三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

近場のマオイリゾートは本当に難コースだった

今日はゴルフメンバーズというサイトで募集のあった、マオイゴルフリゾートでのラウンドに行ってきました。

今日の同伴者は千葉の上級者の方とそのお連れの方、そして福島から来られた年配の方で、全員すでに3ラウンド目の顔合わせです。

昨年、北海道に来る前に岩見沢周辺のゴルフ場を探した際に、グーグルマップでゴルフ場らしきコースがあることは上空からの写真で知っていましたが、マオイゴルフリゾートはマップにリンクされたHPが開かず、閉鎖されたゴルフ場かなと思っていました。


そのためラウンドする機会はなかったゴルフ場ですが、今年は千葉の上級者が募集されていて、また再開されたのかなと思いましたが、スタート室のフレンドリーなおばちゃんにその話をしたら、「クラブハウスは昨年改修がされましたが、コースはずっと営業していますよ。」と笑われてしまいます。


そして「このコースは北海道で2番目に難しいと言われるコースです。」とも付け加えられ、難しいとは聞いていたけど「本当なんだ」と改めて思いました。
「アプローチ練習場はありますか?」と尋ねたら「600mほど離れているので、カートをお貸ししますので、バッグを積んでいってください。」とのことで、2人乗りのカートを無料で貸し出してもらいました。

(バンカー練習場は、コース同様の作りで左側のグリーンも本格的なものでした。)

(アプローチ用のグリーンも本グリーンと同じ状態で、砲台の2段グリーンになっています。)


アプローチ練習場まで確かに歩いていくのは大変ですが、練習場のグリーンは本グリーンと同様のレベルで、ピンフラッグも立っていて、最初は「ここはもしかしたらコースのグリーン?」と心配するほどです。
しかし、周りは打ちっぱなし練習場と練習グリーン(こちらはよく練習グリーンにある短いピン上のものが2つ立っていたので分かった。)なので、ここはバンカー練習場だと確信しました。


一般的なゴルフ場のバンカー練習のためのグリーンは、グリーン面が硬めだったり全くグリーンとは言えない場合がほとんどですが、マオイゴルフリゾートは本グリーンと全く同じ状態にしていることに感激しました。
こんな練習場だったら一日中でも居たいなと思うほどで、こんなところにゴルフ場の姿勢が垣間見え、好感度は一気に高くなりました。


クラブハウス内部もきれいで雰囲気が良く、コースも難しく、文句のつけようのないコースだと思います。
今日は食事付き6,700円でしたが、食事は限定メニューだということで期待値は高くなかったのですが、頼んだオムライス(残念ながら写メをとるのを忘れました。デミグラスソースがふわふわオムレツの上にかけてありました。)はホテルのメニューにあるようなレベルで美味しく、同伴者もそれぞれ頼んだ料理の質に大満足していました。

(グリーンの速度は9ftとのことですが、普通の速さだと感じました。)


コースはマオイ・ワッカ・ぺケレと各9ホールがあるようですが、今日はマオイからスタートし、ぺケレに後半は回りました。

(1番のセカンド地点からの風景。グリーンまで下り傾斜で、グリーン手前50y付近にクリークがあるので、2オンは無理っぽい。)


マオイコース1番パー5は、右ドックのロングでグリーン手前にハザードがあるホールです。
ここはドライバーショットが軽いフェードでコースなりに曲がり、フェアウェーにナイスショットでした。
しかしグリーン手前50y付近にハザードが横切るため無理せず7Iで刻み、残り100y付近の平坦なフェアウェーからPWで大きく奥のラフに打ち込んでしまいます。
後で気づきましたが、ここは残り距離がセンター表示だったのです。
U6で転がしたアプローチは傾斜を4m転がってしまいましたが、返しのパットが入り、幸先良いパーでした。


2番パー4は1打目が打ち上げで、2打目から打ち下ろしになるティーからは先が見えないホールです。
ここはドライバーショットは当たりましたがやや左目で、カート道路で跳ねて左のラフでした。
つま先下がりで左足下がりのラフから、8Iでのショットは当たらず、フェアウェーからPWでピンの右5mにオンでしたが、このパーパットは右を抜けてボギーでした。
ラフの粘っこさがかなり厄介な感じです。

(3番は正面に池が見え、グリーンまで右サイドが池になります。)


3番パー4は左曲がりで途中から右サイドは池がグリーンまで続くホールです。
ここはドライバーショットは当たってフェアウェーで、7Iのショットで手前にオンでした。
14mのバーディーパットは思ったより右に切れ、2mのパーパットは打ち切れずのボギーになりました。
ここのグリーンは奥半分の右がかなり下っていましたが、その大きな傾斜で左半分の傾斜が見えにくく、スライスを小さく見たのが3パットの原因です。


