三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

眠れない夜

 今は朝の4時過ぎです。北海道の夜明けは早く、4時には明るさが出てきます。

(まだ夜が明けきっていないが、明るさは申し分ない)


 最初に北海道に来る直前の一昨年のことです。楽天の1人予約を使って北海道でラウンドする候補のゴルフ場を検索していたら、あるゴルフ場のスタート時間が「4時」とあり、何かの間違いでは?と思っていました。
 しかし、北海道に来てみると、なるほど朝の4時はこれからの時期だったら十分ラウンドできる明るさだったのです。


 今日はなぜか眠れないため、音楽を鳴らし、そのうち眠りにつくだろうと思っていましたが、結局寝れずじまいでした。
 聞いていた音楽は「ケツメイシ」です。
持っているのはベスト盤で「春BEST」から始まり「夏BEST」「秋BEST」「冬BEST」ですが、中でも「秋BEST」の10番目に収録されている「ライフ イズ ビューティフル」という曲がお気に入りです。


 本来「ライフ イズ ビューティフル」は、4thアルバム『ケツノポリス5』の収録曲ですが、広島カープの選手の横断幕にも使われていた歌詞の内容が気に入っていました。
 それは「君が乗り越えた壁は いつか君を守る盾となって 君をそばで いつまでも支えるだろう 」という部分です。


 私は高校のソフトボール部の監督を退職前の1年間ですが、やっていました。ある時、県内の高校・大学の部活動を紹介するテレビ番組に出演し、その中の監督インタビューで「どんな指導を心掛けているか?」と尋ねられ、「結果より努力が大事」という趣旨の答えをした後に、このフレーズを使いました。


 高校は進学校だったので、部活で一生懸命に努力することができた生徒は、その後の大学受験でも努力することができると思っていたからです。
 キツイ練習を乗り越えられたら、それは本人たちの自信になると思って、それなりのハードな練習を課していました。


 たった1年だけの監督でしたが、その年の3年生は部の歴史で初めて県総体3位という結果を出してくれ、また受験でもほとんどの生徒が希望の国公立大学へ進学していきました。
 3月末の私の退任式では、3月1日に卒業していた生徒たちも全員体育館に来てくれ、再びこのフレーズを使って生徒向けの退任挨拶をしました。
 終了後に卒業生と一緒に記念撮影をしたことが、懐かしい思い出になりました。


 こんな思い出のある曲ですが、実はもう1曲「秋BEST」の9番目つまり「ライフ イズ ビューティフル」の直前に収録されている「バラード」もお気に入りの曲になります。
 前後して流れるため、必然的に聴くようになったのですが、「ケツメイシ」の曲では珍しく、しっとりとした曲調であり、PV(ミュージックビデオ)の内容が歌詞とマッチして泣けるのです。


 PVは、男女の悲しい別れを映し出していて、その映像に乗ったケツメイシの歌声が物悲しい響きを醸し出し、他の曲にはないケツメイシの魅力が垣間見れます。
 最後のラップになる「逢いたくても 逢えなくて この想いは晴れなくて
 あぁ 夜空の向こうの神様 時を戻して 本物の愛なら」の部分で盛り上がりが最高になります。


 ちなみに、この日記のタイトルの「眠れない夜」は若いころよく聞いていた「オフコース」の曲のタイトルです。
 亡くなった西城秀樹もカバーしていましたが、原曲の足元にも及ばないと私は思っているのです。