三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

プロとは違うアマのスコアメイク


今日は楽天1人予約が成立し、阿蘇大津GCに行ってきました。

前日の12時までの天気予報では朝方まで雨で、その雨が午前中は残りそうだという予報だったので、当初2人目と3人目に予約を入れておられた「アプローチの達人」と「鉄人」がそれぞれキャンセルされ、成立は難しいと思っていました。


しかし、4人目に予約をいれていた方がキャンセルされなかったので、成立したのですが、昨日の段階では雨の中でのラウンドを覚悟していました。
しかし、幸いなことに朝方と途中で少し降っただけで、後半は晴れ間も見える絶好のゴルフ日和になりました。

(朝のクラブハウス前はまだ雨で路面が濡れています。雲も厚く、天気が心配でした。)

(大津の打ちっぱなし練習は、ネットの中で打つため50mほどの奥行しかありません。)

(朝の駐車場には、従業員の車が遠くに止まっているだけです。)

(2階の休憩スペースの窓から、映画のワイドスクリーンのような外の風景が見えていました。)

(ちょうど7時ですが、まだガスが立ち込めていて、この時点では定刻7時35分のスタートは無理かなと思っていました。)

(今日は使わないAグリーンの芝刈りもやっていて、朝からご苦労様です。)

(スタート30分前の10番ティーから見るコースは、こんな感じでした。)

(30分もすると、空には晴れ間も見えてきて、若干ですが、ガスも薄れてきました。)


昨夜のうちに天気予報に雨のマークが消えたためか、プロが3人目として入って来られます。


プロはティーチングプロの試合があるようで、その最後の調整ラウンドだということだったので、今日はプロの邪魔をしないように心がけようと考えました。
それは、自分のショットやパットの際に声を出して自分のミスを言わないようにということですが、実はそれは癖になっていて、つい口走ってしまいます。
それでもプロのプレーへの影響を考えて、できるだけ我慢するように心がけました。


この余計なことを言わなかったのが良かったのか、自分のプレーでも好調なラウンドになり、結果的にはプロと同スコアで終わりました。


もう1人の同伴者は、ゴルフ歴4年という51歳の方ですが、なかなかお上手で、3人の中でボギーを打ったら即3番バッターに落ちるという状況でした。


1番パー4は、フェアウェーから7Iで手前にオンし、7mのバーディーパットはショートしてパーに終わりました。



2番パー4はドライバーショットが右目に飛び、ラフに入ります。セカンドはU6でピン方向に飛び、やや奥でしたが、4mのバーディーチャンスに付け、下りの真っすぐを真ん中から入れてラッキーなバーディーゲットでした。


3番パー4はフェアウェーから9Iでピンの手前6mにオンし、バーディーパットはわずかに左を抜けるパーでした。


4番パー3は8Iでグリーンの左ラフに外し、52度で8mのアプローチは1m弱に寄せて、パーゲットでした。


5番パー4は、ドライバーショットがスライスになり、右のバンカーに捕まります。9Iでのバンカーショットはグリーンにわずかに届かず、手前から15yのアプローチを1m弱に付け、ここもラッキーなパーゲットでした。


6番パー5は、フェアウェーからU4で残り40yのフェアウェーでしたが、3打目を52度でやや噛み気味で手前にオンでした。
上りの7mは左に外しパーに終わりました。


7番パー3は、ピン位置が左手前という難易度の高い位置に切ってありました。ここはPWでピンの左2mにオンし、上りスライスラインを決めてバーディーゲットでしたが、大叩きとは紙一重でのバーディーでした。


7番の今日のピン位置では、ピンの右にオンするとパットが止まらず、加速してグリーンから下のラフにこぼれ落ちてしまうのです。
プロは私の球よりわずかに大きかったので、傾斜を戻ってきて、その勢いが止まらずに左下のラフまで転げ落ちました。
同伴者の1打目はプロと同じようなラフで、そこからのアプローチは大きくピンの右にオンし、パーパットは止まらずにまた同じラフに転げ、再度のアプローチもピンの右にオンでした。
先ほどのことがあり、同伴者は今度はかなり弱目に打たれたパットでしたが、また止まらずに下のラフに転げ落ちてきます。
さすがに6打目・7打目とグリーンは狙わずに刻みながらピンに近づけ、やっと9打目でホールアウトされましたが、大津のグリーンの怖さを実感されたようです。
一歩間違えれば、自分も同じような目にあったはずで、グリーン上に止まっていてラッキーというものでした。


