人間ドッグに行ってきた
今日は朝から近くの病院で人間ドッグを受診しました。
毎年恒例の行事であり、2月に行くことは以前から決まっていました。
今回は特に大腸検査のうち、全大腸検査を受けることにしました。
いつもはS字結腸検査ですが、病院側から勧められて全大腸検査にしたのです。
大腸検査に関わらず、この歳になればいつどこに癌が発症しているか分からず、念を入れてオプションになる腫瘍マーカーも追加でお願いしました。
8時20分に病院の検診センターに行くと、さっそく身長や体重の測定があり、体重は昨年より3Kg 落ちていましたが、身長も加齢のせいか2センチも短くなっています。
その後、聴力検査や肺活量、腹部エコー検査などを行っていよいよ最後の全大腸検査の順部に入ります。
全大腸検査では、2リットル余りの薬を飲んで大腸をきれいにする必要があり、これがなかなか大変です。
2時間ほどかけて薬を飲み、トイレには15回ほど入ってやっと便が透明になり、いよいよ全大腸検査の始まりです。
その前に胃カメラの検査があるのですが、毎回、胃カメラを飲み込めず、眠らせる薬を使ってやってもらっています。
昨年までは肩に注射されていたのですが、今回は点滴されることになりました。
左手の静脈を探して点滴の管を通されます。「この薬は何ですか?」と尋ねたら「生理食塩水です。後ほど、眠らせる薬を使います。」と言われ、重病人のように点滴袋を持って内視鏡検査室に向かいました。
喉に麻酔をされ、いよいよ検査台の上に横たわります。
最初に胃カメラがあり、その後に全大腸検査があるのですが、胃カメラの前にはもう意識を無くしていました。
しかし全大腸検査が始まると、その痛さで目が覚めてしまいます。以前行った際は、全く傷みは感じなかったのに、今回は麻酔が覚めるほどの痛むがあります。
身体を右に左に返され、そのたびに激痛が走り「あいたた!」と叫びますが容赦なく検査が進められました。
やっと終わると、麻酔も全く冷めていて、着替えに入った場所の隣では、先に終わったおじさんのいびきが聞こえていました。
看護師から大丈夫なら説明がありますと言われ、歩いて医師のところまで行くと、医師から良性だと思うけどポリープ3か所を切除したからと言われてしまいます。
だから痛かったのかと思いましたが、果たして腸の中に痛点はあるのだろうかと疑問に思いました。
例年だと12時には終わる1日ドックですが、今日は8時20分から終わったのが16時と1日かかりのドックになりました。
とりあえず、分かっただけでの説明では、いくつか数値が基準より上回っていましたが、ほど基準値と大差なく、様子観察ですねと言われました。
毎年1回の恒例行事ですが、無事に終わってもうしばらくはゴルフができるようです。