いろんなパターの特性
センターシャフトのパターを同伴者が使っていましたが、アプローチをシャンク気味に良くミスされていて、昼食時間にアドバイスされていました。
「センターシャフトのパターは、芯で打ちやすいけど、アプローチのような小さなスイングの際はパターのようにシャフトの延長で打つ癖が付きやすく、シャンクが出やすいので、できれば普通のパターに変えた方がアプローチも安定する。」
という意味のことでした。
また、L字パターについても話されていました。
「L字パターは、芯が狭いので、しっかり打っても芯に当たらずに転がらないため、カップに向かってしっかり打てる。クラブと同じような形なので、アプローチなども上手く打てるため、ショートゲームが上手いテクニシャンが好んで使う傾向にある。」
またパットについても
「3パットを恐れては、バーディーは獲れない。バーディーを狙うためには、返しをしっかり入れる技術も必要だ。」
このほか、ゴルフ場のコースについても道警が深く、休憩中はいろんな話をしてくれました。
「ゴルフ場にとって、バンカーは維持費がかかる場所だ。新しい砂を入れるにも、時間外に人力で行う必要があり、人件費を含めた経費は馬鹿にならない。コース内に多くのバンカーがあるゴルフ場が、コース改造でバンカーを潰す傾向にあるのは経費削減の意味が大きい。」
「ティーインググランドには、微妙な傾斜が作られているが、それらも設計者の意図が反映されている。前ホールでスライスしたけど次のホールではフックするなどは、ティーアップする場所の傾斜が関係することが多い。」
また同伴者も私と同じように思っていた勘違い(?)で、
「常に同じようなスイングをする必要はない。野球でも相手の投手に合わせたバッティングをするように、コースに合わせた打ち方もある。」
またグリーンでのパットの際には
「下りならカップに近づいて素振りし、上りなら球の後方で素振りすると距離感が合いやすい。」
「下りのパットだと、野球のバントのように短く持って『後方に引く』ような打ち方もある。」
などなど、へぇ~というような話をしてくれました。
全てが全て、その通りではないかもしれませんが、特に同じスイングをしなければならないという固定観念があった私たち同伴者は、全員が「ええ~っ!」と思ったものでした。
昼食の休憩時間も楽しいトークで時間を忘れて聞き入りました。