三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

イーグルは気づかずにカップインしてた

今日は楽天1人予約で球磨郡にある熊本クラウンGCまで行ってきました。今日のプランは2人目まで半額プランというもので、食事付き3,250円とかなりお得です。


いつもは大通峠を越える県道25号を使い五木村経由で行きますが、昨日の峠のライブ映像では積雪で真っ白になっていたため、今日は当初は高速利用する予定でした。


高速代をケチるため、自宅を7時に出て八代までは国道を通って行きましたが、高速入り口で8時10分だったので、このまま国道を行っても間に合うかと考えました。
今日のスタートは10時50分と遅く、八代からゴルフ場までは1時間半で着けると計算し、9時40分には着くはずだと高速利用は止めにしたのです。


高速代は八代からでも1,200円ほどかかり、往復使うとせっかくの半額プランがお得にならなくなります。
時間もあるし、30年前はよく通っていた球磨川沿いの国道なので、久しぶりに走るのもいいかという懐かしさもありました。
結局、予定通り9時40分前にはゴルフ場に到着し、スタートまでゆっくり練習することができました。


熊本クラウンまでわざわざ来るのは安いということと併せて、アプローチ練習する場所が広いということが気に入っているのです。

(通路の向こうは約50y四方の広場でアプローチショットが打てる。手前がアプローチグリーンのある練習場だが、ここからだと80yの距離があり、いつもスタート前にはウェッジの練習をすることにしている。)

(クラブハウス側から見た光景。左奥にはドライバーなどが打てる練習場がある。)


熊本空港CCや熊本中央CCなど名門といわれるゴルフ場には、広いアプローチ練習場がありますが、熊本クラウンには打とうと思えば80yは打てる広い練習場があるのです。
地元の人は、ビニール袋にボールを何個も持ってきて、無料でアプローチ練習しているようで、近くにあれば毎日でも通うのにという思いです。


今日は終わり掛けに10yほどのアプローチを練習しました。それはライが悪い時に使うアプローチですが、52度のウェッジのヒールを上げてパターのように振るアプローチです。
かなり強めに打っても、距離があまり出なくていわゆる「死に球」が出るため、ライが悪いグリーン回りでは使えるかもと思っていました。
ただ練習しないと距離感が湧かないため、ここで練習しようと思っていたのです。


アプローチイップスは、球に向かうと「ダフるかも」とか「トップするかも」と不安だけが湧きおこりますが、このアプローチはヒールを上げているため、まずダフりがないのが安心感があります。
その上、距離が出ない打ち方なので、安心して振れるというイップス向きの打ち方だと思ったのでした。


結果は上々で、今日はたまたまショートパットが入ったので、このアプローチが生きました。

1番パー4は、左曲がりのコースに沿ったドライバーショットでフェアウェーキープでした。セカンドは8Iの距離でしたが大きめの7Iで距離合わせしたら、ややスライス目になり、右のカラーに外れます。PTで下りの5mフックラインを寄せましたが、思ったほど転がらず、1mが残りましたが軽いフックラインを読み切ってパースタートでした。
この1mが入ったことが大きく、今日は何度もこの距離が入ってピンチを逃れました。


2番パー4はドライバーショットが右目に飛んでバンカー横のラフでした。残りピンまで117yでグリーン面が見えない軽い打ち上げのセカンドは、9Iで打ったらピン傍に落ちたのは見えました。
バーディーチャンスと思ってグリーンに上ると、球がありません。奥に外したのかなと思ったけど球が無く、おかしいなと思いながらカップを覗いたら、なんと球がカップインしていました。
セカンドで入るイーグルは初めての経験でしたが、入るのを誰も見ていないので、何か狐に抓まれたような感じでした。
でも、一気に2アンダーはラッキーなショットだったなと思いました。

(2番グリーンからコースを眺める。ピンの1m手前に落ちて入ったようだ。)


3番パー3はアゲインストの風だったので、大きめの6Iで打ちましたがダフってしまい、手前にショートでした。どうしても大きなクラブを持つと、緩んでしまうようです。
ピンまで10yほどでかなり泥濘んだライだったので、さっそく練習したアプローチを試してみました。
結果はピンの右奥1.3mでしたが、このパーパットもフックラインを読み切りパーゲットでした。
寄せ1が来るとそんなにピタリと寄らないアプロ―チでも、ナイスアプローチだと思えるのが不思議です。


