三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

定食ってお得じゃないんだ!

 昨日の矢部CCの昼食時の一コマです。


(矢部CCのHPにあるメニュー表の一部)


 私はアジフライ定食(1,080円)を、同伴者2人はステーキセット(1,390円)を注文しましたが、同伴者の1人が「アジフライも食べたいけど、単品で注文できる?」とホールスタッフに尋ねました。
 スタッフの女性は「しばらくお待ちください、聞いてきます」と答え、戻ってくると「大丈夫です」と言ったので同伴者は「1枚お願いします」と追加で注文しました。


 3人で雑談しているとまず単品のアジフライ1尾が最初に運ばれてきます。同伴者が「タルタルソースは付いてないの?」と尋ねると、スタッフの女性は「別料金になります」と言ったので「いくら?」と尋ね、「50円です」と答えがありました。


 同伴者は「アジフライにはタルタルソースが付くのが当たり前じゃ?」とボヤキながらも仕方なく、また追加注文しました。
 そうこうしていると、ステーキセットに併せ、私のアジフライ定食もやってきて、皆で食べ始めたのですが、アジフライ定食には2尾入っていたので、1尾の価格が幾らなのかが気になりました。


 3人で「タルタルソースが50円なら、1尾200円もしかすると300円かな?」と話していましたが、最後に注文票が来て明細を見ると1尾108円だったのです。

(私のアジフライ定食。キャベツの千切りを食べてしまってから写したものです)

(これは同伴者が別注文したタルタルソース50円の小鉢)


 私のアジフライ定食には、2尾のアジフライにタルタルソース+キャベツの千切り+トマト2切れ+パセリが乗った皿のほか、冷ややっこの小鉢、ご飯、味噌汁、漬物が付いていますが、アジフライ2尾で216円にタルタルソース50円ということは、それ以外の合計金額が750円ほどだということになり、さすがにおかしいだろうと思いました。


 ご飯が200円として、味噌汁100円、冷ややっこ小鉢100円、漬物50円、キャベツなどの野菜100円として、高く見積もっても550円ほどになり、200円分はどこに行ったというものです。
 一般的に定食は、単品を組み合わせるより安価な金額に設定されるから価値があるわけで、私のように「漬物・パセリ食べない」「味噌汁なくて構わない」「ご飯多すぎ」という者からすると、次は単品で「ご飯小+アジフライ2尾+タルタルソース+小鉢1品」で注文したろうかと思うものです。


 たまたまアジフライ単品の注文がイレギュラーで、金額設定がされてなく、仕入れ値をもとに100円(税抜き)と算出したのでしょうが、図らずも価格設定の不自然さを表してしまったようです。


 通常の飲食店の材料原価は料金の30%程度のはずですが、1枚50円ほどで冷凍アジフライを我々でも購入できるので、業務用であれば30円程度のはずです。
 それを100円で売っても十分に利益があるのですが、1,000円のアジフライ定食の原価は多く見積もっても150円以下だと思われます。


 ゴルフ場のレストランは、以前はぼったくり価格だと言われていましたが、最近はゴルフ場によってはかなりリーズナブルな価格(それでも市価より高め)になっています。
 商売相手にしているのが決まった数のゴルファーであることから、1日に見込まれる客数が制限されるという不利はありそうですが、反対に当日の予約数で売り上げも予想できるもので、一般の飲食店より、堅実と言えば堅実な商売のはずです。


 実は、昨日のコンペの参加者には、矢部CCの料理長もいて、後半のスタート前に我々から「おかしいだろう!」と散々いじられていました。
 料理長は苦笑いするしかありませんでしたが、こうした一コマもまた楽しみなのです。

(1番パー4はこんな感じ)

(こちらは9番パー5をグリーン右奥から見た風景。やや左曲がりで上りになるホール)