三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

パターに苦しむ一日

今日は楽天1人予約が成立し、阿蘇グランビリオゴルフ場の西コースに行ってきました。

(朝の峠越えは7時前でしたが、もう渋滞が始まっていました。)

(峠付近は、ガスがかかっていて、対向車のライトも拡散しています。)

(峠越の県道から元の国道57号線に戻る交差点は、上下とも混雑中です。スタートまで時間があったので、交差点角にあるコンビニで朝ごはんを買って車内で食べました。)


今日の天気は、前日からあまり良くなく、2人目に入った「アプローチの達人」は雨の日はラウンドをされない方なのでキャンセルされるものと思っていましたが、私が7時半にゴルフ場に着いた頃に電話があり、「峠越えの道路が渋滞しているので、少し遅れるかも」という内容で、向かっているのが分かりました。


前日は雨が降り続き、今日も午後からは雨の予報でしたが、8時半のスタート時はどうにか雨も上がっていて、途中も一時雨が落ちてきましたが、概ね曇り空で最後まで雨に降られずにラウンドができました。


今日は達人以外にも3人目の方が入って来られていて、熊本市在住の54歳の方でした。
キャディーバックを覗くと、3番アイアンまで入っていて、アスリートタイプかなと思いましたが、なかなかショットの安定性がなく、苦労されていました。
もっと簡単なクラブを使うと、もう少し簡単にゴルフができると思いましたが、本人に聞くと競技ゴルフを目指しているようで、そのためのクラブセッティングのようです。


さすがに今日は雨の予報だったので、来場者が少ないようで、前半こそ前に韓国勢の4人がいましたが、なぜかハーフで居なくなったため、後半はスムースな進行になり、12時前にはホールアウトすることができました。


雨の予報のためか、カップの位置がかなり難しい場所にあり、ただでさえアンジュレーションが激しいグランビリオのグリーンなので、3パットを連発してしまいます。

(曇り空が広がっていましたが、雨はほとんど降りませんでした。ピン位置の情報はアバウトですが、できればエッジから〇ヤードという詳細な情報が欲しいところです。)


西コースのグリーンの情報は、「A・B・C」という大雑把な表示しかなく、エッジから〇ヤードなどの情報は皆無なので、どうしても見た目で打ってしまうと、ショート気味になり、重いグリーンを打ち切らずに、残った1m前後を外しまくるという展開になりました。


1番359yパー4は、打ち下ろしのティーショットを19度UTで打ちましたが、左に飛んでラフに入ります。
ピン奥に対して8Iで手前に乗せ、フックの上りでカップ辺りから大きく左に切れる12mのバーディーパットを手前1mに寄せましたが、左に切れる前に入れようとしたパーパットがしっかり左に切れ、強めに打っていたためカップを舐めてしまい、3パットのボギーになりました。
この時は、3パットは仕方ないと納得していましたが、3パット地獄の始まりだとは露とも思っていませんでした。


2番368yパー4は、ドライバーショットは右曲がりのコースをコースなりに打てて、残り100y辺りのフェアウェーセンターでした。
ピンが手前だったので50度ウェッジでピンの奥2mのバーディーチャンスに付けましたが、下りを意識したパットは弱目でカップ手前で右に切れる惜しいパーでした。
今日は雨のせいかグリーンが重めで、至るところにピッチマークが付いていて、韓国のゴルファーにはピッチマークを修復したりバンカーを均す文化はないのかと思ってしまいます。


3番539yパー5は、ここもドライバーショットがフェアウェー中央でしたが、セカンドでのU4でややフック気味に当たってしまい、傾斜で左のラフまで転げて行きました。
残り110yを最初は9Iを持ちましたが、雨に濡れた深いラフでフライヤーするかもと考え、PWに持ち替えましたが、上手く飛ばずに手前の凹みに戻ってしまいます。
グリーン面が見えない下からのアプローチはやや大きく、3mの下り真っすぐと読んだパーパットは、弱目でこれもカップ手前で右に切れてしまいます。
打った手ごたえは入ったという感触でしたが、大津とは違いコンパクションが大きくないグリーンは、転がりが悪く、弱目なのでラインに乗ってもカップ周辺の盛り上がりで切れてしまいます。


4番196yパー3は今日はピンが奥目で200y以上はあります。U4でのショットは力が入り、左に引っ張ってしまって左バンカーインでした。
ピンまで7mのバンカーショットは上手く打てましたが、スピンで傾斜を転がらずに止まってしまいます。
天気が良かったら傾斜でピンに寄ったのですが、やはり柔らかいグリーンは転がりが悪いようです。
ここも先ほど同じ3mの真っすぐな下りでしたが、どうにかカップに届いてナイスパーでした。


