三重苦ゴルファーの日記

68歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

「デジタル思考」ができずに撃沈

今日は楽天1人予約で阿蘇グランビリオゴルフ場西コースでラウンドしました。これまでグランビリオでは「1人目誰でも無料」プランでのみしかラウンドしたことはなかったのですが、今日は初めて2人目に入ってのラウンドでした。

(今日のピンポジは「B」でしたが、最近は「A」か「C」ばかりだったような記憶です。)


今週の月曜日にご一緒した「先生」(当初は「「褐色の名人」とあだ名しようと思いましたが、「先生」に変更しました。)が、ラウンド後にわざわざお風呂場までやってきて、「金曜日は西コースを1人目無料プランで入っているので、来てくれたら2千円キャッシュバックします。」と誘ってくれていて、東コースで予約を入れていたのをキャンセルして西コースに変更したのです。


ところがその後に、「達人」と呼ぶ78歳のゴルファーが3人目で入って来られ、4人目には同じゴルフサークルのメンバーまで入ってきたので、4人全員が顔見知りのラウンドになりました。


「先生」は54歳だったと思いますが、ここグランビリオの友の会メンバーだそうで、丁寧なゴルフをされるお上手な方です。
ブログに書いていいか尋ねたら、「楽しみにしてます。」と言われ、あだ名を何にしようかと迷い、本人に「得意なクラブは?」と尋ねたら「パターかな」との答えがあり、当初は陽に焼けて黒かったし、パターがお上手だったので「パターの名人」もしくは「色黒の名人」「褐色の名人」かなと思っていましたが、職業を聞いたら小学校の先生だったので、そのままシンプルに「先生」と呼ぶことにしました。


1打ごとに丁寧なアドレスをされているなというのが最初の印象で、そんなに飛距離は出なくても、正確なショットを武器に、スコアメイクをされるゴルファーです。
現在は夏休みということで、平日に休みがとりやすく、8月はグランビリオに何度か予約を入れているとのことでした。


「先生」は私が苦手としている15番パー4でピン奥3mにナイスオンし、見事なパットでバーディーとされ、続く16番パー5でも手前からアプローチでチップインする連続バーディーを取られました。
17番パー3でもピンの手前にナイスオンされ、3連続バーディーかと周りではやし立てましたが、ここはわずかに左に切れてパーに終わりましたが、なるほどパターがお上手だという印象です。

(朝はスタート前のカートが並び、ゴルファーの到着を待っています。)


さて自分の反省になりますが、前回同様2番パー4でフェアウェーからダフってしまい、手首を痛めてしまいます。
ここは52度でピンの右1.5mにナイスオンしたのに、パーパットを前回は左に外したのを思い出し、引っかけないように打ったら右に出てしまい、ボギーになってしまいます。
同じホールで同じようなミスをするのは、なにか原因があるわけで、「先生」のように丁寧さがかけているのは間違いないようです。


またグリーン上でも「デジタル思考」ができず、「セカンドでミスをしたからこのパットは入らない。」と自分でストーリーを作ってしまっていました。
「ミスはミス、次のパットにはさっきのミスは影響を与えない。」といいうデジタル思考ができていれば、そのパットに集中できるのでしょうが、最初から入らないという意識で向かえば、入るものも入らなくなります。


その後は5番までパーを重ねていましたが、6番パー4のティーでやってしまいます。アドレスに入ったら「虫」が耳元近くで「ブーン」と飛び回り、いったんアドレスを解きました。
そこで最初からルーティンをやり直すべきでしたが、時間を余計に取ったという意識から、打ち急いでしまい、右に大きくスライスを打ってOBになってしまいました。
打ち直しは右ドックを突き抜けてラフまで届き、残り145yだったのに漠然と7Iで打ってしまい、大きくグリーンをオーバーしてしまいます。
この辺りは雑な取り組みをしたなと反省しましたが、後の祭りです。
「先生」は自分の時間を使って、常に丁寧なアドレスに入られますが、見習わなければと反省しました。
結局、奥からのアプローチを2mに付けましたが、やはり「入らない」というストーリーを作ってしまい、結果も外すトリプルになりました。


どうしても「流れ」という「アナログ思考」になってしまい、「流れ的にはここは外すだろう。」というマイナス思考の元でプレーに入っていれば、入るものも入らなくなります。