4番パー3は、池越えになり8Iでどうしても大きめに打って、奥にオーバーしてしまいます。
グラスバンカーのような凹みから58度でザックリショートして、カラーから下りと思った4mはショートしてダボのピンチでしたが、残った1mをどうにか入れてボギーで凌ぎました。
ここはまずオーバーしてもグリーンオンを優先すべきですが、ナイスショットをしていたのでどうしても寄せ1を狙って罠にハマってしまいました。


5番パー4は軽い右曲がりで2打目が打ち下ろしになり、グリーン右には池があるホールです。
ここもドライバーショットが当たりましたが、52度で右手前のカラーにショートしてしまいます。
パターで左真ん中にカップに対し、左を抜けて1mオーバーしましたが、返しを入れてどうにかパーゲットでした。
フォーティーンのウェッジは、前に行きにくいので、最近は80yほどはPWで打っていますが、ここもPWでライン出しで打つべきでした。


6番パー4は、軽く上りの真っすぐ目のホールです。ここも1打目はドライバーでナイスショットでしたが、セカンドは距離を迷います。
持っているショットナビではエッジまで90yと出ているのに、100yの表示杭は10y先だったのです。見た目は距離がありそうで、ここもまだエッジ表示と勘違いしていて、9Iで打って右に大きくオーバーしてしまいます。
52度のアプローチはフェースを開き、ラフから勢いを殺そうとしましたが、落ちどころが狙いより少しずれ右方向に転がり、2.5mのパーパットはショートしてボギーになりました。


7番パー3は右からの風でピン位置は左奥でしたが、9Iで引っかけてしまい左バンカーインでした。
同伴者の2人も同じバンカーで、先に千葉の上級者がざっくりし、次に福島の方も出ただけというショットを見て、柔らかく打つべきところを強めに打ってしまい、下り傾斜を止まらずに転がってしまいます。
上りの5mは打ち切れず1mショートし、このボギーパットもカップに蹴られてダボになってしまいました。
朝のバンカー練習では良い感じだったのに、寄らない側のバンカーに打ち込むことが大叩きの原因です。


ここまでティーショットは良いのに、マネジメントが悪く、併せてアイアンの精度も悪いため、なかなかスコアメークができていません。
次のホールは、まさしくマネジメントの誤りでした。


8番パー5は池を右回りにぐるりとコースが作ってあります。フェアウェーまでどれほど打てば良いかわからず、同伴者が計測してくれた2本の木まで170yで右の1本の木まで230yと聞き、230yの木を奥の木と勘違いしてしまいますが、フェアウェーが近くに見えてしまったのです。
そのためフォローの風でもあり、コースを打ち越すかなとドライバーショットを弱目に打ってしまいます。
手応えは良かったのに、落下地点で球が見えなくなりました。池を超えたラフに入ったようです。
当初は奥に打ち越したと勘違いしていたのは、奥の木が230yと勘違いしていたためで、コースで振り返ってみると一本木の先で池を超すためには230y必要と分かり、見た目に惑わされていたと気づきます。
1ペナで、先の池の手前に7Iで刻みましたが、これは刻みすぎでもっと先まで打つことができましたが、この辺りもコースが分からず安全に打ちすぎでした。
フェアウェーから6Iで上手く乗った手応えでしたが、グリーンに上ってみると手前にショートしていて、アプローチはピンの左奥1m強に乗せましたが、このパットを右に外す5オン2パットのダボになりました。


池越えの右曲がりで右方向は距離が長く、左側に安全に打てば良いものを、打ち越すと勘違いしていれば、こんな結果になることは当然です。
どうしても景色に惑わされ、正確な距離が把握できないのは、初めてのコースなので仕方ありませんが、だからこそ安全策を取るべきでした。


9番パー4は軽く打ち上げになる距離のあるホールです。ここは力んだドライバーショットが右ラフに入り、つま先上がりのラフからUTで右方向に打ってしまいます。
コースが分からないため、どこまで飛んでいるか見当がつかず、先に同伴者の球探しで時間を使い後続組も待っていたため、千葉の方の「ノーペナでその辺りからいきましょう。」という言葉に甘え、乗せて2パットのボギーでした。
本来はボギーではないのですが仲間内の「落ち葉」ルールというものがあり、それを適用したようなものです。


前半は、上りの3ホールで大きくスコアロスをしてしまい、スコア45(若干おまけ有りのスコアですが)で18パットでした。


後半はスルーで、前が空いているというぺケレコースに向かいます。

(グリーンは中央奥にあるが、コースは谷を挟んで左右にあり、どちらで攻めるかプレーヤーの判断に任せられる。写真の千葉の上級者はチャンピオンティー使用なので左側を選択されました。)


