三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

理事長杯決勝36H 後半

後半の18Hは、前組の方のスコアは分からないため、同組の2人のスコアを目標にして、引き離されないようにという思いでスコアメイクすることにしました。


後半は1番パー4でカラーからパターで寄せてパーゲットの幸先良いスタートでしたが、2番パー4でアプローチを失敗し、せっかくのドライバーの好ショットを生かしきれません。


しかし3番パー3ではUTでオンしてパーゲット、4番パー5でも奥のカラーからパターで寄せてのパー、5番も奥のカラーからの寄せ1パーと好調なショットにより危なげないパーを取ることができました。


6番パー4ではパーパットがわずかに外れるボギーでしたが、この6番は最初からボギーという計算のホールなので予定通りです。
しかし7番パー3は手前のカラーから寄せきれずのボギー、8番パー4もパーパットが入らないボギーと崩れかけましたが、9番パー5でドライバー・UTと完ぺきな当たりでグリーン手前まで球を運び、ここは寄せ1のバーディーが来ました。


この時点で同組の1位の方がグロススコア44で5打差として逆転していて、もう1人の4位の方がグロススコア42でこちらも3打差となっていて、とにかくこのリードを保つように考えました。


お二人とはハンディーの差がありますが、グロススコアで引き離されなければ、ハンディーの差は貯金になると思ったのです。


しかしインの10番パー4でやってしまいました。午前中は長いパットが入り、パーセーブしていましたが、今度はドライバーショットを大きく右の林に打ち込んでしまいます。
このホールは左サイドがOBのため、それだけは避けるといいう「逃げ」の姿勢が大きなミスに繋がりました。


林の中から7Iでフェアウェーに戻そうとしましたが、フカフカの落ち葉の上から当たりが悪く、やっと右ラフに出ただけでした。
残り185yのアゲインストを当初は刻むつもりでしたが、やはりイチかバチかとUTで狙ってしまいます。
グリーン左手前が池のため、右に逃げてしまいバンカーに打ち込むトラブルでした。
バンカーの球は排水溝の筒状の蓋の前でスイングができず、動かせる障害物として抜こうとしましたがビクともしません。
そのため球をピックアップして救済を受けようとドロップしましたが、当然目玉になり、バンカーショットは傾斜を止まらずに池方向に転がり、どうにかラフに止まります。
次のアプローチも寄せきれず、3mのパットも入らずの5オン2パットのトリプルを打ってしまいました。


刻めばダボで済んだのかもですが、どうしてもダボを打ちたくない思いで、もしかすると乗るかもと「願望」のもとにクラブ選択をしてしまいました。
これでガタガタと崩れていても不思議はなかったのですが、幸運が次にやってきます。


11番パー3は、午前中のラウンドでは6Iでフォローの風で180y飛んでパーゲットでしたが、午後からは風向きが変わっていました。
しかし元々ここはボギーオン狙いのホールなので、同じ6Iで打ったら軽くドローしてグリーン手前のバンカーに打ち込んでしまいます。
ここのバンカーは想定外で、10番のトリプルから悪い方向に流れるような嫌な予感が沸き起こりました。
バンカーショットは、「いつも大津GCで練習している打ち方を思い出せ!」と自分に活を入れ、自分を信じて打ったら2m弱に付き、これを入れて「ナイスパー!」と同伴の2人から言われました。


ここのパーセーブが大きかったようで、469yとロングホール並みの12番パー4でも2mを入れてパー、13番パー4でもセカンドを引っ掛けて左の崖下に落として、寄せも10mにだったのにこのロングパットが入るという奇跡的なパーが来ます。
ここのパーで、「もしかすると優勝もあるかも」との期待が沸いてしまいました。


しかしそう思うと、やはりミスが出てしまいます。14番パー5は3打目を左のバンカーに打ち込み、ここはダボは打たないように慎重に出してパーパットはわずかにショートしましたが、どうにかボギーで凌ぎます。


この時点で前半1位の方とはグロススコアの差を詰められていなかったのですが、4位の方がじわじわと差を詰めてきていて、油断はできないと気を引き締めます。


15番パー4でセカンドをグリーン左にオンして、真ん中に大きなコブを超えるパットを上手く寄せてパーセーブして、かなり楽になりました。
残り3ホールをボギーで凌げば、インは7オーバーで後半の18Hは通算も10オーバーとネットアンダーになるため、同組の2人には負けることはないと計算します。


16番パー3はボギーオンの2パットボギーとして、得意の17番パー4ではパーオンしてバーディー外しのパーが来てぐっと楽になります。
最終18番パー5はセカンドをアイアンで刻み、3打目でアゲインストの中7Iで打ったら奥のラフまで飛んでしまいました。
ここはバーディーを取ると80切りと考えていたのですが、余計な欲を出したばかりにボギーが来てしまいます。


同組の2人は1位だった方がグロス87と崩れ、4位の方がグロス81と同点だったので2人とはネットスコアで上回りましたが、前組の2位タイの方が午前中より以上の好スコアを出されていれば、もしかすると最後のボギーで負けたかもと、少し後悔しながらクラブハウスにアテストに戻りました。