8番パー4でもパーオンして長いバーディーパットを1mに寄せて後、「鉄人」が長いパーパットを決めたのを見て、「先にパーを取られたら入らないかも」という思いの元、打ったパットは案の定外してしまいます。
「デジタル思考」では、他人のパットが入ろうか入らないかに関わらず、そのパットは自分のパットとの因果関係がない、入るか入らないかは自分の打ち方次第だという考え方ですが、やはりまだできないのです。


9番パー5では2打でグリーン手前のバンカー淵まで飛んでいたのに、ピンの手前にピッタリ付けようなどという欲が起こり、ダフってバンカーインしてしまいます。
結局バンカーからは出ただけで、ボギーパットも決めきれないダボになりましたが、ここも2mのボギーパットを打つ際は、「流れ的には入らないな」と諦めて打ってしまっています。


結局、前半は2ボギー、1ダボ、1トリの7オーバー43スコアで18パットでした。

(阿蘇の北外輪山を望む。好きな風景です。)


10番から13番で連続パーオンして2パットのパーでしたが、ここでも強気のパットは打てずに刻むパットばかりでした。


14番パー4は比較的相性の良いホールでしたが、今日はUTのフェースが少し被っているかなと思いながらのショットが、大きくフックしてOBになってしまいます。
実は10番でも同じクラブで右目に飛んでいて、このホールも右目でも良かったのに、なんとなく被ったまま打ってしまいました。
打ち直しはスクエアに直して、右目に飛びましたが、そこから7Iで左にオンし、2パットのダボだったので、右でもフェアウェーなら全然問題ないはずだったのです。


15番ではセカンドを奥に外し、アプローチも3mが残り、ここ入らないだろうなと諦めつつ打ったらやはり外してしまいます。
ここは「先生」が奥から3mをねじ込みバーディーとすると、「鉄人」はピンの手前2mに付けていましたが「蓋をされた!」と呟きながらのバーディーパットはカップに蹴られてしまいます。
ここも「先生」のバーディーパットは「鉄人」のバーディーパットに心理的には影響を与えても、上からと下からの違いで転がり方も切れ方もまったく異なっていて、「デジタル思考」では「蓋をされる」ことなんてある訳がないのですが、やはり「アナログ思考」で最初から入れようという意識が欠如してしまったようです。


途中から右手首も痛み出し、満足なショットが打てなくなりましたが、いつも最終ホールで苦労するのに今日は皮肉な結果が出ます。
右手をかばって、左手一本でスイングするような意識でのドライバーショットが、大きく飛んでしまったのです。
普段はセカンドをU6や6Iで打つのに、今日はピン位置が手前という状況でもありましたが、残り110yの打ち上げでPWを選択し、ショットはピン方向に飛んでいきます。
グリーンに上ってみるとカップのわずか手前に落下し、ピン奥1mにナイスオンでした。この軽いスライスラインを沈めて、バーディーが来ましたが、いつも苦労するホールが簡単にパーオンできたことに驚きでした。


右手が使えなくても飛距離が出ていたことに驚きで、いつもいかに余計な力が入っているかの証拠のようです。


後半は最後のバーディーが効いて、1バーディー、2ボギー、1ダボの3オーバー39スコアで17パットでした。
通算は10オーバー82スコアで、35パットでした。


不用意なOBを2発も打ってしまったので、80切りは端から無理だと思っていましたが、ゴルフは最後にホールアウトするまで分からないことも事実です。
ショートパットを決めて32パット程度に抑えていたら、80切り出来ていたわけで、9番での欲を出さずにオンさせて2パットのパーを取りに行っていれば、ダボは少なくともなかったはずです。


それもこれも「タラレバ」ですが、これを反省の糧として今後同様の状況では、しっかり意識しようと思います。
併せて、自分で勝手にストーリーを作らない、次のショットやパットは前のショットやパットに少なくとも物理的影響は受けないという「デジタル思考」を意識してラウンドを
やってみようと思います。


その前に、痛めた右手首をしばらく安静にして回復させないと、ゴルフもソフトボールも出来ないのです。
幸い、お盆休暇に入るため、ソフトボールの練習は無く、ラウンドは明日は休みにして、来週は様子を見て予定を入れようと思っています。