにはクラブのバンスを使って滑らせるような打ち方をすべきだと思いました。
これまでバンスを意識するとフェースが開いたように見え、右に飛び出すのではという違和感があったのですが、なるほどフェースを開き気味にした程度が、フェースそのものは目標を向いていたのが理解できました。
これまで私はいわゆる感覚派(フィーリングでのゴルフプレー)でしたが、こうした細かい点に全く注意を払っていなく、プロから以前に「感覚だけに頼ったゴルフをしていると、不調になったときの立て直しが効かないよ。」と言われたことを改めて思い出したところです。
2mのアプローチショットを打ってみましたが、フェースを開く程度がちょうどよい方向性のようです。
またスロービデオに撮ってみましたが、パターと同じようにフォローが狙うラインの右に出ているようで、これは癖になっているようですが気にしないことにしました。
明日は雨上がりの大津で「アプローチの達人」とのラウンドを予定しています。達人も最近はアプローチの調子が悪くなっているようで、以前のようにピンに絡めるアプローチが少なくなっていますが、それでも私より格段に上手く、今週末のマッチプレーの仮想相手として明日は練習ラウンドにしたいと思っています。