4番パー4は、左ドッグの左コーナーにドライバーショットを打ってしまい、バンカーに捕まります。残り100yのバンカーショットはPWでトップ気味に当たり、グリーンをオーバーして奥の土手のラフまで転がります。
左足下がりのラフから、テレビのレッスン番組で見て覚えた、構えてから右足を後ろに引いて構えるアプローチはグリーンエッジで1クッションして、ピン横50cmへの奇跡的なアプローチでした。
10回やって1回成功するかどうかという自分にとっては寄せるのが至難の業というものでしたが、内心ラッキーと思いながらタップしたら見事に左に外してしまいます。
せっかくの好アプローチを無駄にしてしまいました。


5番パー5は、ドライバーショットが右目に飛んでラフでした。23度UTでフェアウェーに運び、残り155yをアゲインストだったので6Iで打ちましたが、風に負けて右手前ラフにショートでした。
ここも10yほどを練習したアプローチで打ちましたが、今度はエッジで食われショートしてしまいます。
2.5mのパーパットはフックして下るラインを良く読みましたが、わずかにカップ右に外れボギーでした。
ここでイーグルの貯金を使ってしまいます。


6番パー3は、7Iでピンの左奥4mにナイスオンでしたが、下りのバーディーパットはカップ手前でわずかに右に切れパーに終わりました。


7番パー4はドライバーショットが右フェアウェーで、そこからPWでピン奥1.5mにナイスオンでした。
この真っすぐ下りのバーディーパットは慎重に沈め、バーディーゲットでした。これは貯金が無くなった後だったので、かなりうれしかったです。


8番パー4は、ドライバーショットを左に打ってしまい、バンカーインでした。残り155yを6Iで距離ぴったりでしたがわずかに左にこぼれ、カラーから3mを狙いましたが右に切れてパーに終わりました。


9番パー5はドライバーショットはフェアウェーでしたが、やや湿ったライで23度UTのセカンドをややダフってしまいます。
残り150yを7Iでアゲインストに負けて手前にショートし、ここも練習したアプローチでピンの右1.3mに寄せて、このパーパットも上手く入れてパーゲットでした。
今日は、この入れ頃外し頃の距離をしっかり打って決めきれたのが、好スコアの原因です。


前半のアウトは1イーグル1バーディー、2ボギーの1アンダー35でした。パット数はなんと11打という好調さです。
練習したアプローチの結果が出て、久しぶりに気持ち良いラウンドになりました。


今日は食事付きで、同伴者は地元の1歳年上の方とその方の甥っ子とお友達の方々です。
1歳年上の方とは、昨年も1度ご一緒したことがあり、来週も予約をそれぞれ入れています。
元消防署員という温厚な人ですが、なかなかショットが当たらずに苦労されていました。
甥っ子さん達はそれぞれ40歳代でドライバーショットの距離は2人ともかなり出ていて、お友達は80台のスコアでしたが、甥っ子さんはOB連発でかなり苦労されていました。


食事の注文をし、トイレに立って戻ると生ビールが来ています。「注文してませんが」と言うと、「券があるのでどうぞ」とお友達の方が言ってくれ、飲めないと断るのもなんだしと思い、ありがたく頂戴することにしました。
久しぶりの生ビールはスコアが良かったので、特に美味しく、一気に飲んでしまいます。
しかし元々アルコールには弱い質で、後半のティーでは何か足が地に付いていない感じがしてしまいました。


10番パー4はドライバーショットが右にスライスになりバンカーインでした。8Iでのバンカーショットは当たらずに大きくショートしてしまいます。
30yほどのアプローチショットは、またショートし、もう一回の52度でピンの奥1.2mに寄せて「ダボ」かもと思いながらのパットが決まり、ボギーで凌ぎました。


11番パー5はドライバーショットはまっすぐに突き抜けラフ、23度UTで当たらずライナー性で右ラフ、PWでグリーン奥にオンし、下りの10mをカップ1mオーバーし、返しを入れてパーゲットでした。
ここもパットが入ったから良かったけど、ボギーを打ってもおかしくなかった展開でした。