ぺケレコース1番は、谷がコース途中にあり、1打で右の谷超えを狙うか、左からセカンドで谷超えに狙うか選択肢のあるホールです。
ここは右のバンカー方向に打ちましたが、フェアウェーでも左足下がりになっていて、セカンドはPWで右奥にオーバーしてしまいます。
下りと思った寄せをU6で転がしましたが、思ったほど転がらず、残った2mもショートしてボギーになりました。
ここは福島からの同伴者は、左に打ってセカンドを林超えにナイスオンし、バーディーは逃されましたが見事パーゲットされ、攻めの選択肢の違いで結果が変わってしまいました。
しかしこんな選択肢をプレーヤーに与えるコースは面白いと思います。


2番パー3は谷超えのホールです。ここは8Iでピンの左奥に打ちましたが、傾斜で戻りオンでした。
上りの10mのバーディーパットはショートしましたが、次を入れてパーでした。


3番パー5は軽く打ちあげて、グリーンは軽く打ちおろしになる真っすぐのパー5です。
ここは1打目・2打目とフェアウェーでしたが、3打目を7Iで右手前にミスショットしてしまい、打ち上げのアプローチは奥の4mオーバーし、パーパットは左に外すボギーでした。
せっかくの2打目までの好ショットが、グリーンを狙うクラブでミスショットするとスコアは纏まりません。


4番パー4は、池越えのホールです。ここはドライバーショットが左目に飛びましたが、ファーストカットでした。7Iで右目に出ましたが上手く傾斜に当たりピン方向に転がってピン手前4mにナイスオンでした。
しかし、バーディーパットは左に切れてチャンスを生かしきれません。


5番パー4は池の左を右曲がりに行き、グリーンの右もすぐ池のため、セカンドが難しいホールです。
ここはドライバーショットが上手くフェードしてフェアウェーセンターにナイスショットし、PWで右をケアして左に打って傾斜で少しだけピンに寄りますが、思ったほど転がりません。
5mのバーディーパットは、右に切れてパーに終わります。


6番パー3も池越えで、右に行くほど池が先に延びるホールです。
ここはPWでグリーンの左を狙いましたが、左奥のラフに外し、U6のアプローチは1mオーバーし、返しを左に外すボギーでした。


7番は1打目がやや打ち上げで、2打目がやや打ち下ろしになる真っすぐ目のホールです。
ここは左ラフに1打目を打ち、つま先下がりのラフからPWでミスショットでしたが、右奥にオンでした。
左奥のピンに、フックを予想して右目に打ちましたが、思ったほどは切れずにパーに終わりました。


8番パー5はグリーンの手前100yまでは真っすぐで、3打目からグリーン方向が右になるホールです。
ここは1打目フェアウェーからUTで右目に出て、やや前の木がスタイミーになりそうなラフでしたが、PWで木の左からピンの左10mにオンし、ここはファーストパットを寄せてパーでした。


9番パー4は右ドックで一打目が軽く打ち上げになり、グリーンは大きな砲台になるホールです。
ここもドライバーショットはフェアウェーにナイスショットで残り150y付近でした。
当初は8Iと7Iを持っていきましたが、かなりのアゲインストだったので6IとU6を取りに戻り、結局U6を選択しました。
U6のショットはピン方向に真っすぐ飛び、グリーンで止まるか心配しましたが、ピン奥6mにナイスオンでした。
同伴者2人の参考パットがありましたが、ピン先の下り傾斜を警戒して打ち切れず、パーに終わりました。


後半はショットが良くなり、3ボギーの39スコアで18パットでした。


通算は84スコアで36パットでした。


マオイゴルフリゾートは、まず見た目の左右のこぶが特徴で、まるでちょうど今朝までテレビ中継があった全米オープンの会場のような趣です。
ラフには膝まである細長い草が伸びていて、さすがに球が行きやすい場所は刈ってありましたが、大きくミスをすると打ち込んでロストの恐れもあります。


私はMではありませんが、千葉の上級者が「Mにとっては堪らないコースだ。」と言っているように、池がらみもあり、かなり難しいコースだと思いました。

シニアオープンが来月開催されるようで、これでグリーンを速くするとタフなコースになりそうで、本当にMにとっては堪らない、一般人にとっては「ご勘弁を」というコースになりそうです。


スコアは悪かったけど、もう一度、機会があれば再チャレンジしたいコースだと思いました。
もし、来年も北海道に来ることになったら、千葉の上級者が「まずこのゴルフ場からスタートしよう」と言っていたので、真っ先に参加したいものです。


明日はまた、今日と同じメンバーに4人が加わり、8人で北広島GCの西コースをラウンドする予定です。
彼らとのゴルフは、楽しいラウンドで、明日が最後だと思うとちょっぴり名残惜しそうです。