三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

前半は不運で後半は幸運のラウンド

今日はN.G.B.メンバーの「やなぎさん」からお誘いがあり、午後から北広島GCの南コースでラウンドしました。
N.G.B.とは「North  Golf  blogger's(北のゴルフブロガー達)」の略だそうで、ゴルフ関係のブログを書いている方々が集まって練習会やコンペを行い、それが友人や家族まで広がっているという札幌のゴルフサークルです。


やなぎさんとは、今日が初めての体面でしたが、N.G.B.メンバーの中では上級者と聞いていて、ご一緒する他のメンバーもやなぎさんのお師匠さんとそのお弟子さん?の女性ということで、若干緊張気味に出向きました。


初体面のやなぎさんは、会う前に持っていたイメージよりおじさん(失礼!)で、安心しました。
今日はお師匠さんによると、これまでにないような安定したゴルフを展開され、もう少しで80切りになりそうなスコアで回られたようです。


ただドライバーのバックスイングで悩まれているようで、途中ではお師匠さんからクラブを引く方向など、かなりチェックがあっていました。


お師匠さんは、競技ゴルファーとのことで、全道シニア出場を目指しておられ、今日も安定したドローの球筋で、70台のスコアでさすが上級者というゴルフを展開されました。


お弟子の女性の方も、同じレギュラーティーから回られ、やはり競技志向のようですが、途中途中では師匠からの的確なアドバイスやワンポイントレッスンなどもあり、時折素晴らしいショットも打たれていて、すぐにシングル入りしそうな方でした。


さて、私は今日もボギーをベースにしたゴルフを目指していましたが、前半で大叩きがあり、スコアメイクに苦労させられ、90叩きもありそうな展開になってしまいます。


北広島GCの南コースは、距離はないもののかなりトリッキーなコースで、前半はその罠にハマってしまい、スコアを崩してしまいます。

(スタート前にバンカー練習をしたのに、実戦では2度もトップ球を打ってしまいました。ヘッドアップする悪い癖がなかなか治りません。)


1番パー4は短い右曲がりのホールなので、19度UTでのティーショットでした。
フェアウェーからセカンドの残り距離で迷います。表示杭はエッジ表示とのことですが、持っていたナビとかなり距離が異なります。
ただときどきこのナビは距離を間違えるため、今日もナビが間違っていると思い、残り120yと思っての9Iのショットは大きく、奥ギリギリのグリーンオンでした。
手前のカップに16mほどのバーディーパットは、予想より右に切れてしまい、残った2mわずかに左に外すボギーでした。
この時は、仕方ないと思い、ボギーでもOKと考えましたが、この予想外の切れに寄り、その後のパットに悉く迷いが出て、入れたい距離が全く入りませんでした。


2番パー4はやや左曲がりの長めのミドルで、ここは左のバンカー越えにフェアウェーにナイスショットでした。
しかし、セカンドの6Iを力んでしまい、左のラフに打ち込みます。つま先下がりのラフから50yをピン方向に打ち、ホッとしてグリーンに上ってみると思ったより奥に2mも転がっています。
このパットも左に外してしまい、ボギーになりました。


3番パー5で事件が起きました。このホールは、右ドックで右バンカーの左方向にゼブラポールがあり、これまで230yの目標になるポールのはずでした。
ドライバーでポールの右に飛んだのに、奥のカート道路で直接跳ねて左に飛ぶのが見えます。
ええっ~!と思いながら、今度は19度UTで暫定球を打ったら、ポール方向の曲がり角フェアウェーギリギリでした。
たぶん、このポールは200yしかないようで、せっかくのナイスショットが馬鹿みたいになってしまいます。


かなりガックリ来て、U4で右に打ち出して木の下に打ち込み、前の木々のほんのわずかな隙間を8Iで抜くスーパーショットでオンしましたが、奥からのパットは転がらずにショートし、残る1mも外すトリプルになってしまいます。


このトリプルで、せっかくの「ボギーなゴルフ」が大きく狂ってしまいました。


4番パー3では8Iが右に出てバンカーインになり、バンカーショットはトップしてオーバーし、アプローチを2mに付けましたが、このボギーパットも右に外すダボになってしまいます。
前半はグリーンが全く読めず、しかたなく真っすぐ目に打つと曲がってしまうという展開で、どうにもこうにも上手くいかない苦しい状況でした。


5番パー4は、ドライバーショットはフェアウェーで、8Iでピンの手前にやっとパーオンを果たします。
8mのバーディーパットは右目にショートしましたが、やっと初パーが来ました。


6番パー4はドライバーショットがスライスして右ラフでした。右前方に木の枝がピン方向をブロックしているため、ラフからでしたが大きめの8Iでスライスをかけようと打ちました。
少しかかってグリーンの左中央にオンしましたが、手前のカップへの7mのバーディーパットは下りが止まらずに1.5mもオーバーし、この返しも右に外すボギーになりました。
先ほどまで下りと読んでも転がらなかったパットが、上手く距離を合わせた手応えだったのに余計に1mも転げるもので、またまた混乱してしまいます。


7番パー4は19度UTでフェアウェーでしたが、残り距離でまた表示杭とショットナビが合わず迷います。
ショットナビはセンター130yと出ているのに、表示杭では150yあったのです。下りだし、8Iでいいかなと思ったセカンドは、グリーン左奥にオーバーしてしまいます。
実は「距離表示杭はセンター?エッジか?」と尋ねたら「エッジ」と答えていたお師匠さんが、「センター表示かも」と言い始め、やっとオーバーばかりする原因が分かりました。
ここは上手く寄せようと欲張ってカラーにショートし、パターでの寄せも2m残って、今日は入らない距離だと思いながらのパットはやはり外すダボでした。
さすがに距離を間違ってオーバーばかりしていては、寄るものも寄らなくなります。