プロは技を使って私の内側にアプローチし、私のパットのラインを参考にして見事に寄せ1のパーを取られますが、この辺りの技術はさすがだなと感心しました。


前半を終わってプロがスタート室に「あのピン位置では大渋滞が発生するから、あと2mは右に切り直すほうがいいと思う。」とアドバイスしていましたが、果たしてどうなったでしょうか?


8番パー4では左のラフから52度でショートしてしまいます。プロによるとラフやフェアウェーでさえも順目逆目があり、8番は逆目になるためショートしやすいとのことでした。
ピンまで7mの打ち上げのアプローチはカップを狙ってしまい、奥に1mオーバーしてしまいます。
見た目は普通のパットのようでしたが、カップ手前で大きく左に切れて1m転がります。どうにか返しは入れましたが、こんなに切れるように見えないのが大津のグリーンの難しさです。


9番パー5ではドライバーショットが右に飛んでバンカーインでした。U4でフェアウェーでしたが、残りが150yの距離表示杭の傍でピンが20yほど奥だったので、7Iと6Iだけ持っていきましたが、150y杭は右グリーンのもので、左グリーンはセンター140yほどでした。
8Iを取りに戻ろうかなと思いましたが7Iで軽めにと思ったショットは、あたりが浅く右にスライスして、右グリーン手前の傾斜のラフでした。
ここは上手く寄せようとすると失敗してダボもあるため、無難にオンさせ、下りの6mを狙いましたがわずかに外すボギーでした。


前半は2バーディー2ボギーのイーブンパーで、パット数は14パットでした。
プロは何度もバーディーチャンスに付けますが、4番パー3で奥から3パットしてしまい、1オーバー37でした。
しかし、ショットの質が私とは大きく違い、ほとんどフェアウェーからパーオンし、何度もバーディーパットを打たれますが、大津の難しいグリーンに跳ね返されていました。

(レストランにはクリスマスツリーの飾り付けがあり、もう12月も近いのだと実感します。)


昼食休憩中に、いろいろ参考になる話をプロがしてくれ、なるほどと納得したものです。これは別に記事にしようと思いますが、さすがティーチングプロを名乗るだけあって、聞く者を納得させる内容でした。

(インの前で待つ我々のカートは前方で、後ろは2バックでした。しかし我々のペースが速いため、前半は途中で追いつかれることはありませんでした。)


後半スタート前にも雲行きが怪しくなり、パラパラと降ってきましたが、ほんのわずかの期間だけで済みますが、その後は冷たい風が吹き始め、かなり気温が下がってきます。


後半は、一転してプロのパットが決まり始めます。
10番パー4では、私は右からの下りの4mのフックラインを外すパーでしたが、プロは1mに付けるナイスショットで見事にバーディーゲットでした。


11番パー3では私はU4で打ってはいけない左奥バンカーに入れてしまい、とりあえず乗せてパーパットが打てればOKと考えたバンカーショットは上手く出ましたが、傾斜を止まらず7mも転がってしまいます。
しかし、上りをしっかり打って、われながら見事なパーセーブでした。


12番パー4は、フェアウェーからPWでピン奥4mにナイスオンし、先にプロが5mの下りフックラインを見事に沈められバーディーを獲られ、1アンダーになりました。
しかし、私のバーディーパットは右を抜けてパーに終わりました。

(13番をグリーン左奥から写す。セカンドは必ず池越えになるのがプレッシャーを与えるホール。)


13番パー4はドライバーショットが右ラフになり、池越えを8Iでピンの左6mにオンでした。見た目フックラインですが、奥からも速いため、浅めにフックを読んだら見事に左に持っていかれます。
ここはどうにか1mを入れてパーでしたが、3パットと隣り合わせの読み間違いでした。

(14番パー5をティー後方から写す。ティーショットは先の鉄塔狙いとしている。)


