エージシュートが達成できた理由
今日の熊本は午前中は秋晴れの天気でしたが、予報では天気は下り坂のようです。そのためか、日中は半袖で過ごしていて、やや肌寒いものの長袖を羽織るほどではない感じです。
さて、昨日のラウンドでスコア「71」が出て、私の年齢と同じになり、いわゆる「エージシュート」達成になりました。
エージシュートとは、自分の年齢以下のスコアでラウンドすることで、現在の公式に認定れている世界一のスコアは「55」なので、少なくともどんなトッププロでも55歳以上にならないと達成できないという、いわば年寄り専用の記録です。
なぜエージシュートが達成できたのか、その理由を今日は考えてみました。比較対象とするのは私自身の今年65ラウンドでの平均数値です。
理由① フェアウェーキープ率が高かった
昨日のフェアウェーキープ率は78.6%でしたが、私の今年の平均の63.48%より15%アップでした。
理由② パーオン率が良かった
昨日のパーオン率は61.1%であり、私の今年の平均パーオン率40.26%と比べて20%以上も良かったのです。
理由③ パットが良かった
昨日のパット数は、前半12打で後半は15打の計27打でしたが、私の今年のラウンドでの平均パット数は30.14打なのでそれより3打は少ないものでした。
理由④ バーディーが獲れた
昨日のバーディー数は4個でしたが、私の今年の1ラウンド当たり平均バーディー数は1個未満なのでこれも大幅アップです。
この4つの傾向はそれぞれ関連していて、①のフェアウェーキープのおかげで②のパーオン率が上がった結果に繋がっています。
また③パット数が良かった(減った)ということは、逆に言えば④バーディー数が多かったから減ったということで、それは②のパーオン数が多くなれば必然的にバーディーチャンスは多くなるということに繋がります。
つまり突き詰めると、1打目のティーショットが良かったことが要因だとなりますが、普段の私は1打目のティーショットの重要度はそこまで高いと思っていません。
ただそれは「80台のスコアだったら」という場合で、「ボギーなゴルフ」はその名のとおりボギーを重ねて安定して90切りを目指すゴルフだからです。
つまり「ボギーなゴルフ」は消極的な戦法だと思われそうですが、その発展形が70台のゴルフとなり、「ボギーなゴルフ」で求める「OBや1ペナにならないドライバーショットを打てるレベル」、言い換えれば「飛ばなくてもOK」「曲がってラフでもOK」というレベルからフェアウェーキープ率が上げるレベルになれると、より上のスコアアップが目指せるのです。
一般的なアベレージゴルファーはこの部分を勘違いしていて、そもそもゴルフの基礎はショートゲームなのに、その練習を疎かにしてドライバーショットの練習を中心に行うから間違えるのです。
私は極論ですが「ナイスショット」もミスショットの一つだと思っていて、たまたま当たったからナイスショットになるわけで、一定のレベル以上であればそれは「当たらないミス」と原因は同じだからです。
まずはショートゲームの基礎を固め、そこからドライバーショットをそこそこのレベルで打てるようになれば80台のスコアは出せるようになり、その基礎の上でドライバーショットの精度を上げるようにすれば70台のゴルフになるのです。
ドライバーの飛距離は出るなら出た方が良いのですが、それにはあくまで「正確に打てれば」という前提条件が付くのです。
正確に打てなければ、いくら飛距離が出てもそれはスコアメーク上では逆に「欠点」となります。
そこを理解してドライバーの練習をしているかどうかですが、ほとんどのアベレージゴルファーは理解して無さそうです。
昨日のラウンドで少し意識したのが、ジュニアゴルファーのドライバーショットの打ち方を少しだけ取り入れたことです。
小学生ゴルファーの打ち方を見ると、彼ら彼女らは頭を上手く重りとして使って飛距離を出すようにしていて、それは身体が小さいうちはそうしないと飛距離が出ないことを知っているからです。
(左の木の小さな枝に赤線を引いてみました)
(私のスイング時の頭の位置はほとんど変わりませんが、これをインパクト時に少し下げて「錘」替わりにしようと考えました)
