三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

「流離のゴルファー」は無事だった

今日も赤水の帰りに南阿蘇の「流離のゴルファー」の自宅を探しに行きました。まず、近くにある駐在所を尋ねましたが、土曜なので誰もおらず、警察にお願いすることは諦めます。


結果的には、これが良かったのですが、その後に電話をかけてみると、なんと「流離のゴルファー」が電話に出たのです。
「今どこですか?」と聞いたら「自宅に帰るところだよ。」と返事があり、「近くまで来ている。」と言ったら、待ち合わせ場所を指定されました。


車に乗った「流離のゴルファー」は元気そうで、「後ろを着いてきて!」と言って先導されます。
熊本地震で不通になり現在は使われていない長陽駅がカフェとして営業されていて、そこに連れていってもらいます。


「この数日、電話したけど応答がなく、孤独死でもされているんじゃないかと心配していました。」というと、「この数日は忙しかったので、携帯を見てなかった。」と答えられ、携帯をチェックして「あっ、たくさん電話してたんだ。ゴメンゴメン!」と謝られました。


コーヒーを飲みながら、北海道などの話をしていましたが、ふと「流離のゴルファー」が「彼女ができた。」と呟かれます。


「えっえ!以前の鹿児島の人じゃないんですか?」と聞くと「最近、ここのカフェで知り合った熊本市の43歳。」と答えがあり、また驚いてしまいます。
「ここの店員も口説いたけど、結局、客で来たその女性と付き合うことにした。」と笑顔で説明がありました。


「流離のゴルファー」は確か今年72歳にはなっているはずです。もう立派な老人ですが、なんと若々しいことでしょうと感心しました。
どうも、その女性とのことで忙しくて携帯などをみる暇がなかったようです。


「籍とか入れるのですか?」と尋ねると「自分も相手も望んでいないし、相手の母親も望んでないから」と答えられ、同世代の母親とも会っていることが分かりました。


「危うく警察に捜索願を出そうかと思いました、、。」と言ったら、「警察は困るよ。」と笑って答えがありました。


「骨折はどうですか?」と聞いたら、「自分で直した。」と言われ、またびっくりしてしまいます。
「骨折なんて、自分で治療できるから。ギブスを作ってしばらく固定し、今はリハビリしている。ゴルフもやってみたけど92だった。」と笑って言われました。


とりあえず元気そうだし、面倒を見てくれる女性も見つかったのであれば、心配はいらなそうです。
「でも、変な女性じゃないでしょうね?毒殺とかされない?」と言ったら、笑って「そんな女性じゃないよ。いろいろ最初は試して見て、どんな女性か様子はみたよ。指輪は買ってあげた。」とのことで、入籍しなければ財産目当てとかではなさそうです。


1時間ほど話していて15時半になり「16時に仕事が終わって彼女が来るから。」と言い出し、帰りたそうな感じでした。


心配していましたが、やはり「流離のゴルファー」のとおりに、人生そのものも自由な生き方をされているようです。
「次は台湾から来た人とゴルフをするから、来る?」とあり、「都合が付けば」と答えると「また電話するから」と言って別れました。

(1番パー4は打ち下ろしで、410yほどあるホール。見た目はこんな感じ。)

(1番ティーのすぐ後ろはホテルの客室です。現在は10組以上の予約でないと受け入れてません。)

(赤水のバンカー練習場。打ちやすい砂質です。)


さて赤水でのラウンドですが、そこそこに進んでいたのに、5番パー4でドライバーショットを右に曲げ、木の下を抜くしかないシチュエーションで、UTを取りに戻るのを面倒がり、持っていた8Iで被せたショットをしたら木に当たって大きく右に跳ねOBになってしまいます。


UTを取りに戻り、今度はグリーン奥に打ち込み、アプローチが傾斜を転がって手前にこぼれ、そこから寄せきれずのOBダボの+4という大叩きをしてしまいました。


今日もパットが一筋違って、入りません。同伴者が「いつも惜しいパットだね。」と感心されますが、入らなければどんなにラインを読み切っても同じことです。


結局、5番だけの大叩きでスコアを崩し、そのほかはほぼいつもの通りのスコアになりました。
明日は赤水の月例がありますが、月曜火曜と阿蘇グランビリオの1人予約が成立しそうで、さすがに4日連続で阿蘇に通うのも疲れるため、月例は不参加にして休養日に当てようと思っています。


とりあえず、今日は「流離のゴルファー」の無事が確認できて、ホッとした一日になりました。

(レストランの壁に社長杯と理事長杯の今年の優勝者名のプレートが貼られています。延べ10人の優勝者ですが、複数回優勝者が多く、実質は5人だけです。HDCP5の女性の方が3勝しています。私は2017年の社長杯は決勝で負けているので、今年はリベンジになりました。)

ソファールームには、優勝カップに名前が刻まれ、優勝者の写真が飾られています。優勝者の写真は、最も新しい優勝者のみで、両脇が2018年で中3つは2017年のものです。
実は、今年のシニア選手権を密かに狙っています。)

(左の理事長杯の写真。これを葬儀の際の写真にしようかな?)

(右の社長杯の写真、帽子を被るのを忘れてました。優勝カップに触れるのは、表彰式とこの記念撮影時だけです。それ以外は、鍵のかかったガラス棚に保管してあります。)


9月にはクラブ選手権とシニア選手権及びグランドシニア選手権が同時期に実施されます。
できればクラブ選手権を狙いたいところですが、さすがに若手の飛ばし屋が多く、10年前ならいざ知らず、飛距離で後れを取りそうです。
今のところ、シニア選手権に出場予定ですが、あまりラウンド経験のない「外輪コース」も使用されるため、その準備がこれから必要です。