12番パー4は今度はドライバーショットが左に引っ張ってバンカー先のラフでした。5Iでのセカンドはダフって右にショートし、30yのアプローチショットもピン奥なのに手前にオンでした。
12mほどのパーパットは、グリーン先の隣コースが下方向に見えて、手前からでも下りかもと思ってしまい、打ち切れずに3mもショートしてしまい、これもショートしてついにダボを打ってしまいました。
なんだかバタバタし始め、いつものゴルフに戻ってしまいそうです。


13番パー3はティーに立つとフォローになったりアゲインストになったりと風が一定しません。6I・7I・8Iと3本で悩みましたが間を取って7Iで打ったら見事ピン手前にナイスオンでした。
3mのバーディーパットは、ラインに乗っていましたが上りを打ち切れずカップ手前で止まってしまいました。
惜しかったけど、内心ではバタバタのゴルフになりかけていたので、このパーでホッと一息でした。


14番パー4はドライバーショットはフェアウェーでしたが、6Iでのセカンドをまた大きく右に吹かしてしまいます。
しかし、ここも20yほどのアプローチショットをピンの左1.5mに寄せ、好調なパットで沈めパーゲットでした。
いつも苦労するアプローチで寄せ1が何度も来るのが自分でも不思議なくらいです。


しかし、15番でやってしまいます。
15番パー5は、以前体協の県南地区予選で来た時、ここまで2オーバーと好調だったのにOBを右に連続で打って大崩れしたホールです。
そのため左を狙ったのに、肩の入りが浅かったのとアゲインストの風にも負けて大きくスライスし、わずかにOB杭を越えてしまいました。
打ち直しはフェアウェーセンターで、23度UTでフェアウェー、PWでピンの右1mにナイスオンし、これを1パットで決めるナイスボギーでした。
実は1打目のOBの後、よくティー面を見ると右半分がわずかにつま先下がりになっていました。その右端にティーアップしたため、微妙にスイングが浅くなったりスライスがでたのだと気づき、自分の観察力の無さを反省しました。


16番パー4はドライバーショットが左目に飛びラフでした。ちょうど排水溝の凹みの先でそこだけつま先下がりで左足上がりの複合ライになっています。
8Iで左目を狙いましたが、やはり大きくスライスし左のピンに対して右にオンでした。
グリーンの見た目が平坦で、7mほどのバーディーパットは普通に打ったのに全く転がりません。
2mもショートし、このパーパットもショートしボギーになりました。
反対側からの同伴者のパットは伸びていたので、たぶん私からは上りだったのですが、その傾斜が見えていないのが問題です。
どうもグリーンの先に下斜面があると、下りと勘違いしてしまう癖があるようです。
ここの3パットで、後半は5オーバーになり、急にスコアを気にし始めます。
今年はまだ80切りをしていないのに、せっかくのチャンスを逃してしまうかもと思い始め、上がりの2ホールをダボを打たないようにボギー・ボギーでいいと言い聞かせましたが、前半の1アンダーを全く忘れていました。
でもそれが良かったのかもしれません。


17番パー3は、池越えでやや打ち下ろしで右からの強風の状況でした。これまで何度も右に外している記憶があります。
オナーの同伴者のショットがフックして風に乗り、グリーン左側にも続く池に入ったのを見て、いつものように打てば風で戻されるかもと思って7Iで打ったら上手く風と喧嘩してグリーン左にナイスオンでした。
6mのバーディーパットは無理して狙わず、距離合わせしてパーゲットでした。
このパーは大きく、80切りには実際は3打の余裕があったのですが、その時は2打と勘違いしていて、最終ホールはOBを打たないようにとだけ考えていました。


18番パー4は、ドライバーショットがスライス目でフェアウェーでしたが、残り170yの軽い打ち上げが残り、最初は6Iを持っていましたがグリーン奥まで180yだったので23度UTでグリーン近くまで打つことにしました。
6Iだと大きく吹かしてOBになるかもと恐れたのと、23度UTが一番安定して打てるクラブだからです。
上手く打てましたが止まらずに奥のカラーまで転がっていました。
パターでカップの左1mに寄せ、今日は好調なパターで沈めてパーゲットでした。


後半は3ボギー1ダボの5オーバー41でした。パット数は3パット2回が響き16打でした。
通算は4オーバー76で今年初めての80切り達成でした。
やはり2番のイーグルが大きく、これが無かったら80切りはまた無理だったのかもしれません。


アプローチとパターが好調だったことが、久しぶりの80切りの理由です。これからはしばらくはこのアプローチを多用しようかなと思っています。