8番パー5は、3打目をPWで打ち、2パットのパーでしたが、やっとグリーンを狙うショットが安心して打てるようになりました。


9番パー3はピン筋に打てましたが、先に同じようなラインの9mをお師匠さんが決めてバーディーとなり、同じラインなのに5mの自分のパットはスライスせずに左に外すパーに終わります。


前半は、3ボギー・2ダボ・1トリの10オーバー46スコアで、なんとパット数は21打でした。
やはりグリーンへの距離をセンターかエッジかで間違えると、奥に付いてしまい、厳しいパターが残ってしまうのは当たり前で、このスコアも仕方ありません。


しかし、8番・9番とパーが来たため、後半こそは「ボギーなゴルフ」を目指そうと考え、90叩きを避けるため諦めないと自分を叱咤激励しました。


10番は左ドックでセカンドから右の池を右曲がりに刻むパー5です。ここは19度UTでフェアウェーに打ち、U4のショットはフェアウェーの傾斜で右ラフに転げましたが、3打目を52度でピンの左3mにナイスオンでした。
しかしこのバーディーパットはカップに蹴られ、パーに終わります。


11番パー3は9Iで左にオンし、5mのバーディーパットは右に切れるパーでした。

(12番はこんな感じ。10番パー5のセカンド以降も似た風景でした。南コースは似たような風景のコースが多く、初めてだとなかなか記憶に残りづらいのです。)


12番パー4は、ここも右に池が絡むトリッキーなホールです。19度UTのショットは左目のフェアウェーでしたが、左足下がりでつま先下がりと難しいライで、7Iのショットは右に出て手前のバンカーインでした。
バンカーショットは先ほどと同じトップ気味に奥のラフに打ち込み、52度のアプローチは2mショートしましたが、今日は入らなかったこの距離が入り、ピンチをボギーで凌ぎます。


13番パー4はドライバーショットはフェアウェーで、9Iで手応えよくピンそばに打ちました。
グリーンに上ってみるとカップ右1m強にナイスオンしていて、ここは慎重に沈めてバーディーゲットでした。


14番パー4は初めてのオナーになりましたが、ティーショットがスライスして右バンカーでした。
7Iのショットは右に出て手前のグラスバンカーです。やなぎさんと同じような場所で、「ここをピンに寄せようと思うと、たいてい手前にオンできないので、とりあえず乗せてボギーでもいい。」とつぶやきながらのアプローチは、予想外に止まってくれて1mに付き、ラッキーなパーが来ました。


15番パー3は7Iでピン筋かなと思ってグリーンに行ったら縦位置でかなり手前でした。6mのバーディーパットは右目にショートしてパーに終わります。


16番パー4は、ドライバーでフェアウェーに打ち、ピン位置が手前だったので52度で打ちましたが、バックスピンでカラーに戻ってしまいます。
5mをパターで狙いましたが、カップに蹴られ、パーに終わります。


17番パー5はドライバーショットがスライスになり、右バンカー手前のラフでした。U4のショットは天ぷら気味で、フェアウェーから9Iで右バンカーに打ち込んでしまいます。
バンカーショットは短いと思いましたが、傾斜があってピンに寄り、1m強を入れてラッキーなパーでした。


18番パー4は右ドックのセンターにナイスショットしましたが、左はダメと聞いていて7Iでスライスするのに右を狙ってバンカーインでした。
ここは距離のあるバンカーショットは、真ん中までしか飛ばず、左奥のカップへのパーパットはショートするボギーでした。


後半は、距離表示の迷いがなくなった分、安心してセカンドが打てるようになり、1バーディー・2ボギーの1オーバー37スコアで、13パットでした。


通算は83スコアで34パットと、普段のスコアとパットになりました。


前半は距離間違いばかりで、奥に打ってしまうケースが多く、奥からは寄らないか3パットばかりという、「奥はダメ!」という鉄則が良くわかるゴルフになりました。
後半は、一転して手前からだと寄せも効くようになり、パット数が劇的に改善したのは、我ながらおかしいほどでした。


前半は1人だけ大きくスコアを崩し、苦しいラウンドになりましたが、落ち込まないでラウンドを楽しもうと自分に言い聞かせ、腐らずに取り組めたことが良かったようです。
3番のOBはナイスショットしたため突き抜けたわけで、気分的には悪い手応えではありませんし、木々のほんの隙間を抜くショットを思ったように打てたことも、楽しい手応えでした。


さすがにお師匠さんのショットは上級者という素晴らしいものでした。安定したドローで、飛距離も出ていて、全てのドライバーショットは10yは置かれていました。
ドローなのでランが出る分だと思いますが、途中で話をしていて「どんなに飛距離が出ても正確性がなければスコアは纏まりません。」と言っていて、飛距離と正確性のバランスが良い、さすが競技ゴルファーだと感心しました。


さて、明日は元々は滝川市民ゴルフ場のシニア選手権でしたが、大雨によるコースの冠水で7月末まで閉鎖が決まってしまい、試合への出場が無理になりました。
シニア選手権を獲れると「2018 年度北海道シニアチャンピオンズゴルフトーナメン ト」への参加が可能ということだったので、そのときはまた北海道に来るぞと密かに狙っていました。


もしかするとお師匠さんと全道大会で顔を合わせる機会があったのかもしれませんが、それも夢になりました。
これも運命だと思い、諦めることにしましたが、また機会があれば参加するつもりです。