三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

シューズの鋲がやっと来た

先日、シューズのソフトスパイク鋲のことについて書きました。
恥ずかしながら私は知らなかったのですが、フットジョイの鋲には2種類あって、せっかくメルカリで手に入れた鋲(FTS仕様)が、現在使っているDNAボア(Tour Lock仕様)に合わなかったのです。


結果的に、メルカリで手に入れた鋲は、お箱入りしていた古いシューズに嵌めることにして、この数ラウンドはその古いシューズを使用していました。


新しいシューズ用の鋲はネットで発注していましたが、正月休み明けになって発送されたようで、昨日になってやっと郵便箱に入っていたのです。

(購入したTour Lock仕様の鋲です。18個入りで1,200円でした。別に送料が200円かかります。)


メルカリで手に入れた鋲と見た目は同じように見えても、靴に嵌める形が微妙に異なります。ワンタッチで装着できることは同じですが、FTSにない中央部の穴がTour Lockにはあるのです。


つまり、シューズ側に鋲を嵌める部分の中央に突起物があるため、従来のFTS仕様の鋲は差し込むことができないのですが、現在はそれぞれ兼用のものが売られていて、たまたま手に入れたものが兼用ではなかったのです。

(見た目は同じですが、左がTour Lock仕様で右がFTS仕様になります。)


(シューズに嵌める部分はこんな感じです。左のTour Lock仕様のセンターには丸い凹みがありますが、右のFTS仕様には凹みはありません。この部分だけが違います。)

(シューズ側の受け側の中央に丸い突起があるため、従来のFTS仕様のものは差し込めません。)

(上が鋲を装着した後で下が装着前のシューズ底。)


前回も書きましたが、シューズの価格に対する鋲の価格は高すぎると思います。それでも鋲はスタンスを安定させるためには、重要なパーツなのですり減ったものを使い続けるわけにはいかず、交換は必須になるものです。


単なるプラスティックで成形したおもちゃみたいな鋲が、安いものでもシューズ価格の10分の1、高いものだと5分の1もすることには、なんとなく釈然としないものがあります。


それもこれも、各メーカーが異なる仕様にしていることが原因であり、ユーザーのためには統一化してもらえないかと思っています。
汎用品が出回れば価格も下がるし、ユーザーも頻繁に交換することができますが、ゴルフショップでの2~4千円という高い金額設定だと、もう少し使って新しいシューズを買った方が良いと判断しそうです。


実際のラウンドでは、シューズの鋲はスイングに大きな影響を持ちます。芝の上でスタンスが微妙にずれると、ただでさえ完璧なスイング再現ができない人間の能力では、その誤差が大きくなってしまいます。
スイングでもパターでも、スタンスの安定性は非常に大事で、アベレージゴルファーは案外と見落としがちな部分です。


クラブやシャフトには拘るのに、シューズの底面は気にしていないというゴルファーも多く、高価な道具に比較すると費用対効果は高いのがシューズの鋲交換です。


鋲の形もメーカーでいろいろあり、よりグリップを生むような形状も研究されて販売されているようですが、私は画像のようなシンプルな形状のものを使うようにしています。


現在は使えるゴルフシューズを3足持っていて、毎年1足ずつ購入して、新しいものは予備として下ろさず、2番目に古いシューズをメインに使用して、一番古いものは練習場用にして、それ以前のものは廃棄しています。


3足のうち、一番古いシューズの鋲交換は購入後2年間で4回目ですが、これはいったんは現役引退したシューズだったので交換回数が多くなっています。
半年に1回の鋲交換をしている計算ですが、本来は鋲の状態を見て爪が折れていたら交換したいのが本音のところなのです。
しかし、なかなか古いシューズの鋲交換には踏み切れないのは、やはり単価が理由なのです。


結局、新しいシューズを購入した時点で、そのシューズの1代前のシューズがメイン使用になり、2代前のシューズは練習場用に格下げにするようにしています。
練習場では、鋲は無い方がよく、すり切れたものの方が使いやすいという理由からです。


以前のような金属製のスパイクが使えないため、鋲交換が不要なスパイクレスのシューズにも興味はありますが、まだ試していないのが実情です。
一度、スパイクレスのシューズを購入して、試しにラウンドで使ってみようかなとも思っていて、評価の高いシューズを探してみることにします。