5番401yパー4は、アウトでHDCP1になる難しい池越えのミドルホールです。
ここは左ドックになりますが、ドライバーショットが右目に飛んでセカンドの距離が残ります。
フェアウェーから6Iのショットは、グリーンまでわずかに足りず、最初は52度でチップショットをしようと思いましたが、球の近くに行ったら古いディボット跡でわずかに沈んでいたため、U6で転がしに変更しました。
10mのアプローチは上手く打て、ラインにも乗って最後にカップに転がり落ち、ラッキーなバーディーになりました。


6番378yパー4は、今度は右ドックのミドルです。ここもドライバーショットはフェアウェーセンターでしたが、8Iのショットが上手くヒットせずに右目に飛んでしまいます。
左のピンに対して、12mのバーディーパットは尾根越えになり、左から転がると予想しましたが、あまり転がらずに1m強が残り、このパーパットも軽いスライスと読んで左を抜けてしまいます。


7番141yパー3は、8Iでピンの右手前にナイスオンでしたが、真っすぐ目と読んだ7mのバーディーパットは最後に左に切れて惜しいパーに終わります。
タッチが弱目だと、カップ周囲で切れてしまうのですが、今日はタッチそのものが合っていませんでした。


8番380yパー4は、ここもドライバーは当たり、今日はピン位置が手前で残り130yだったので9Iでのショットは、わずかにカラーにショートでした。
先に達人が打ったバーディーパットが右に垂れたのを見て、5mをパターで狙いましたが、達人ほどは切れずにカップ左を抜け、パーに終わります。


9番545yパー5は、左ドックのコースをドライバーで右ラフに突き抜け、芝の薄いライからU4で上手くフェアウェーバンカーを越えて、フェアウェーでした。
ここも見た目の距離が分かりにくく、70y打ってみたら大きくショートしています。
露で濡れたグリーン上には、前組のパットのラインが残っていて、フックになっていましたが、ここはカップ先が右に落ちているのにと思いながらの10mのバーディーパットは、先ほどから弱目だったので打ってしまい、記憶通りに右目に落ちて2mオーバーし、返しは入ったと思ったのに、カップ右を抜けるボギーでした。


前半は、1バーディー、4ボギーの39ストロークで18パットでした。3パットを3回も打っているので、仕方ないスコアだとこの時は思っていましたが、後半はこれ以上に苦しみます。

(ホテルの2階にはこの写真の右手前に更衣室があり、左には温泉が、その奥はレストランがあります。)

(2010年~2012年の3年間、LPGAステップアップツアーの「ルートインカップ」が行われていて、出場者のサインが壁に飾ってありますが、応援している小橋プロは2013年のプロ入りなので、まだ参戦していないようです。)

(今年シードを取った大里桃子プロも、この時期は中学生ですがアマチュア枠で出場していたようで、サインがそのままで初々しい感じです。)


西コースはスルーなので、そのまま10番に向かいますが、なぜか前組の韓国勢がここから姿を消していて、達人と食事に戻ったのかもと話し合っていました。
しかしおかげで、後半はスムースな進行になります。


10番332yパー4は、いつも19度UTで打ちますが、今日はアゲインストなので5Wでのショットでした。
残り120yの打ち下ろしでしたが、PWで左足下がりのフェアウェーから距離が出ると思ったショットは、手前にオンし、上りでスライスになる10mのバーディーパットは左目を狙いすぎ、残った1m強のパーパットも左を抜けるボギーでした。
前半で、弱目のタッチで切れていたため、強めに打ち始めたら曲がるラインが悉く読み過ぎになってしまうチグハグさです。


11番401yパー4はHDCP2のホールですが、西コースで一番難関なホールだと思っています。
その理由は、左ドックですがティーショットでは池越えになり、セカンドではグリーンまで左に池が続き、途中のグリーン手前には池が入り込んでいるため、転がってのオンは狙えないのです。
右に外すとバンカーがあり、池に向かって傾斜のあるグリーンへのバンカーショットは難易度が高くなります。
その上、グリーンは奥が低い2段グリーンになり、落しどころが難しいため、普段は無理せず切れ込んだ池の手前に刻んで寄せ1狙いで、ボギーでも可というホールになります。


今日は、ドライバーショットは真っすぐ目に飛び、バンカー手前の薄いラフからU4でグリーンを狙ったら、左目に飛んでドッキリしてしまいます。
幸い、いったんグリーンに乗り、傾斜で池方向にこぼれましたが、ラフで止まっていて事なきを得ました。
ピンまで10mほどを52度でのチップショットをしようと思いましたが、ライが悪く、U6での転がしを選択しました。
しかしちょうどピンとの間にあった2段グリーンの傾斜で左にキックしてしまい、そのままピンの左に転がってしまいます。
3mのパーパットは下りが入るため弱目にヒットしましたが、やはり最後に切れてボギーになってしまいました。
せっかく、セカンドをチャレンジしたのに、結果が伴わず、残念でした。


