三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

小橋絵利子プロはサードQTを突破する

LPGAツアーの出場権を持たない、つまりシード落ちした選手たちが、来年のLPGAツアー出場権を目指して競うサードQTが、A地区とB地区の2つの会場に分かれ、11月20日~22日の3日間の日程で開催されました。


A地区は静岡県の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コースで102人が出場し、41位までの者がファイナルQTへ進みました。
通算2アンダーで並んだ6人のうちカウントバック方式で3人が通過し、3人は涙を飲むという毎年みられる厳しい結果でした。


注目選手では、アン・シネ、諸見里しのぶ などは通過しましたが、今年フルでツアーに出場していた岩橋里衣は通過できず、また有名どころでは藤田光里も通過できていません。


B地区は岡山県の山陽ゴルフ倶楽部で実施され、101名がチャレンジし、41人が通過しています。
B地区もA地区と同様に、1オーバーで6人が並び、カウントバック方式で4人が通過し2人が落ちるという結果でした。
熊本出身の豊永志帆が残念ながら、その2人に入ってしまっています。


通過した注目選手では、宮里美香、 前田陽子、三浦桃香などの名前が見られ、ファイナルQTでツアー出場権を得られるQTランキング上位を狙います。


私が応援している小橋絵利子プロは、初日はイーブンの72ストローク30位タイでしたが、2日目に2打スコアを落とし43位タイに後退していました。
3日目で3アンダーとして通算1アンダー23位で無事サードQTを通過しています。


通過者が1オーバーの41人ということから、小橋プロは最終的には余裕の通過のようですが、実際はヒヤヒヤものだったのかもしれません。


その理由は、小橋プロは23位ですが1アンダー7人の中では最上位なのです。
つまり、最終ホールでバーディー以上を取ったことが推測され、他の1アンダーの選手が同様に18番でバーディーだった場合は、17番のスコアも良かったという意味なのです。カウントバック方式での順位付けは、最終ホールから逆に見てスコアが良い方が上位に来ることになります。


このことから、小橋プロは最終ホールとその直前のホールでスコアを伸ばしたということも推測できるのです。
ということは、最終ホールをパーで終わっていれば順位は下がるだろうし、ボギーだったら一気にカットライン以下になったという推測もなりたちます。


ゴルフスコアの1打は、パットが入るか入らないかという微妙な差であり、たぶん本人にとってはギリギリの戦いであったのだろうと推測しています。


それはともかく結果が第一で、サードQTは通過さえすればよいのであり、ギリギリだろうとトップ通過だろうと、その価値は同等です。
苦しい戦いを潜り抜けたという事実が大きく、きっとファイナルQTでも、昨年のようにツアー出場可能な40位以内を確保してくれるだろうと期待しています。


ファイナルQTは来週11月27日から、4日間の日程で兵庫県のグランドオークゴルフクラブで開催されます。
小橋プロは岡山県の出身なので、比較的地元から近い場所での開催になり、きっとそれも有利に働くことでしょう。


小橋プロの来週のファイナルQTへのチャレンジに期待しています。