政治家の言い訳
今日の熊本は晴れの空が広がり、気温も33℃とまた暑い夏が戻ってきました。今日は朝から何もすることがなく、いつものように10時半からBS放送のメジャー中継を視ていましたが、今日もドジャースは勝てる試合を落としています。
今日の敗戦でついにナ・リーグ西地区で7月3日時点で最大9ゲーム差だった2位のパドレスに並ばれてしまい、ポストシーズンへの進出に黄色信号が灯ってしまいます。
ポストシーズンへは3地区の優勝チームとワイルドカードと呼ばれる2位チームの中の最高勝率のチームが進出しますが、現時点では中地区のカブスが勝率で上回っています。
まだ残り試合は42試合ありますが、明日のエンジェルス戦を終わると土曜日からパドレスとの3連戦が始まり、ここが正念場になりそうです。
前回のパドレスとは死球を発端にいわゆる遺恨試合になり、大谷選手も元阪神のスアレス投手から161㎞/hの速球を右肩付近に故意四球を受けていて、今回もいろんなトラブルが起こっても不思議ではありません。

(AIに頼んで作ってもらった遺恨試合のイメージ)
今日のワイドショーでは、静岡県の伊東市長の学歴の話題が取り上げられていて、卒業証書を「チラ見せした」と言われたことに対して「19.2秒見せた」と反論して呆れてしまいました。
そもそも大学から除籍されたことは事実として分かっていますが、百条委員会でその卒業証書の真偽を確認される中で出て来た発言で、まさしく「ご飯論法」とでもいえる戦略です。
「ご飯論法」とは安倍政権下で何度も使われた本質に面と答えない手法であり、嘘ではないけど論点をすり替えるものです。
「あなたは朝ご飯を食べたのですか?」と問われ「朝ご飯は食べていません」と答えますが実際は「朝食としてパンを食べた」が「米のご飯は食べていない」という意味で嘘ではなく、その先に質問が進むことをそこで時間をかけて終わらせるものです。
国会質問はそれぞれに質問の持ち時間があり、本来はその先のことを質問しようとしているのにその論点に入る前のどうでもよい部分で時間を使わせる戦法で、見ていると誠実ではない印象を受けますが、実際として各種の疑惑を乗り切っていたのです。
「ご飯論法」以外にも「きな粉餅論法」というものもあり、これは部屋の中にきな粉餅が1個あったものが無くなっていて、ただ1人いた人の口の周りにきな粉が付いていたときに「きな粉餅を食べたのはあなたですね?」と問われ、「いいえ」と答えることです。
重ねて「口の周りにきな粉が付いていますよ」と指摘されると「口のきな粉は現在調査中です」と答えて白を切るものです。
ほかにも「ストローマン論法」というものがあり、これは相手の発言の全体ではなく一部を切り取って反論するもので、他の者に発言者の印象を悪く見せるための手法です。
伊東市長の19.2秒発言はストローマン論法に近いとも言え、発言した市議会議長の「チラ見せ」を逆手にとっての反撃のように思われます。
ここでの争う本質は、除籍が事実になっているため見せた卒業証書を偽造したかどうかの部分であり、見せた時間の長さではないのですが、不用意に発した「チラ見せ」部分だけに焦点を当て、19.2秒という時間を反論して論点をすり替える手法のようです。
私は政治家には学歴などそこまで関係ないと考えるもので、真に公約を守って市民や国民のために市政や国政を勧めてくれるなら問題ないと思っていますが、些細なことでこんな論法を使って嘘を隠そうとするのであれば、そんな人物は大きな部分でも嘘を付くという証拠だと思っています。

こんな残念な政治家が生まれた土台も「ご飯論法」で乗り切っていた政治家たちがいたからで、公職者に「正直者」という期待をする方が無理なことなのでしょう。
「嘘は泥棒の始まり」といいますが、ほぼ「嘘」なことは本人が一番分かっているはずで、このまま居座れば正真正銘の「税金泥棒」になってしまうことでしょう。
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