三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

なぜ記憶が飛ぶのか?

自分のグリーン上の大きな欠点は、パットした結果を覚えきれないということを昨日に日記に書きました。
ロングパットだったらある程度は覚えていますが、ショートパットは記憶に残っていないのです。


なぜか、自分で原因を考えてみました。


ロングパットであれば、打つ前からまず寄せようという意識しかなく、転がってカップ近くでどちらに切れたかを確認することは、次のパットを打つためには必要な情報になるため、冷静に観察できることになります。


しかし、決めたい距離を外した場合、次はほとんどがタップなどになるから、ロングパットのような観察をしないため、記憶に残っていないのかもしれません。
その上、「外した!」というショックもあり、パットを打った後は冷静さを欠いている時期になるため、どちらに外したかを覚えきれないようです。


つまり、平常心が無くなっている時間帯がショートパットを外した瞬間のようで、この辺りでの冷静さを保つ訓練が必要になるようです。


昨日のラウンドで、15番パー4は打ち下ろしであり左は大きく曲げない限り斜面からフェアウェーまで落ちてくるホールなので、最初から左を向く自分の中ではティーショットが打ちやすいホールになります。
先週も昨日も左の傾斜を使って、残りは50y前後のフェアウェーという結果でした。幸いというか不幸というか、ピンポジは先週とほぼ同じ手前中央というもので、セカンドのアプローチショットも、先週と同じピン奥3mほどのバーディーチャンスでした。


昨日のバーディーパットを打つ際に、そういえば先週も同じような位置から打ったことは覚えていても、どちらにどのくらい切れたかは思い出せなかったのです。
そのため、見た目は真っすぐかなと思いましたが、スライスしそうだと感じで、やや左を狙って打ったら、大きくスライスして転がってしまいます。


その結果を見てから、そういえば先週も同じような切れ方で右に転がったことを思い出し、なぜ打つ前に記憶になかったのだろうと情けなく思いました。
そして返しの1mほどのパーパットも左に切れて外し、そういえば先週も同じように左に外したことを思い出します。


つまり、どちらも結果が分かってから思い出すもので、全く先週の失敗は自分の引き出しに入っていなかったのです。


ゴルフはミスのゲームであり、状況に応じて蓄積している過去のミスした原因を自分の中の引き出しから出して、それに対処するプレーを選択する必要があります。
この15番グリーンでも、大きくスライスラインを膨らませる必要があったのに、自分の中の引き出しが空っぽだったため、初めて対処するグリーンのように、傾斜を浅く読んでしまったのです。


人間は誰でも失敗をするとその瞬間は頭が真っ白になりがちですが、常に冷静さを欠かさないという意識で、次回以降のラウンドでは心掛けたいと思っています。


明日は、肥後CCでネットゴルフサークルの月例コンペがあるため、参加予定です。前回は優勝とベスグロを獲得しましたが、明日は上級者の参戦もあっていて、スコアなどは意識しないよう、自分ができる範囲で頑張ります。