今日は1人予約で阿蘇グランビリオゴルフ場西コースに行ってきました。今日のスタートは「アプローチの達人」との2バッグで8時6分でしたが、7時前にホテルの駐車場に着いた頃は、阿蘇カルデラ内は雪景色が広がっていました。

（ホテル駐車場のレンタカーにも雪が被っていました）

（駐車場の端にキャンピングカーが停まっていましたが、寒さは大丈夫なのでしょうか？）

　7時になると達人もやってきて「今日はどうしますか？」と相談していた時に電話があり、相手はグランビリオのフロントからで「雪のためスタートが9時半以降になります」というものでした。

　すぐにスタート室前に行き、係員に状況を聞きましたが、グリーンはどうにか使えるように整備したようですが、コースに雪が積もっているとのことです。
　達人が「帰っても暇だし、この雪だったらロストになるから慌てずゆっくり待とう！」と言ったので、9時半まで待つことにしました。

（8時過ぎの西コース1番パー4の状況。打ち下ろしですが、グリーンは分かるもののフェアウェーやラフなどの区別がつきません）

　ちょうど9時40分スタートに「鉄人」と1人予約で顔見知りになった「たのちゃん」の2バッグが入っていたので、達人が「鉄人たちと一緒に回ろう！」と言い出し、8時過ぎにやってきた鉄人に「一緒に回りましょう！」と声をかけ、しばらくしてやってきた「たのちゃん」にも同じように言って、4人でラウンドすることにしました。

（朝の練習グリーンには水が撒かれていて、それにより表面の雪が消えていきました）

　スタートまで時間があったので、練習グリーンでの練習を1回やって1時間が経過した後にもう1回練習をしました。

　その間に数組がスタートしていきましたが、今日の達人はせっかち感がなく、どちらかといえば「先に行ってください」的なコメントを発していました。

　スタート時には雪もほとんど消え、しばらくは鉛色の空でしたが、そのうちに晴れ間も見えだし、後半は晴れて気温も上がるゴルフ日和になりました。

　今日のゴルフはそれなりに調子よく、なぜこれが昨日でなかったのかと悔やまれます。1番パー4ではセカンドをピン筋に打ってバーディー発進とし、距離のある3番パー5と4番パー3もバーディー逃しのパーでした。
　アウトの最難関の5番パー4も2オンして長めのバーディーパットが打てるパー、6番パー4も5mのバーディーパットを左に外すパー、7番パー3は左エッジに外しましたがパターで寄せるパーと好調なラウンドでした。

　しかし、8番パー4でピンが左の段上を右手前の段下にオンし、上りフックの10mを打ちすぎてしまい、返しの2mを左に外すボギーにしてしまいます。
　9番パー5はセカンドをバンカーインし、U6の三打目をピン筋に打てましたが奥に傾斜のあるグリーンを止まらずこぼれてしまいます。
　打ち上げのアプローチは上手く打て1mに付けましたが、このパーパットはフェースが開いて当たってしまい右に外すもったいないボギーでした。

　前半は1バーディー・2ボギーのスコア37で17パットでした。

　スルーで10番パー4に向かい、ここは上りの5mのバーディーパットがカップ左から転がり落ちてラッキーなバーディーになりました。
　インの最難関の11番パー4は右ラフにドライバーショットを打って、残り200yだったので刻みを選択し、無難に3オン2パットのボギーとしました。

　12番パー3は奥のピン位置だったので5Wでピンの左6mにナイスオンし、この軽くフックするバーディーパットはわずかに弱く、カップ手前で左に切れるパーに終わります。
　13番パー5は右奥からの9mの下りフックラインのバーディーパットを寄せてパーとしましたが、14番パー4でピンの左手前から上って下る5mのバーディーパットがカップ右を抜け、返しの1mを今度は引っかけて左に外してしまいます。

　15番パー4はフェアウェーからU4で3段グリーンの奥のピンに奥のエッジまで運び、ここはパターで寄せてナイスパーでした。
　ここまではリズムよくラウンドできていましたが、16番パー5の3打目の前でリズムを崩してしまいます。

　カートのコース内乗り入れは出来ないため、カート道路に置いた我々のカートが鉄人の3打目に邪魔になるかもと心配し、わざわざUターンして鉄人の近くまで戻ったのです。
　グリーンまで180yほどあり、グリーンを狙うには木と木の間を抜けてOBの谷を越えるリスクの高いショットですが、鉄人は距離計で計測したりして、見るからに狙うようなそぶりを見せていたのです。
　そうでなければ、クラブを持って自分の3打目地点に行っていたのですが、邪魔にならないように気を遣ったのに、結局は右方向への刻みを選択されたようで、だったら「動かさなくても大丈夫！」と声をかけてくれると余裕を持って自分の準備が出来たのですが、この辺りは鉄人の同伴者への配慮が不足する部分かなとそのとき思ってしまいます。

　ただ内心でそう思ったことで、心の中を波立たせてしまい、リズムを崩したのは自分自身の弱さであり、その後のミスの連鎖も、それをずっと引きずってしまったからです。
　残り80yを50度ウエッジでダフリ、下の谷のOBに転がってしまい、打ち直しもダフって手前のラフに止まります。
　そのアプローチもダフってOBに転がり、次で乗せて2パットのダブルパーの10打を記録してしまいます。

　このミスにはかなり苛立ち、その後は自分で自分をコントロールできなくなり、続く17番パー3では右手前からの10mのバーディーパットを3mもオーバーし、返しも右に外してしまいます。
　最終の18番パー4もドライバーショットは当たらず、セカンドの5Wも当たらず、3オンしての8mのパーパットは上手くカップに寄ったけど入らずのボギーになり、上がりの3ホールで7オーバーもしてしまいます。

　後半は、1バーディー・4ボギー・１つの＋5打の8オーバーになるスコア44で17パットでした。
　通算は、スコア81で35パットです。

　16番ではホールアウトせずにラウンド自体を止めようかと思ったほどで、同伴者のプレーも見ずにカートに戻ったりと我ながらマナー違反だと分かっていても、気持ちのコントロールが出来なくなってしまいました。

　鉄人は自分のプレーをしていただけで、私が余計な気を遣ったことで自分で自分のリズムを崩しただけなのです。
　カートがショットの邪魔になるのであればそう言うだろうし、その時にカートを移動すればよいものを、先回りして無駄な動きをしてしまった自分が悪いわけで、それを鉄人のせいにする自分にも情けなく感じてしまいます。

　結局は自分自身の中に問題があったわけで、ミスを他人のせいにするような心構えがそもそも間違いなのです。
　たぶん、三打目をキチンと乗せていたら、カートを動かしたことなど忘れてしまっていたはずで、たまたま自分のミスの原因を他のものに転嫁しようとしたから、こんな「言い訳」が生じてしまったのです。

　そんな言い訳をする自分にもほとほと嫌気がさすラウンドになりました。