14番パー5はドライバーショットが、さっきまでとは違って左に引っ掛かり左バンカーでした。
U4でフェアウェーに打って、残り70yを52度で手前にオンでした。手前からなのに下りのスライスラインを、ミスヒットしましたがそれが幸いし、カップ手前で止まるパーでした。
プロは、2オンを狙って左グリーン方向に外します。一昨日は、同じような場所から右に打っていたので、左目を狙ったのでしょう。
しかしバンカー越えで、グリーンは左から右に傾斜があるアプローチを上手く打ちすぎてカラーにショートし、ウェッジでのアプローチも止まってしまい、パーパットも外すボギーを打たれました。
これでお互いイーブンになりますが、すぐにプロは取り戻します。


15番パー4は、プロは3Wで私はドライバーで打ち、私が少し先のお互いフェアウェーでした。
プロはセカンドでピンの右1mにナイスオンし、私をそれを見てPWで狙いましたが、やっと手前にオンでした。
長い18mのパットは50cm弱オーバーし、返しを入れてパーでしたが、プロはバーディーとして、また1アンダーに潜ります。


16番パー3で事件が起こります。
オナーで打ったプロのショットは、左やや奥のピンに対し、右からの風に乗って、グリーンから転げ落ち、池に入ってしまいます。
打ち直しを選択したプロは、今度は手前にオンし、ボギーパットは入らないダボを打ってしまい、1オーバーに戻ってしまいます。
ここは池からの処置をされたのなら、ボギーで収まったのかもしれませんが、敢えて打ち直しをされたところが、ショットに納得がいかなかったのでしょう。
私は、強いアゲインストだったのでセンター120yを8Iで右に打ってしまいます。ここもグリーンを横断するような長いパットを下りのフックと読んでカップに近づけ、お先にのパーでした。


17番パー4は、プロも私もドライバーは使わずにフェアウェーウッドでフェアウェーキープでした。
今日のピン位置は60yの奥行があるグリーンの一番奥で、アゲインストの残り170yを6Iで上手く打てた感がありましたが、グリーン上で止まらずに奥にこぼれてしまいます。
プロも同様に奥にこぼし、先にアプローチをされますが、下り傾斜は止まらずに6mほど転がってしまいます。
それを見て、パターを選択しましたが、雨上がりのややぬかるんだライからダフってしまい、いちばんやってはいけない上に付けてしまいます。
ここはカップを狙うと止まらずに3パットするため、一番止まりそうな右に膨らませ、やっと2パットのボギーでした。
プロもパーパットを外し、ボギーにします。


最終18番パー5は、私は右の池を徹底的に避けて、左バンカーを狙てバンカーインでした。6Iでフェアウェーに運び、PWでピンの右上にオンしました。
プロは、フェアウェーからアイアンでグリーン手前に運び、上りをチップインイーグル狙いでしたが、わずかに横を抜け、それでもバーディーとされました。
私の5mのバーディーパットは、下りのスライスを膨らませすぎて右を抜けましたが、返しを入れてパーゲットでした。


終わってからプロが、「これからサドンデスのプレーオフ!」と冗談でいいますが、さすがに次のホールには向かうことはできません。


後半は、1ボギーの37ストロークで17パットで、通算は1オーバー73ストロークの31パットでした。


プロが攻めるゴルフを展開されましたが、対照的に私は守るゴルフに徹し、とにかくスコアロスを避けることを目標にラウンドしました。
プロは攻めてバーディーを獲るゴルフが求められますが、それの反動でスコアロスも起こりやすくなります。
プロは後半は4バーディーでしたが、2ボギー1ダボでイーブンだったのです。


終わってから、プロは「バーディーが取れるようになったから、今日の練習ラウンドは良い練習になりました。お世話になりました。」と挨拶されましたが、こちらこそ一緒に無料でラウンドさせてもらい、感謝するだけです。
同伴者も「ショットの質がアマチュアとは違うね!」と唸っていましたが、それを身近で見れることが幸いでした。


プロは攻めるゴルフ、アマチュアは守るゴルフで結果は同スコアですが、その可能性は大きく違うのです。
しかし、練習量の少ないアマチュアが攻めるゴルフをしてしまうと、反動でスコアをロスする羽目になるのも事実です。
アマはアマのゴルフに徹しなければと改めて思ったラウンドになりました。