三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

阿蘇大津GCの2つのグリーン

私が1人予約でよく利用する阿蘇大津GCは2グリーンのゴルフ場です。

最近のコースは1グリーンに改造したコースが多く、私のホームコースのあつまる阿蘇赤水GCや以前メンバーコースだったチェリーゴルフ宇土コースなども以前の2グリーンから1グリーンに変更されています。

これは、2グリーンは目標が2つあるわけで、どうしてもサブグリーン側にいわゆる「逃げ場」ができてしまうため、日本独自のコースになり、本来のゴルフコースとは言えないという批判があるからです。


しかし、2グリーンの良い点として
・ 交互に使用することでグリーンのメンテナンスが良好に保てる
・ 更新作業時にも作業しないグリーンで通常営業できる
など、コース側のメリットと共に


・ 同じコースでも2つのグリーンという違った状況でプレーできる
・ グリーンの大きさが比較的小さいため、ショットの精度が求められる
というプレーする側の楽しみもあります。


私は今年だけでも阿蘇大津GCに昨日まで65日通っています。うち3回は豪雨や体調不調・用事のため18ホール全部をラウンドしていませんが、残り62回はホールアウトしています。


AグリーンとBグリーン別に私のスコアを振り返ってみました。


Aグリーンでのプレーは21回、Bグリーンでの41回になります。
プレーするグリーンに偏りがありますが、これは10月の16プレー中にAグリーンが2回しかなかったためです。
11月も7回中1回と少なく、これは県の競技会場に11月と12月の2回なったため、更新作業後にAグリーンを使用する回数自体が減ったのが要因だと思われます。


私はレギュラーティーからしかプレーしませんが、阿蘇大津GCのレギュラーティーのコースレーティングは、Aグリーンは72.1(距離6,584y)、Bグリーンは69.8(距離6,233y)となっています。
もちろん、その日の状況に応じてティーの位置が変わり、フロント1のレート(Aが70.1 Bが68.1)ということも多いようですが、どちらにしてもAグリーンの難易度が高いという感覚が数字で証明されています。


ちなみに、私の平均スコアとパット数を書くと
  Aグリーン(21ラウンド) 平均スコア83.86 平均パット数32.90
  Bグリーン(41ラウンド) 平均スコア80.05 平均パット数33.37
となっています。


このことから、Aグリーン使用時は距離が長くなってスコアメークが難しくなり、Bグリーン使用時はグリーンが難解でパット数が多めになることが数字で見て取れます。


ラウンドしている実感でも、まさしくその通りで、Aグリーン使用時は例えば8番パー4はBグリーンとの距離差が60yもあり、セカンドに使うクラブがPWとUTというほど異なってきます。


距離が短いBグリーンの方が難解なグリーンが多く、7番パー3のBグリーンは何度ラウンドしていても、傾斜を読み切れないグリーンになります。


私は当初は2グリーンには批判的でしたが、現在はこれはこれで面白いシステムだと思っています。
1グリーンの巨大な広さよりも、正確なショットを求められる小さなグリーンを使うほうが、プレーヤーのレベルを高めてくれるはずです。
その上、使用していないグリーン側に外すことでアプローチが簡単になる場合も多く、考えるゴルフをする癖をつけることができます。


元々2グリーンを1グリーン化したコースも同様の傾向にあり、闇雲にグリーンオンを目指してコースの罠にハマるより「急がば回れ」という言葉が生きてくるコースマネジメントができるのです。


明日は大津GCで「アプローチの達人」が1人目に入っている枠に2人目として参加します。
3人目の方がキャンセルされましたが、代わりに「鉄人」と呼ぶエージシュートを狙う78歳の方が入って来られ、久しぶりに3人でのラウンドになりそうです。