北海道のホームコースである滝川市民ゴルフ場に行ってきた
今日は私が勝手に北海道での心のホームコースと思っている、滝川市民ゴルフ場で薄暮プレーをするため、約70キロの道のりを車を走らせ、行ってきました。
薄暮プレーは13時以降のスタートですが、途中でいくつか寄る場所があり、10時には岩見沢のクラインガルテンを出発しました。
その寄る場所とは、浦臼町にある道の駅「つるぬま」の甘味処です。昨年も滝川の帰りに寄り、豆腐クリームの入った「お焼き」とソフトクリームを買って、近くの鶴沼公園に行って食べた記憶があり、今回も買おうと思ったのです。
しかし、甘味処に入ってみたら、「お焼き売り場は今日はお休みです」とソフトクリーム売り場のおばちゃんに言われ、ソフトクリームは売っているとのことで、ブドウ味のソフトを注文しました。
写メに撮ろうと思っていましたが、スマホを車の中に置いてきてしまい、料金を支払って車に戻ろうとしましたが、そこでおばちゃんと話し込んでしまい、溶けだしたので話をしながら写メを取る前に食べてしまいました。
ちょうど、平日でお客がおらず、「昨年食べたお焼きを食べたくて、熊本から来ました!」とおばちゃんに行ったら、いろいろ話しかけてきて、これからゴルフに行くと言ったら、このおばちゃんも以前はゴルフをしていたそうで、ハワイでラウンドした経験もあると言っていました。
7月から砂川市に来ると言うと、「私の生まれは砂川よ!どの辺りに借りてるの?」と尋ねられ、「住所とかまだ覚えていません。近くに中学校があったような、、、」と答えると、「ああ~、〇〇町の方だね!砂川はスイーツの町ですよ!」と教えてくれました。
結局、次の客が来るまで30分近くも話し込み、「日曜日にまたお焼きを買いに寄りますね」と言ってお店を後にしました。
目的の一つは叶いませんでしたが、また来る機会はあるため、次の機会を楽しみにして、次の目的地に向かいます。
次に行ったのは、新十津川駅です。実は昨年も行きましたが、もしかすると無くなっているのではと思っていたからです。
新十津川駅は、札沼線の終点にある駅ですが、すでに札沼線の廃止が決定しているのは知っていて、駅はすでに廃止されたのかもと思っていました。
駅に行ってみると、ラストランは来年5月6日のようで、まだ現役の駅でした。
なぜ新十津川駅に今年も行ったかというと、この駅は「日本一終発の早い駅」として有名なのです。
実は、この駅の発着は10時発の石狩当別行の1本しかなく、始発=終発ということになり、まだ日本一の称号は保持していますが、それも残り1年弱のようです。
駅訪問記念の絵葉書を観光協会の職員がくれるはずでしたが、今日は誰もおらず、「欲しい方は役場においでください」という掲示がされていました。
(こちらは札幌方面ですが、この駅から直通で札幌までは行けません。)
(この先で行き止まりです。以前は、この先にもレールが留萌本線の石狩沼田駅までつながっていて、札沼線の名前の由来です。ただ最近は学園都市線というしゃれた名前に変わっています。)
結局、滝川市民ゴルフ場に到着したのは12時半頃で、受付をしようとすると13時まで待つように言われます。
受付簿に名前を書くと受付の人が「ちょっと待っててください。」と別室の方に行き、昨年お世話になった専務を呼び出してきました。
「お久しぶりです。」とあいさつをすると「ブログを見てました。今日来るかもと思って。一緒にラウンドしますか?」と言われ、「良かったらお願いします!」と言って専務と一緒にラウンドすることになりました。
(各大会のチャンピオンの名前とトロフィーが飾られています。)
(上に食堂がありますが、2階「え」という表記に時代を感じてしまいます。)
ちょうどゴルフ場に着く前から雨がぽつりぽつり降り始めましたが、雨の予報は出ておらず、どうにか持つだろうという期待の元にスタート時間を待ちましたが、3番ホールあたりから雨になり、途中はかなりの雨脚で撮影どころか紙のスコアカードに記入することもできず、前半のスコアは記憶だけになり、3オーバーだったのを4オーバーだとずっと勘違いしていて、今日はスコアメークできないと諦めてしまいました。
専務は昨年のシニア選手権の予選でご一緒しましたが、たぶん同年代の方で、シングルプレーヤーです。
専務にカート代を私の分まで支払ってもらい、プレー代だけという計らいを受けてしまいます。このゴルフ場は従業員であってもプレー代の優遇などはなく、一般のお客さんとように支払わなければならないと専務が言っていました。
専務はさすがにシングルさんなのでショットやアプローチの精度が高く、日曜のためにバックティーを使った練習ラウンドですが、なんとなくマッチプレーのようになり、短いパットを私が外すとお付き合いされたりして、前半は確か5オーバーだったようです。
後半は私もスコアを崩し、お互いにパッとしないゴルフになりましたが、17番パー5で私が2mのバーディーパットに対し、1mのバーディーパットを決められ、やっとホッとできました。
滝川市民ゴルフ場は、距離はないしフラットな河川敷のゴルフ場ですが、グリーンが小さいことが特徴です。
そのうえ、ラフが綺麗に刈られているので簡単そうだと錯覚してしまい、結局ラフからのショットは難しいということを実感させられます。
専務でさえもラフに入れると次打のショットに苦労されていましたが、本当にラフが手ごわいことが分かり、それが日曜に向けての収穫でした。
このラフはグリーン周りでも同様で、簡単そうなアプローチがなかなか寄らないのです。距離を合わせようとするとヘッドが食われてショートするし、負けないようにしっかり振ると奥までいってしまうという難しさで、本番ではラフ対策がカギになるようです。
私は12番・13番の連続パー3が昨年から鬼門で、今回も12番でダボ、13番でボギーと打ってしまい、なんとなくこれで終わった感が出てしまいます。
そのうえ、14番パー4から400y前後のホールが3つ続き、なかなかスコアメークが困難になってしまいました。
専務によると予選カットラインは85程度のスコアかなというもので、大叩きホールを作らなければ、どうにか予選通過は果たせるかもしれません。
予選さえ通過できれば、後はトーナメントのマッチプレーであり、せめて1回はマッチプレーを戦いたいと思っています。
平坦で距離のない河川敷のコースでも、80切りができなかったのはラフの手ごわさでした。
日曜日は、ラフ対策を練ってまず予選通過を狙います。
専務にはご一緒していただき、そしていろいろこのゴルフ場の課題など興味深い話もしていただきました。
7月になれば奈井江のゴルフ場で一昨年のシニアチャンピオンも含めて、ラウンドを計画してくれるそうで、それも楽しみにしています。
そして7月になると、このゴルフ場で午後から手引きカートでラウンドもしたいと思っています。
私にとっての北海道のホームコースのような存在が、滝川市民ゴルフ場なのです。今日も行って、その感を強くしたのでした。