以前も「頭は大事」という記事https://yupon2102.muragon.com/entry/3626.htmlを上げていますが、ジュニアゴルファーは身体が出来上がっていないから飛距離を出すために「頭」を「錘」として使うスイングをします。
これは余談ですが、あんなに小さい頃に頭を物理的に激しく使うと脳の発達に支障が出ないか他人事ながら心配していて、職業ゴルファーの一部ですが、身の程をわきまえない不遜な態度はジュニアの頃のスイングフォームが原因なのかなと私は疑っています。
ネットのJリーグ問題のコメントで批判派の意見が合理的に導き出された疑問であるのに対し、擁護派の意見がそれに答えることなく単純なそれまでの主張に終始することを「ヘディング脳」と揶揄されますが、これはサッカーでヘディングのしすぎて論理的な思考が出来なくなったことを意味しています。
ゴルフ界も、単に球打ちがちょっとだけ上手かっただけの人間が大きな顔をしている風潮に「ヘディング脳」と同じような「スイング脳」の後遺症があるのかもしれません。
閑話休題、ジュニアの頭を「錘」として使うスイングはヘッドスピードを上げるための方法ですが、これを同様に飛距離が出なくなったシニアが使うのは理屈的には「あり」です。
しかし、シニアとジュニアが決定的に違う部分は身体の柔軟性にあり、ジュニアのスイングはまだ身体が出来ていない=柔軟性に富んだ時期だからこそ可能なスイングです。
それを身体がガチガチに固まったシニアが真似しようとすると、故障を併発するのは目に見えた結果となります。
だからこそ、シニアはそのエッセンスを少しだけ取り入れるだけに留めるべきで、それが私が「頭は大事」と書いた部分です。
具体的に昨日のスイングで心がけたことは、インパクトの直前に頭を下げようという意識で、そのまま下げたままにしていると身体に負担がかかるため、ほんの瞬間だけという意識でスイングしていました。
身体がまだガチガチでない年齢だったら、こうした動きはやり過ぎというほど極端に行ったくらいでちょうど良いのですが、悲しいかな私の年齢ではそれはケガの原因になってしまいます。
これは昔から「頭を残せ」とか「ステイ・ビハインド・ザ・ボール」とか言われることで、重量がある頭部を後方に残すことで手が飛球線方向へ早く動く原理を応用していますが、ジュニアのスイングでは頭部をもっと積極的に逆方法へ動かし下げることでヘッドスピードを上げているのです。
ジュニアのスイングのままでは無理なことは、プロでもそんなスイングはしていないことからも分かり、どこかでスイング自体を変えなければいけないため、このスイング改造で失敗する若手ゴルファーはそれなりに出てきます。
ゴルフスイング変更が難しい理由は、「したつもり」が実際はやっていないことで、これは脳が「命令されたようにやりましたよ」という言い訳のための「幻覚」を作り出すからで、それを防ぐためには極端なほど行うことで脳の手抜きを防ぐしかないのです。
例えば、パットではインパクト時の「ヘッドアップ」はミスに繋がるため、ヘッドアップは絶対にしないと思うだけでは、実際には脳が「幻覚」を作り出し球をヒットした場面を見せるだけということになりやすいのです。
それを防ぐためにヒット後も視線を球の位置に置いたままという方法をとっているプロが一定数いるのは、ヘッドアップする理由が結果を早く見てその後の対応に備えようとする脳が持つ危機管理という本能に由来しているからで、その本能を出さないようにするためです。
やっている本人はそうした理解の元やっているわけでなく、単に経験上若しくはコーチの教えでやっているだけでしょうが、それくらい極端にやらないと脳が持つ本能には対抗できないのです。
私のドライバーショットの際のインパクト時の頭を下げる方法も、「頭を残さなければ」と強く思っただけでは脳が「幻覚」を見せて終わりになりますが、幸か不幸か年齢で反応が遅くなり「頭をちょとだけ下げる」という単純な動きへの意識程度では、脳が「幻覚」を見せるほどの反応はしてくれなくなります。
年齢に合った対策を取ることで、ショットの成功率を上げる方法を考えてみるのもまた面白いのではと思っています。
^^