三重苦ゴルファーの日記

70歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

イメージに合う場所

 今朝の珸瑤瑁は昨日同様に霧の中で、一昨日からの霧がいまだに晴れていないようです。そのため気温も上がらず20℃未満で、肌寒くファンヒーターを点けている状況です。


 根室沖には千島海流という寒流が北から流れていて、そこに南からの温かく湿った空気が流れ込むと冷やされて霧が発生し、その霧が根室半島へ流れ込むことになります。
 そのため根室地方では7月・8月には霧の日が多くなり気温は上がらず、夏日(25℃)以上を記録するのは札幌の年間63日に対して根室はわずか10日ほどです。


 一昨日に根室ゴルフGCでラウンド中に海側から白い霧が流れ込むのを見えていて、気温も急激に下がっていきました。



(9番のレイアウトは右側に太平洋があり、霧は海上で発生して根室半島へ流れ込みます)


 つまり、根室に着いた3日の気温は根室では珍しい夏日だった日に当たり、住宅まで案内してくれた根室市役所の担当者は「私にとってものすごく暑い日です」と言っていたくらいで、14時に今年最高の26.3℃を記録しています。
 ラウンドをした翌4日はスタート時の23℃から一気に5℃もラウンド中に下がっていることになり、さすがに日照がなく強風の中18℃で半袖だと暑がりの私でも寒さを感じてしまいました。


 今日の根室の最高気温予想は19℃台なので、室内では暖房がなければ寒さを感じてしまいます。


 そんな特殊な気候の根室地方ですが、標高が最高でも30mに満たない根室半島なのに高層湿原が広がり高山植物が群生しているのは、高山と似た気象条件であり川などからの水分補給が無くとも霧を含む降水などで水分補給できるからです。


 昨日は霧が晴れない中、根室半島の北側道路を走ってみました。


 根室半島には納沙布岬まで行く方法として道道35号線(根室半島線)がぐるりと一周していて、南の太平洋側には根室GCがある友知地区から順に双沖、歯舞・珸瑤瑁・納沙布の各地区の集落が続きますが、北側の根室半島線沿いには納沙布近くの温根元地区以降は海岸寄りに豊里地区がある程度で根室寄りの牧の内までの約10㎞には北方原生花園があるようにまさしく自然の湿原が広がっています。


 変な話ですが私の小学生の頃の記憶の話をすると、題名は忘れましたがある推理小説を読み、その冒頭に主人公の探偵が事件現場に向かう途中に荒涼たる原野を車で走り、人が住んでいるのか不安になったけど道路沿いに続く電柱がこの先に生活の場があることを教えているというような描写が妙に記憶に残っているのです。


 これまで私の記憶の中の場所とイメージが合ったのが阿蘇やまなみGCへ行く途中に通った3㎞程のヒゴタイ道路ですが、根室半島線の北側ルートはより私の中のイメージに合ったもので、何か懐かしささえ感じたものでした。



(北側ルートの途中に3回ほど止まってそれぞれ撮影しましたが、私の感動は表現できません)


 草原というか湿原に馬が放牧されていて、市役所の方も言っていましたが根室市ではヒグマは全くいないわけではないものの、出没したという情報は半島の外側になる地域に多いようです。
 しかし、市のHPの目撃情報を見ると根室市内の公園や上の動画の道路沿いでも目撃報告が載っているので1人で林や草原の中に入らないようにとは注意されています。


 今日は野付半島へ行くか花咲線に乗るかという予定を立てていましたが、朝から風雨が強く今はちょうど正午ですが、相変わらず濃霧の中に珸瑤瑁は沈んでいます。
 野付半島に行こうと思っているのは、先ほど書いた私の記憶の中のイメージと合った場所ではと思ったからで、サロマ湖へ行ったのも同様の理由でした。


 ただ昨日にそのイメージの場所に行ったためわざわざ行く気になれず、今日は休養日にして住宅で一日過ごそうと思っています。
 残り今日を含めて正味4日の根室滞在ですが、花咲線乗車ももういいかなと思っていて、後でもう一度北側ルートを車で走ってみようと思っています。


 暇なので、一昨日の根室GCの動画で残りのアップしていない分を纏めてみました。後半のインになると霧が深くなり併せて風も強くなったので軽装の私はかなり寒さを感じてしまいます。
 特に11番(2番)で前組が濃霧の中で球探しに時間を取り、待っている間に身体が冷え切ってしまい、冗談ですが遭難するかもと思ったほどです。
 幸い、前組が見えていたので中止しませんでしたが、これが誰もいない状態だったら間違いなく2番でクラブハウスに戻ったはずです。



 動画の中でも寒さで何か着ようと慌てていて、差したティーを回収し忘れた様子が映っているほどゴルフどころではないという意識になっています。
 ただこの後は中盤はそこまで濃霧とはならず、最終18番で濃い霧が流れてきたため、タイミングとしては良かったのかもしれません。


 車の中にジャンパーは入れていましたが、まさか着ることなどないだろうと思っていて、実際に住宅を出発した際にはエアコンの冷房を使っていたのですが、帰ったらファンヒーターを使うほど気温差があったのです。

(15時前に車で北側ルートに行ってみました)

(気温は15℃しかなく、どおりでファンヒーターを点けっぱなしでも暑すぎることはなかったのです)


 と、ここまで書いて、15時前に納沙布岬を通って北側ルートを車で走ってみましたが、周囲は全く霧の中で100mほどの視界しかなく、諦めて歯舞へ抜ける根室半島を北から南に抜ける道道989号線を通りましたが、霧の中の車も通らないような道路を走ると大丈夫かと不安が出てきます。


 歯舞まで2㎞という表示が出てやっと一安心しましたが、しばらく走ると学校のような建物が霧の中に浮かび上がり、住宅横の旧珸瑤瑁小学校のような廃校かなと思って止まったら、駐車場に3台ほどの車が停まり校舎も使われているような雰囲気でした。


 反対側のグランドも整備がなされていて、こんな山(?)の中に何だろうと思っていましたが、そういえば周辺の小中学校を統合した「根室市立歯舞学園」という義務教育諸学校があることを思い出し、それだと気づきました。

(今日は土曜日なので、児童生徒はもちろんいないのでしょうが、教職員の車なのか数台停まっていました)


 その後、根室GCまで右折して行ってみましたが、当然のように今日はラウンド客はいないようで、クラブハウスももう閉まっているようでした。

(道路側からコースを写しましたが、霧で全く視界がありませんでした)


 根室GCでUターンし、歯舞のセコマに寄ったのは明日のパンと今晩用に野菜サラダを購入しようと思ったからです。
 今晩の夕食はレンチンご飯とカレーにしようと思っていて、付け合わせのサラダを買おうと思ったのですが、コンビニに入ると余計なものまでついつい買ってしまいます・

(アイスは冷凍庫内に入っているのに、つい買ってしまいます)

(co-opで買った別海産牛乳使用のアイスは昨年も何度か購入しています)


 明日は午前中からやはり野付半島まで行ってみようと思っています。そして帰りに少しだけ遠回りしてこのアイスの原材料である牛乳の産地の別海町へ寄って、別海産ミルクで作ったソフトクリームを食べようと考えています。


 要はソフトクリームが出かけるモチベーションになったもので、名産の食べ物はほとんど食べれないためソフトクリームくらいは食べたいと思うものの、そういえば今年はソフトクリームを食べたという記憶がありません。


 明日は日曜日なので、人気店としてネットに載っている店ですが行列ができていないことを祈っています。