12番167yパー3は、U6のティーショットが当たらずに、手前にショートでした。ラフからのアプローチは、思ったほど飛ばずに傾斜で戻ってしまいます。
グリーンで球を拾い上げると、なんと球の表皮が一部捲れていました。ティーショットで当たらなかったため、表面が切れたのかどうか分かりませんが、アプローチが思ったほど飛ばなかった原因がここになったようです。
同伴者に球を見せて「プレーに適さない球」ということで取り替えてパットを打ちましたが、上りを1mほどオーバーし3パットの危険がありましたが、ここはどうにか入れてボギーで凌ぎます。


13番510yパー5は、ドライバーショットは右目のフェアウェーで、U4で残り60yのフェアウェー、52度でピン筋に打てましたがわずかに短く傾斜で手前に戻ってしまいます。
手前からの7mの上りのバーディーパットは、強めにヒットしたら軽くフックしても見事にカップインし、バーディーゲットでした。


14番337yパー4は、いつも19度UTで打ちますが、あたりが薄く距離が残ります。8Iでのショットは上手く打てましたが、ピン方向に飛んだもののわずかにエッジにショートでした。
ピンまで8mを最初はパターで堅実にと思いましたが、52度でチップショットをしようと思い直し、トライしたら見事にトップしてしまい、2段グリーンの奥に行ってしまいます。
下りの普段は止まらない傾斜が今日はあまり転がらずに、カップ左に止めてどうにかボギーでした。


15番353yパー4は、ドライバーショットがトップ気味に当たり、距離が出ません。フェアウェーから残り160yで細長い3段グリーンの真ん中のピンに対し、6Iで一段下にオンでした。
段を上ってすぐにピンが切ってあり、オーバーすると下りになるため距離を合わせようとしましたが、思ったほど転がらずに手前にショートしてしまいます。
2m弱のパーパットは、軽いフックを想定して打ちましたが、カップの右淵の上を通ってしまうボギーでした。
ここもカップを抜けるまで入ると確信したパットでしたが、ほんの一筋の違いでした。


16番505yパー5は、グリーンがコースとは異なる左下にあるホールです。1打目2打目とフフェアウェーでしたが、3打目のアプローチショットがわずかに短く、傾斜を手前に戻ってしまいます。
上りの8mのバーディーパットは、強く打ちすぎ、左に外れ、パーパットも右に外すボギーでしたが、この辺りはまた入らないと最初から諦めてしまっています。


17番128yパー3は9Iで左の奥目にオンでした。少し上って後は下るフックラインを、上手く打てたと思いましたが、思いのほか転がらず、残った2m弱も外すお決まりの3パットボギーでした。


18番380yパー4は、ドライバーショットはフェアウェーセンターでしたが、ライが泥濘気味でした。
打ち上げなので2番手上げた7Iのショットは、手前を噛んでしまい、距離が出ません。
3打目はグリーンどころかピンさえも見えない打ち上げを、自分では大きめに打ったつもりが、2段グリーンの手前にオンしていて、残った10mのパーパットは左に1m強外れ、また3パットかなと思ったボギーパットはどうにか入ります。


後半はパーがなく、1バーディー8ボギーの43ストロークで、パット数はなんと21パットになっていました。

(空模様は午前中はこんな感じです。雨模様のため、来場者も少ないみたいでした。)

(阿蘇の山々にはガスがかかっていて、雨かもしれません。)


今日は前半で3パットが3回、後半に至っては4回とパットで苦しみましたが、達人も同様に苦しんでいました。
グリーンに上り「このピン位置はないよね!」と達人が言われるように、傾斜を上ったすぐ上に切ってあるケースが多く、ピンまで打たなければ手前に戻ってしまいますが、オーバーすると2段グリーンや3段グリーンは奥に少し傾斜しているので、止まらないのです。
達人も「大津の速いグリーンに慣れているから、ここのグリーンは遅すぎ!」とぼやいていました。


もっとも速いグリーンだろうと遅いグリーンだろうと、数ホール経てば速さが分かっているのだから、その速さに合わせることが求められているのですが、それに対応できていない自分の未熟さなのです。


ただ結果は入らなくても、自分の思ったとおりのラインにパットを打てていたのが救いと言えば救いです。
要はライン読みの間違いで、見た目やグリーンの芝目にも多少の影響を受けていたのかもしれません。
グリーンは、何度も通って特徴を把握していなければ、今日のような厳しいピン位置では今の自分の力量ではどうしようもないようです。